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コロナ後遺症についてーわたしの記録ー

コロナ後遺症の症状や経過について、自分の備忘録として記そうと思います。
「まさか自分がこんなことになるなんて」
今なお、そんな気持ちでいっぱいです。
振り返りながら、思い出したことを羅列しているため、まとまりがなく読みづらい文章で恐縮ですが、同じようにコロナ後遺症に悩む方々へ、ほんの少しでも参考になったら幸いです。


2023年8月にコロナ感染

コロナ感染時の症状

その日はTOEICの試験でした。突然空咳が出るようになりましたが、8月終わり頃から花粉症なので、あまり気にしませんでした。
試験後、外はまだ恐ろしい暑さだったため、今月から通い始めた暗闇キックボクシングとマシンピラティスへ行きました。
夜になっても体の暑さが取れないので体温を測ると37.2度ほどの微熱でした。暑さのためかと思っていましたがその後、一気に体調が悪化。38度代まで熱が上がり、翌日の午後、運良く発熱外来の予約が取れたので、コロナとインフルエンザの検査をするとコロナ陽性でした。
今思えば、猛暑にやられて夏バテ気味で食欲も落ちていたので免疫も落ちていたのかもしれません。
同居している夫も翌日発症しました。

症状:
・2日間ほど39度前後の発熱。頭痛。咳はほんの少し。熱と頭痛だけなのになんだかとても辛い。
・人生で初ヘルペスを発症。自分がヘルペス持ちだったなんて知らなかった
・3日目からは一日テレビを見られるくらいに回復
・食欲はほとんどない。カロリーメイトやウイダーインなどをネットで注文
・4日目頃から、ご飯の味がしないことに気づく。匂いも感じない。夫も私ほどではないが、味が分かりにくく、匂いは感じないとのこと。匂いがしないと腐っていてもわからず怖いので余ったご飯などは極力処分した。
・5日目くらいには洗濯したりできるように。味覚も戻ってきた。
処方箋:葛根湯、カロナール

ワクチン接種について

1回目しか打っていません。接種直後に体調急変したため、念の為2回目以降は打たないことにしました。夫は一度も打っていません。

コロナ罹患前の私について

・スポーツ好きで運動習慣がありました。この2年間は怪我をしたり忙しかったりで、趣味のアイスホッケーも休んでいて、以前ほどの運動量はありませんでしたが、普段から極力体を動かすようにしていました。
・2年前に退職し、この2年間は職業訓練生としてプログラミング系の専門学校に通っています。
・アウトドア派で時間があれば旅に出たり、休日は自転車で遠出してみたり、テニスやダンスや富士登山など、やってみたいことは何でもやってみたがるアクティブな性格です。
・大きな病気はしたことがなく、風邪等で会社を休んだことも少なかったです。

コロナ後遺症のはじまり(9月)

首が動かなくなる

コロナ陽性から11日後。症状はほぼなくなったので近所のコンビニへ行きました。帰宅直後から突如首が痛くて動かせなくなり、ロックがかかったように前屈後屈左右屈曲ほぼできない。昨日買い物行った時はなんともなかったし、今朝もなんともなかったのに。元々スポーツで首を痛めているが、衝撃を何も受けずにこんなふうに痛くなることはこれまでありませんでした。
しばらく寝てたから筋肉が弱って、古傷が痛んだのかもと思い、様子を見ることにしました。

昨日できたことができない。午前中できたことが午後はできない。突如スイッチが切れる感じ

洗濯物を干している途中に、突如スイッチが切れたように動けなくなってベッドへ倒れ込んだり、ある日はベッドシーツを取り替えている間に動けなくなり倒れ込む、という症状が時折起きました。
1、2時間ほど休むとまた起き上がれるようになります。
体調が良くなってきて、洗濯と掃除をできる日があると思うと、その翌日はぐったりして起きているのも辛い、もしくは午前中は元気だったのに午後はぐったりといった、体調の波がとても大きいです。

ものすごくゆっくりしか歩けない

歩くスピードは元々かなり早い方でした。最寄り駅まで徒歩15分くらいですが、毎朝大股で何人もぐいぐい抜いて歩くタイプでした。
でもコロナ感染以降、歩幅はものすごく小さく、トボトボゆっくりとしか歩けず、駅まで何度も立ち止まって休みながら、もう永遠に駅にたどりつかないんじゃないかと挫けそうになるほどしんどかったです。

ふわふわするめまい、時折グルグルするめまい。

子供の頃から低血圧で、良性のめまいを起こすこともあるので、めまいには割と慣れているのですが、最近は起きていませんでした。しかもこれまでのめまいとは少し違う感じがして、とても不安でした。横になったり、寝て翌朝には良くなったりすることがほとんどだったので、あまり気にしないように努めました。

倦怠感というより「意識のある昏睡状態」という表現が近い

ネットでコロナ後遺症を検索すると全身倦怠感という言葉がよく出てくるが、いまいちピンときませんでした。倦怠感とはこういうものなのかなぁ。
言葉でうまく伝えられない感覚。疲れも感じられない体の状態というか。

ネットで検索していて見つけた外国の記事の一説
「意識のある昏睡状態」
この表現が一番しっくりきた。
そう、体がスイッチ切れたみたいに動かしたくなくなり、言葉も発したくなくなる。できない。力が入らないというか、ぐったりが最上級で何もできない。意識ははっきりしているのに。

内科、耳鼻科、整形外科を渡り歩く

  • 首の痛みがまたひどくなり、時折激しく咳こむ症状があり、頭痛もするのでコロナ検査をした内科へ。筋弛緩剤を処方されたが、イマイチ良くならないので同じ病院内の整形外科へ。念の為MRIを撮ることに。結果、異常はなかった。内科にも整形外科にも、コロナ後遺症のことは専門外なので分かりませんと言われました。

  • 「鼻うがいが効く」という記事を見かけたので、人生で初めて鼻うがいをしてみる。そのせいかわからないが、しばらくして頭痛や顔が痛くなったので副鼻腔炎を疑い耳鼻科へ。C Tを撮り、若干副鼻腔炎もあるのでと薬を処方される。最初に診断した医者が、コロナ後遺症に効く漢方薬がある話していたので、その処方も希望するが今日の医者は別の非常勤の先生で、そんな漢方薬はないと言われてしまう。コロナ後遺症のことも専門外なのでわからないと言われる。結局1週間後再診の際に、最初の先生に見てもらい、「人参養栄湯」を処方してもらう。この人参養栄湯は効いた気がする。2週間の処方だったが少し元気が戻ってきた気がしました。

  • 上記のように近くの整形外科に行きましたが首の不調の原因がわからず、いまいち良くならないので、以前から首や腰を痛めた際にリハビリを受けていた別の整形外科でリハビリをしてもらうことにしました。自転車で10分ほどと少し遠いので通えるか心配でしたが、体調の良さげな日に思い切って診察を受け、月に1回か2回のペースで通ってみることにしました。いつも見てもらっている理学療法士さんが、コロナ後遺症に理解があり、体調のぐったり感にとても配慮してくださり、体調を見ながら少しづつ調整してくれるのでとても助かっています。(2024年4月現在も通院しています。)

「やっと治った!」→「またぐったり」→「今度こそ治った!」→「また逆戻り」を繰り返す日々

体力が落ちたままだから余計回復しないんだと思い、体調の良い日は少しづつ散歩したり、自転車で買い物へ行ったり、家で軽い筋トレしてみたりと、体力を回復させなくちゃと思っていました。
朝起きると、気分が良くて「今度こそ治った!もう大丈夫だ!」と思える日があり、そういう日はなるべく活動するようにしました。
しかし、その午後やその翌日はまた逆戻りしたようにぐったりしました。
夏休みが終わり学校が始まりましたが、幸いなことに今月はほぼオンライン授業です。
でも、一日パソコンの前で元気に授業を受けられる日があったと思えば、椅子にぐったり座ったまま、画面をみているのがやっとの日もありました。
体調が全く読めませんでした。こんなことはこれまでなかったので、自分の体が一体どうしたのか、どうしたら良いのか全く分かりませんでした。

コロナ後遺症2ヶ月目(10月)

突如襲われた身体の変な感覚と不安感

ある日の休日、体調が良かったので夫と自転車で近くの公園へ行きました。途中、橋を越えるので登り坂がありました。以前は余裕で全速力で登り切れた坂です。ゆっくりと登ったつもりでしたが、公園へついて少し歩いたあと、突如不安感に襲われました。
いつもの言葉では説明できない感覚です。胸のざわつきがあり、スイッチが切れてしまうような、歩きながら倒れるんじゃないかという不安というか。動悸がするわけでも息切れがするわけでも、めまいがするわけでも、ぐったりするわけでもないのだけど、何かがおかしい。体の様子がなんか変。異常、という感覚です。
ベンチに座ってしばらく休みました。落ち着いてきたので、ものすごくゆっくり自転車をこいで帰宅しました。無事に帰れて良かったと思いました。

ネット記事で「労作時倦怠感」という言葉を見つける

帰宅後、ネットで「労作時倦怠感」「運動時倦怠感」という言葉を見つけました。自分の症状はまさにこれだと確信しました。
普段はだいぶ体調が回復してきたと感じましたが、ちょっと出かけたり、運動したりするとその直後やその翌日に体調が悪くなりました。
体力を戻さなくちゃと、なるべく普段通りに行動しようとしたり、掃除、洗濯、買い物に精を出すと途端に体調が逆戻りしていたのは、まさにこの症状だったのかと納得しました。
この時の主な症状は、微熱、ぐったり感、全身のだるさ、無気力、首肩の痛みや凝り、たまにめまいでした。

常にローテンションで生活するように心がける

「労作時倦怠感」について、体力を戻すべく、病院の指示で運動療法を取り入れたアメリカ人女性が、かえって状態を悪化させて寝たきりに戻ったという記事を読みました。とにかく体に負荷をかけないように生活することが重要なんだと理解しました。
今は辛抱の時間だと自分に言い聞かせ、なるべくローテンションで、一喜一憂せず、頑張らないように、静かに生活するよう心がけるようにしました。

なんとか学校に通うものの、友人とのおしゃべりもままならない日々

普段、学校では友人とランチしたり、休み時間におしゃべりしたり、授業が早く終わる日はほぼ必ずどこかに寄り道して帰っていました。
でも、「人と元気に話す」という行為の後にも言葉にできない脱力感が起きてしまうので、学校でもなるべく人と話さないように、静かにしていました。
「今日も無事に学校へ行って無事に帰って来れますように。授業中に体調が悪くなりませんように」といつも祈りながら通っていました。
オンライン授業の日はいいのですが、登校の日は通学が辛かったです。駅まではものすごくゆっくり歩くので、早めに出なくてはならず、電車で座れないことがほとんどなので、壁に寄りかかってぐったりしたまま無事に着くことを祈っていました。駅の階段はこれまではエスカレーターは極力使わず、一段抜かしで登るタイプでしたが、極力エスカレーターやエレベーターを使い、階段を使う場合もものすごくゆっくり昇るように心がけました。
幸いなことに学校へはなんとか通え続けられたこと、そして記憶などには異変をそれほど感じなかったことが、とても幸いだったと思います。
物忘れや、思い出せないことが増えたという実感はありますが、ブレインフォグで記憶に障害をきたしている後遺症の方の話などを読むと、自分は不幸中の幸いだったように感じます。

友人とのランチや飲み会、イベント等の予定は全てキャンセル。

趣味で毎週活動していたダンス系のサークル活動や出演イベントは全てキャンセルせざるを得なく、以前の同僚たちとのランチ会や飲み会などのお誘いなども全てお断りしました。コロナ後遺症の説明は難しく、うまく伝わらない気がしました。おそらく体験した人にしかわかりません。
社会人学生という貴重な期間の最後の年。時間がたくさんあり、やりたいことがたくさんあったのに、多くのことを我慢しなくてはならないのはとても辛かったです。


コロナ後遺症3ヶ月目(11月)

髪の毛が抜けまくる

シャンプーの後、大量に髪の毛が抜ける症状が出始めました。髪は長く、季節の変わり目には抜け毛が目立つ方ですが、それとは比べ物にならないくらい抜けます。シャンプーやリンスをしつつ、髪を撫でると永遠に毛が抜けるので、恐ろしくなりました。
ドライヤーの後は、床がまるで美容院で髪を切った後みたいに真っ黒になりました。
抜け毛の症状はコロナ感染後3ヶ月ほどで現れるようです。
最終的に髪の毛の量は半分近くに減りましたが、個人的には身体がだるくて動けないとか、息苦しいとか、出かけられない、運動できないといった症状の方が辛いので、抜け毛に関しては割と達観していました。
脱毛はいつか治るだろうし、最悪ウイッグをつければといいや。それよりも身体が早く元気になってほしい。
「悪いものが髪の毛と一緒に体から抜けていってくれてるんだ」と思うようにしていました。
(抜け毛の症状はその後2ヶ月ほどで落ち着き、その後は髪の毛は徐々に増えてきたように思います。翌年の3月には美容院にも行けました。)

「コロナ後遺症外来」へ

3ヶ月が経ち、そろそろ回復してきいるだろうと思っていた矢先、授業中初めてひどいぐったり感が出てしまったり、友人と少しだけランチをした後にひどい動悸がして寝付けないことがあったので、思い切ってネットで見つけた「コロナ後遺症外来」へ行ってみました。
近くではありませんが、同じ県内にあり、電車とバスで1時間以内で行ける病院で、以前住んでいたことのある土地だったのでそこへ行ってみることにしました。

血液検査や呼吸器の検査、肺のレントゲンやCT、酸素濃度、メンタルチェックなどの検査をひととおり行い、どこにも異常が見られないので「コロナ後遺症」と診断されました。
私の一連の症状を聞いた院長先生は、まさにコロナ後遺症で、現在の症状だと中程度だろうということでした。決して軽症ではないので、完治までには半年から1年半ほどかかりますが、症状から見て半年ほどで良くなるのではないかとのことでした。

クラッシュという現象

院長先生は、普通の風邪などは直線的に回復していくが、コロナは良くなってまた悪くなってという波状の回復線を示すということを説明してくれました。
・コロナ後遺症には200種以上の症状があり、多岐にわたる。
・元気になったと思って活動すると、途端に症状が悪化する「クラッシュ」という現象を起こす。
・そのクラッシュは直後に起こることもあれば、翌日や数日後に起きることもあるのでとてもわかりにくい。
・クラッシュを度々起こすと、回復が遅くなるから、なるべくクラッシュを起こさないように生活していくことが大事。
・クラッシュが起きたら、その活動は今の体には負荷が強すぎたと理解し、負荷を減らすという作業を繰り返しながら、クラッシュを起こさずに行動できる範囲を探りながら生活することが大事。
・脱毛は今後も増えてくるかもしれないので、早めに美容院などで相談するといいかも。
・時間がかかっても必ず回復するので、焦らずに地道に少しづつ行きましょう。
・毎日、5段階などで簡易の体調日記をつけるといい。

コロナ後遺症外来での処方箋

・ビタミンB12→神経系のダメージを回復する
・睡眠導入剤→寝付きが悪いことがあったため。でもこれを飲むとふわふわ目眩が起きるので数日後から飲むのやめました。
・補中益気湯→以前飲んだ人参養栄湯が効いた気がしたので、それが良かったが、これも病後の回復を促すようです。

やりたいことをやらないように耐える日々

ネットの記事と、自分のこれまでの体感からなんとなく感じていた症状を「クラッシュ」という言葉で説明していただき、はっきりと理解することができました。当初は頑張って体力を戻そうとして、クラッシュを何度も起こしてしまっていたんだ。でもその後の方向性は間違えていなかった。後は、治ることを信じて、今ははやる気持ちを抑えて辛抱を続けていこうと改めて思いました。

少しずつ良くなっている実感がある。でも波がひどい。

この日から、5段階で簡易体調日誌をスマホのスケジュール表につけるようにしました。
③とか④の日が続き、時々は⑤で体調がいい日も出てくるようになってきました。
ただ、波がものすごくあります。
どうしても、少し体調がいいとすぐ動きたくなってしまうので、抑えて生活することが大変でした。動くといっても、自転車で少し遠めのスーパーにゆっくり行ってみるとか、その程度のことなので、「こんなことでもダメなのか」と、クラッシュを起こさない程度を見極めることがとても難しいです。

ため息が出るようになる

ぐったり感より、時折ため息が出るようになりました。
苦しさはないのに、なぜか息を細く長く吐き出したくなるというか。
元々そんなにため息をつく方ではありません。自分でもびっくりですが、ため息をすると不思議とスーッと楽になる感覚がありました。
通っているリハビリの理学療法士さんに話すと、呼吸は吸うより吐くほうが大事だから、呼吸が改善してきているのかもしれませんと言われました。

コロナ後遺症4ヶ月目(12月)

息苦しい。「吸いきれない苦しさ」「低酸素の山頂にいるみたいな苦しさ」が出てきた

先月は、ため息が多く出て、吸う方には苦しさを全く感じていませんでしたが、今月に入り、吸う方が苦しく感じるようになりました。
息を吸っているのに、ちゃんと吸えているのに、吸えてない気がするというか、低酸素の山の上にいるような(富士山の上でも息苦しさを感じたことはありませんが、多分エベレストくらい?)。吸った酸素が体に取り込まれずにそのまま吐き出されているといった感覚です。
人と会って話した後や翌日に特に顕著に症状が出ました。

リハビリで呼吸が苦しいことを伝え、頭部を少し緩めてもらったり、背中を緩めてもらったら、少し呼吸しやすくなりました。

友人との楽しいランチや面接など、「人と話す」という行為も負荷となる

その後も息苦しさを感じることが多かったです。
面接はさておき、友人との集まりは気のおける友人との集まりだったので悪いストレスではなかったはずです。それでも、「人と会う」「人と話す」という行為は体にとってはストレスなんだなぁと感じました。
まだまだ症状が出てしまうけど、人と全然話せなかった以前と比べるとランチしたりお茶したりできるようになった分、回復しているのかなと感じます。ただ、この息苦しさはけっこく辛かったです。酸素吸引したいなーと思うほど。いつ、どうなったら良くなるのかもわからないので余計不安です。吸えていないわけではないし、肺のレントゲンはなんともなかったので、「大丈夫。体に酸素はちゃんと入っているから苦しい感じがするだけ。大丈夫」と思うようにして、なるべく気を紛らすように努めました。肺呼吸より、腹式呼吸をしたり、背中側を膨らますことを意識すると吸えない苦しさは和らぐ感じがしました。

不安が少しづつ減ってきて、できることが少しづつ増えてきた

漢方薬が効いているのか、鼻うがいの効果か、体調が少しづつ良くなってきているのを実感します。おしゃべりができるようになったり、休日に少し出かけられたり、学校に行くのも、以前ほど不安でなくなってきました。
体調がいい時はストレッチや軽いヨガも家で行うようにしました。
本当に良かった。このままどんどん良くなってほしいです。

コロナ後遺症外来のオンライン診療でリフィル処方箋をもらう

先月診てもらったコロナ後遺症外来は、オンライン診療もしています。やや遠方の私にもそのシステムを紹介してくださり、今回はオンラインで受診してみることにしました。
呼吸のことを話すと、今度呼吸の検査を再度してみましょうとのこと。
でも、全体的に良くなってきているのでこのまま継続してくださいとのことでした。
処方箋は補中益気湯を継続。リフィル処方箋というもので、3ヶ月分を毎月近くの薬局で受け取れるのでとても助かりました。

首がまた痛い。ロキソニン服用し良くなる

首周りがまた痛くなりました。首肩周りが凝ったり、重だるいことは時々ありましたが、今回は結構ひどかったのでロキソニンを服用。効いたようで2日ほどで良くなりました。
リハビリで相談したところ、目の疲れも影響しているかもしれないとのこと。
学校の課題で一日中パソコンをしなければならなかったり、横になるほどではないけど動けずに家にいるときは暇なので、一日中Netflixを見ていたりするので、確かに目を酷使しているかもと思いました。
蒸しタオルで目を温めたり、使いすぎないように気をつけようと思います。

理学療法士の話では、神経系がダメージを受け、脳と体がうまくつながらなくなっているのかもとのこと

通っている理学療法士さんは、勉強家で、コロナ後遺症についても色々と詳しいようでした。神経と身体がうまく連携が取れなくなっているのかもしれないので、クラッシュを起こさない範囲で少しづつ、体に刺激を入れて、少しづつ体を慣れさせていくのがいいのかもしれないと当初から助言をくださっていました。
私の息苦しさの症状や、首の痛みの症状、他にも電車内でスマホを持っていただけで右腕が酷く痺れて痛くなった症状などを話すと、今まで当たり前のように連携して強さを調整しながら使えていた筋肉が、うまく調節できないため、「スマホを持つ」という、本来大した力を必要としない動作に必要以上に筋力を使い、痺れは腕全体の疲労感がでたり、といった症状が出ているのかもしれない、とのことでした。
確かに、目の疲れが異常に起きたり、首肩の凝りが酷かったり、という症状も説明がつくように思いました。
自律神経が関係しているという記事もネットでたくさん目にします。
また、ストレス対抗ホルモンであるコルチゾールの値が、コロナ後遺症の人だと減少傾向にあるという論文が出たという記事を見ました。確かに身体的ストレス、精神的ストレスがかかった時に、症状が強く出るように思います。

年末にダンスレッスン&飲み会に軽く参加

8月以降休んでいたダンスのサークルに、年内最後なので思い切って参加しました。みんなに温かく向かい入れてもらい感激。体調も気遣ってくれて、自分でも無理しないように気をつけながら参加しました。
レッスン後に軽く飲み会に参加。短時間でしたが、久しぶりにおしゃべりもできて、とても楽しく、体調も悪くならず、本当に良かったです。
来年はきっともっと良くなる!そんなふうに感じられた日でした。

コロナ後遺症5ヶ月目(2024年1月)

ほぼ不安なく通学できる日々

最寄り駅まで歩くスピードもほぼ以前と同じくらい早く歩けるようになってきました。体調の良い日は階段も使い、電車で立っていてもそれほどぐったりしなくなってきました。
あんなに不安だった通学も授業も、それほど不安なく通えています。
まだ無理は禁物で、運動もほとんどできていないけど、確実に良くなってきている実感があります!

脱毛が治ってきた

酷かった抜け毛がおさまり、ひとまずほっとしました。薄毛は感じるけど、ウイッグ買わずになんとかなりそうです。

友人が送ってくれたケルセチンとフルボ酸を2週間前から飲み始める

数年前にコロナにかかり、後遺症なんてほとんど報じられてなかった頃に、後遺症を感じていた友人が、私の症状を効いて、当時飲んでいたサプリメントを送ってくれました。
効いていたのかどうかはわからないけど、良かったら試してみてとのこと。
とてもありがたい。
その友人は、「慢性上咽頭炎」という言葉も教えてくれました。
そしてBスポット療法(EAT)というものも。
自分はセルフEATをしてみて、完治した気がすると教えてくれました。
以前、慢性上咽頭炎やBスポット療法についてネットで少し調べましたが、耳鼻科では異常ないと言われたので自分は違うだろうと思っていました。それに、治療はとても痛いらしいので、そのままスルーしていましたが、友人の教えてくれたサイトを見ると、首の痛みや首肩の凝りも慢性上咽頭炎の症状の一つだとあり、これじゃん!!と思いました。
さらに耳鼻科で異常がない言われてしまうこともあるとのこと。
Bスポット療法やった方がいいのかも、、、でも痛そうだしやだなー。
しかもセルフであの療法をやるってどういうこと!?
と思いました。
今は回復傾向にあるので、このまま治るようならそれでいいから様子をみることに。
いただいたサプリのうちの、「ケルセチン」と「フルボ酸」を飲み始めました。効いたのかはよく分かりませんが、ケルセチンは元気が少し出るような気がしました。フルボ酸は、、、便の匂いが消毒薬の匂いになってびっくりしました!!笑

学校の友人と焼肉ランチ!楽しくおしゃべりできた

今日は、突如お誘いいただき、学校帰りに友人と焼肉ランチに行きました。
学校の友人とランチをするのは暫くぶりで、しかもちゃんと食事できたし、ちゃんと楽しくおしゃべりできたので、喜びはひとしおでした。
もっとたくさんみんなとご飯行きたったなぁ涙。
当たり前のことができるってなんて幸せなんだろうと改めて感じることができました。
翌日はやっぱり倦怠感と息苦しさが少し出ちゃったけど。

コロナ後遺症6ヶ月目(2月)

家で少しずつ超軽い筋トレを始める。

今年に入り、体調がだいぶいい日が続いているので、少しずつ体を動かし始めました。家でできる自重の軽い筋トレなどです。浅めのスクワット10回とかを組み合わせた5分ほどのもので、強度も弱いですが、8月以降久しぶりの筋肉痛がきました。
有酸素運動も少しづつしたいですが、まだジョギングはとても無理そうなので、テレビを見ながら家にあるエアロバイクを10分ほどゆっくり、負荷0で漕いだりしてみています。

ダンスサークルのイベントへ参加を決意!

昨年の春から通っているダンス系サークルで、コロナになる前はイベントに出ていました。9月以降は、出場予定だったイベントをやむなく全てキャンセルし、レッスンにも全く出られない日々でしたが、ようやく少しは動ける兆しが見えてきたので、3月初旬にあるイベントに思い切って参加することにしました。
万が一体調が崩れたら、キャンセルできないわけではないし、本番前のレッスンは全て出られなくても送ってくれる動画を見て家で練習ができるので、なんとかなるかなぁと思い、決意しました。
その日から少し緊張の日々が続きましたが、無理しすぎないで、自分が今できる力を発揮して楽しめるといいなぁと思いました。

思い切って西表島へ旅行!

実は、貯まっていたANAのマイルの期限が2月で切れてしまうので、だいぶ前に石垣島往復のチケットと西表島と小浜島のホテルを予約していました。当初は、この頃にはさすがに良くなっているだろうと楽観視していましたが、元気満々で南の島を楽しめるほど良くはなっているかというと、そうではありませんでした。
でも、この数ヶ月の兆候を見ると、決して無理しなければ行けそうだ、多分大丈夫だろうということで、思い切って行ってしまうことに。
いつもなら、トレッキングしたり、シュノーケルしたり、飲み歩いたり、アクティブな旅をするところですが、今回はあくまでリラックス目的の無理をしない旅にしようと夫婦で決断しました。
夫も軽度ですが時折り、倦怠感やひどい疲労感といった後遺症の症状が出ます。

出発の飛行機で、ものすごい不安感に見舞われた

思えばコロナ後、初の旅行です。
飛行機好きの私は、飛び立つ際に不安を感じたことはなく、ワクワクしか感じませんが、この日は初めてものすごい不安を感じました。扉が閉まった途端、なぜか「閉じ込められた!」と感じ、閉所恐怖症のようなパニック感に襲われそうになりました。閉所恐怖症でもないし、パニック症候群になったことはないのに。
なぜかわかりません。でも、このままパニックになったら戻れなくなる、ヤバいと感じ、なんとか気を紛らわせました。無理やり他のことを考え、手を動かしたり、座り直したり、余計なことを考えないように別のことをしました。そして楽しいことだけ考えて深呼吸。落ち着くことができました。
その後は、特に体調は悪くなく、無事に石垣島につきました。

旅行は大成功。今考えても不思議なくらい元気な4日間だった。

結論からいうと、3泊4日の旅行は最高に楽しくて最高に有意義な旅行となりました。
いつもみたいに詰め込み旅行ではなかったものの、西表島では軽いトレッキングもしたし、夜は飲みに行ったし、海まで結構歩いたりと、コロナ以降、一番動いた4日間だったと思います。
トレッキングの際は、私たち夫婦だけすごくゆっくりな足取りで、帰りのボートの出発時間に間に合わないかもと焦りましたが、後遺症の症状が出ることはありませんでした。
石垣島に着いた日も、ロッテのキャンプを見るため結構歩いたし、帰りも暑い中をだいぶ歩いてお土産を見たりしたのに。
実は出発直前に、首が痛くなる症状がまた出たため、朝晩に減らしていた補中益気湯を、旅行中は朝昼晩、必ず飲むようにしていました。それが効いていたのかはわかりませんが。

(今(これを書いているのは4月です)考えてもとても不思議です。なんであんなに大丈夫だったんだろうと。あんなに元気に動けたんだろうと。最近はまた、近所を散歩しただけで、ものすごい疲労感が出るようになってしまったので。またあんなふうに元気に旅行に行って歩き回れる日が来ることを祈っています。)

股関節など身体は痛いが息苦しさや倦怠感はほぼ出ない

旅行から帰ってきて数日経っても、特に体調の悪化はありませんでした。
これは私にとってものすごい自信となりました。
確実に回復してきている。旅行に行ったのに、かなりアクティブに動いたのに後遺症の症状がほぼ出ていない。治ってきる!ヤッタァ!!
そんな天にも昇る気持ちでした。

3月のダンスイベントに向けて、レッスンにも参加し、家でも練習するようになりました。
今まで動かしていなかった身体のいろいろな部分を突然動かし出したせいなのか、股関節が痛くなったり、背中が張ったりと、身体の痛みや不調が発生しましたが、身体の感覚が戻りつつある証拠かもしれないと感じ、むしろ嬉しい気持ちになりました。ただ、本番までに体を痛めては元も子もないので、やりすぎないように、無理をしないように気をつけつつ、過ごしました。
息苦しさやぐったりとする脱力感はほぼ感じることはありませんでした。
5段階の体調日誌もつけ忘れるほど、体調があまり気にならなくなってきました。

コロナ後遺症7ヶ月目(3月)

とうとう9ヶ月ぶりにダンスイベントに出場

なんとか元気に本番を迎えることができ、無事にイベントを踊り切ることができました。
痛みも苦しさもなく、心から楽しく思いきり踊れました。本当に楽しかったです。耐えてきて、やっと復活できた!と思えた瞬間でした。

本番は30分ほどで終わり、その後チームのみんなとご飯に行きました。
1杯だけお酒を飲み、ご飯を食べながら楽しくおしゃべりしました。
その後、2件目に行くことになり、少し疲れを感じていたものの、チームメイトとのこれまでの空白の時間を埋めたいと思ってしまい、欲張って2件目も参加してしまいました。カフェでおしゃべりし、これまた楽しかったのですが、さすがに結構疲れてしまいました。
以前なら率先して2次会、3次会に行きたいタイプですが、今の私にとっては、「人と話す行為」「長時間の拘束」は負荷、ストレスになるようです。

その後、久しぶりに息苦しさが出る。

帰宅したのはまだ夕方でしたが、久しぶりに息苦しさが起きました。
もうほぼ治ってきたと思っていた矢先の息苦しさだっただけに、ものすごくショックでした。
ダンス自体は全く疲れず元気に踊れたのですが、その後チームメイトと打ち上げで調子に乗ってちょっと無理しすぎたようです。
1、2日で症状は治り、その後は友人とのランチや飲みに行く予定をキャンセルせずに行けました。
脱毛時からずっと行きたかった美容院にもやっと行くことができ、なんとか通い続けた専門学校の卒業式にも無事に楽しく参加することができました。
しかし、すっかり復調したと思っておりましたが、その後に風邪を引いてしまい、また体調が傾き始めます。

喉風邪→ひどい咳風邪で寝込む

3月半ばに無事に卒業式。
その夜から喉が痛くなりました。風邪かと思い、市販の風邪薬を飲み、ひどい喉の痛みと、一日発熱しましたが、数日で治ってきました。
しかし、その後こじらせたのか、咳が出るようになり、熱はないのに夜中ひどい咳で眠れない日が続きました。
近くの内科を受診し、抗生物質と咳止め、痰を出す薬をもらい、1週間ほどで良くなってきました。
風邪を引くのがかなり久しぶりだったせいなのか、後遺症で免疫も体力も落ちているせいなのか、風邪の治りはかなりひどかったです。
3週間ほどでようやく咳はほぼ出なくなり、出歩けるようになってきました。

風邪が治った後から、ひどく疲れやすくなった。

しかし、風邪が治り、買い物へ出かけると、ひどく疲れるようになりました。近所に買い物へ行っては、クタクタになってすぐに帰りたくなったり、散歩してもすぐに疲れてしまい、ゆっくりしか歩けなくなったり。先月には普通にできる用になっていたことが、できなくなっていました。
風邪の病み上がりだから、と片付けたいところですが、単なる病み上がりの疲れ方と違います。
後遺症の時の言葉にできない脱力感とも違う気がしますが、やや近いようなぐったり感を時々起こしてしまいます。

特に、食事の間が空いた時の疲労感がひどいように思います。昼の時間が少し遅くなってしまった時のクタクタ感はひどいです。ぐったりして机につっぷしながら何かを口にいれ、しばらくすると少し回復するように思います。

今のところ息苦しさがないのが、せめてもの救いですが、後遺症の酷かった昨年の9月、10月頃に戻りつつあるような気がしなくもなく、とても怖いです。

風邪薬を飲んでいた間は、補中益気湯は飲んでいませんでした。
今年に入ってから体調が良かったので、1日2回に減らし、今後は飲まなくても良くなりそうだと感じていましたが、風邪の後から体調が悪いので、再び1日3回飲むように再開することにしました。
薬ばかり飲んで、腎臓や肝臓が心配ですが、以前漢方薬剤師さんに聞いたところ、補中益気湯は元気になるまで飲み続けても大丈夫ですと言っていたので、もう少し飲んでみようと思います。

4月からの内定をやむなく辞退。フルタイム勤務はとてもできそうにない。

実は3月で専門学校を卒業し、その後の就職先が内定していました。
体調が良くなってきたので就職活動を開始し、内定をくださった会社がありました。仕事内容は希望していたものに近く、会社の雰囲気も良さそうで、働くのが少し楽しみでもありました。
体調に不安はありましたが、コロナ後遺症外来の先生も半年ほどで治るでしょうという見込みだったので、さすがに4月には体調は戻っているだろうと思っていました。
2月に受けた健康診断でも異常はなく、健康そのもの。
2年間学生だったので、初めのうちは疲れもするだろうとは思いましたが、体調は次第に良くなっていくだろうと思っていました。
しかし、3月に入ってこの不調。
1日家で起きているのもしんどい状況です。
来月からフルタイムの勤務はとても無理です。
リモートワークが可能な職種ではないし、今の体調では通勤するだけできっとぐったりです。
直前の内定辞退となってしまい、会社には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、事情を話し、辞退させていただきました。

いつか以前みたいに元気に働ける日が来るのか。
今は自分の身体に全く自信が持てません。

最近の楽しみはMLBの試合を観ること

2020年から、夫の影響で大谷翔平選手のファンです。
エンゼルス戦をいつも見ていました。
昨年のWBCは夫と東京ドームに観に行きました。
あの頃は、まさか自分たちが半年後にこんなことになっているなんて全く予想しなかったなぁ。

あまり動けない今の一番の楽しみは、家でドジャース戦を観ることです。
大谷翔平選手、山本由伸選手、そしてパドレスのダルビッシュ有選手も大好きです。ロッテの佐々木朗希選手も。

こんな超人アスリートたちは、コロナ後遺症を患ったり、体調崩したりすることなんてないんだろうなぁと思う反面、ダルビッシュ選手が以前、自律神経を乱して体調不良の時期があったことを動画で話していたり、最近の大谷選手も風邪をひいて咳をしていたりと、無敵のように見えるアスリートたちにも、しんどい日々があるんだなぁと感じます。
自分もきっと乗り越えられると信じて、前向きに少しずつ完治を目指したいと思います。

夫も軽度の後遺症です。

夫の症状

夫は、コロナの症状が落ち着いてから仕事復帰し、現在も通えています。ただ、以前にはなかった変な疲れを時々感じているようです。
睡眠時間が少なかった時や、階段を早く駆け上がった時などの身体的負荷がかかった時にも起こりますが、中でも特にお得意様との接待があったり、精神的な疲労を感じた後に、ぐったりとした疲労感を強く感じるようです。
コロナ感染直後より、次第に良くなってきたものの、いまだにひどい疲労を感じて、帰宅するなり倒れ込んで休んでいる時があるので、少し心配です。

夫婦で働けなくなったらどうしよう、このまま良くならなかったらどうしようという将来への不安

幸いなことに、夫の後遺症が軽かったため仕事を続けてくれているので、私は4月より無職となり収入がありませんが、なんとか生活できています。
ただ、もしも夫の体調が悪くなり働けなくなったらどうしようとものすごく不安です。
また、今大地震が来たら自分の身を守って逃げられるだろうか、とか、両親に何かあったら助けに行ったり介護に行きたいが、今の自分の体調でそんなことができるだろうかという不安もあります。

世の中には、私よりももっとひどい後遺症を患っていて、働けなかったり、学校へ行けなかったり、寝たきりの方もいらっしゃいます。一人暮らしで日常生活がままならない方や、小さいお子さんや、ケアが必要な家族がいるのに体調がイマイチで思うように動けない方もいらっしゃるかと思います。
どんなに不安で、暗闇の中を生きているかと想像すると耐えらない気持ちになります。
コロナ後遺症に限ったことではありませんが、悲しいことに、自分の身に起きて初めて人の痛みがわかることを実感する日々です。

これまで、どんなに自分が健康と元気に恵まれていたのかを実感します。
やりたいことが思い切りできることは、この上なく幸せなことで、奇跡に近い。そのことを改めて噛み締めています。
やりたいことを探し求めて、やりたいことをやり続ける人生でいたいと思っていました。でも、元気になったら、そこに「社会の助けになること、役に立つこと、困った人を助けられること」を追加したいと思います。
後遺症はあるものの、今もこうして起き上がってパソコンで文字を打てる、考えられる、ご飯を食べられる、温かいベッドで寝られる、お風呂に入れる、休み休みでも身の回りのことができる、体調の良い日は外に出られる、そのことに感謝したいです。

コロナ後遺症8ヶ月目(4月)

近くの公園へお花見に。でも疲労感に襲われる。

自転車ですぐのところに大きな公園があり、桜の名所です。日曜日に夫と桜を観に行きました。満開でした。今年も観にこられたことに感謝しました。
ベンチに座り、夫が買ってきてくれた屋台のお好み焼きとじゃがいもを食べ、少し歩いて桜をみて自転車置き場へ戻りましたが、その途中でクタクタになり、少し休憩しました。大した距離じゃなかったし、とてもゆっくり歩いただけでこの疲労感がまた出るのかとショックでした。
無事にゆっくり自転車を漕いで家に辿り着けましたが、その後2、3日はだるさと疲労感が出て、家でゴロゴロしていました。夫もここ数日仕事で外出したことも重なり、久しぶりに疲労感が強かったようです。

コロナ後遺症外来再受診。

後遺症の症状が再燃し、補中益気湯もなくなってきたので、以前行ったコロナ後遺症外来を再受診しました。

先生のお話:
・血液検査の結果、やや貧血気味。気持ち悪いのはそのせいかも。
・3月に引いた風邪がコロナだった可能性があるし、コロナでなくても他の感染性ウイルスでも後遺症が起こることが最近わかってきている。症状が半年前に逆戻りしたように感じるのはそのせいだろう。
・何も原因がなく後遺症の症状が再燃することは考えにくい。
・また補中益気湯を飲んで経過を見てみましょう。
・(漢方薬の長期服用について)補中益気湯は長く飲み続けても大丈夫。
・(Bスポット療法はどうですか?の質問に)痛いよ。私はやりません。日本以外ではやってないし、民間療法的なところがある。

昨日今日は、先週より体調が良かったので、なんとか電車とバスを乗り継いで後遺症外来の病院まで無事に行って帰って来れて良かったです。
良くなってもまた症状が逆戻りするのかと絶望的な気持ちだったが、原因が3月の風邪のせいならと少しホッとしました。でも、この先また風邪ひくたびに後遺症が発症するのかもしれないと思うと、それはそれでかなり憂鬱です。

Bスポット療法を受けてみようか迷う。

コロナ後遺症外来の先生の専門は循環器内科。耳鼻科の先生の意見はまた違うんだろうけど、ああ言われちゃうと痛い思いまでしてBスポット療法受けるのやっぱりためらうなぁ。
しばらくは補中益気湯と、また地道なコツコツ辛抱生活で様子見ようと思います。

補中益気湯は私は効いてると感じる

飲み始めた頃は実感がなく、前に2週間飲んだ人参養栄湯の方が効いた気がしたけど、長く飲み続けると効果があるように思います。
1月になり、だいぶ体調が良くなってきたので薬を飲み忘れることもありました。すると2月にまた体調の波が大きくなったり、首が痛くなったりしたので、朝昼晩しっかり服用するように戻し、その後は体調が安定したように思います。そして3月に風邪をひいていた際、風邪薬や他の漢方薬を処方されていたので補中益気湯はストップしていました。
そしたら後遺症が再燃したので、慌ててまた補中益気湯を再開したところ、1週間ほど経って、少し倦怠感が和らいできたように感じます。
他の要因もあるので、補中益気湯が実際どのくらい効いているのかは定かではありませんが、私の体験では飲んでいた方が少し元気になる気がするので、心の保険としてもしばらく飲み続けてみようと思います。

鼻うがいも効果あるような

Bスポット療法は怖いので悩み中ですが、慢性上咽頭炎に多少効果があるかもしれない自分でできる方法として、鼻うがいがあります。
それは半年前に始めて、時々やっております。体調が良い時はやるのを忘れてしまってますが、悪くなってからは毎日朝晩やっていて、やらないよりは良いような。はっきりとして効果はわからないけど、やってダメなこともないだろうから今後も地道に毎日続けてみようと思っています。

今後の経過もまた追記していこうと思っています。

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