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Darwin 『種の起源』を読む(18)   第5章終了

2019-07-27 00:23:58

SUJIです。
こんばんは。
今日は小雨がぱらついています。
日本では台風が北上していると聞いています。
被害が大きくならないことを祈っています。

さて種の起源もいよいよ第五章が終わりました。
以前にも指摘していたのですが、
この本はとても文章が美しい。
昔の文章なんですね。
受験の時の英文問題精講のような。
カリフォルニアのローカル紙などで
普段、目にする英文と違う。
だからドクターも私もまた音読してしまうんです。
それにとてもロマンチックなんです。
メンデルの法則が証明されている時代の私たちが読むと
信じられないような記述があるのですが、
その一方で、詳細なデータを蓄積して、
何とか、種がどういう風な構造になっているのかを
見つけようとする情熱が感じられるものが多く、
音読しながら、本当に胸を打たれます。

ドクターは生き字引のような人なので、
とてもよく言葉を知っていますが、
そのドクターでも感動するような表現や古い単語があり、
おおおっ
とか騒ぎながら、二人で音読し続けます。

もちろん、キリスト教にとってはこれ以上、
厄介な本はないわけです。
処女のマリアからキリストが生まれただけでも
大変なことですが、(笑)
今度は人間の祖先ってどこ?あるいは何?
って話ですから、ダーウィンも奥さんが
とても敬虔なクリスチャンでしたが、
かなり葛藤があったという記事を読んだことがあります。

ただし、動物を好きな人は何が問題が分からないというのはあるかもしれないですね。
私が子供のころ、自分の祖先はサルだったと聞いて、
すごくうれしかったのを覚えています。
子供ですから人間としての尊厳も何も
わからないかもしれないですが、
私がうれしかったのは人間はサルと親せきなんだって
ことで、それは人間以外にも友達ができるのかもしれないという
とてもポジティブな気持ちからでした。
サルは顔の表情を画面で見ていると
とても複雑な表情をしていますね。
京都大学に、サルの研究者で著名な人が色々いますが、
そういう人の本や番組は必ず見ています。



第5章ではサルの話はなく、ちょっと脱線しました。



Have a wonderful moment in your life!
感謝を込めて
SUJI ATHERTON

What an amazing choice you made! Thank you very much. Let's fly over the rainbow together!