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Darwin『ビーグル号航海記』を読む(30) p.157-162 第13章へ


2019-12-09 21:28:57
SUJIです。こんにちは。
カリフォルニアは月曜日の夜9時です。

きのう、近くのグローサリーストアに行ったとき、
ドクター(夫、アメリカ人)はネイテイブアメリカンの柄の
ジャケットを着ていたんですが、
お店にいたネイテイブアメリカンの女性に
その柄を着てくれてとてもうれしいと
いわれたそうです。

過去に一時期、ネイテイブ・アメリカンの模様が
ファッショントレンドになっていた時期があるのですが
その時にカンクン君が青山のラルフ・ローレンで購入したものでした。
今はもう着ないので、アメリカにおいてあって、ドクターが着ているのです。

この辺では、ネイテイブ・アメリカンがずっと差別されていた歴史があって、

今でも、時々あからさまなヘイトクライムのようなものを見かけることがあります。

100年くらい前は日本人や、中国人が差別されていたので、

中国人の経営する中華料理屋も一軒しかないですし、だいたい中国人を見かけない

場所です。考えてみれば、ほんの一昔前まで

戦争していたわけですから。

以前、ドクターがドイツに音楽のために留学した時も

それは40年くらい前ですが、

親族に敵の国に行って、何を学ぶのかと言われたそうです。

その一方で、ドクターのお父さんは昔、

戦争の時、ナチスの収容所の後処理のため、

はじめてアメリカ軍として入っていった人だったことを

話してくれたそうです。

戦後、ドクターのお父さんは誰にも言わなかったみたいです。

それにドクターのお父さんは戦後、性格が全く変わり

すごい陽気な人になったということです。

今日のビーグル号の範囲では、南米に元からいる

原住民のことを記述しているのですが、タバコ中毒みたいですね。

ドクターが言うにはたばこは北米で発明されてヨーロッパに渡り、

そこから南米に来たというのですが、本当でしょうか?

もちろん生存競争が激しいので、いつの時代でも

どっちが強いかというパワーストラッグルがあるのは仕方が

ないかもしれないけれども、あまりにもそのあともひどく差別したり、

するのは本当にその民族を抹殺してしまいますね。

SUFFER(被害を受ける)という言葉も

アメリカに来て、ようやく意味が分かりました。

それはどうしてかというと、

被害を受けた人たちがはっきりと言葉にするからですね。

余りにも多い。

そういう人たちを全部ひとまとめに

この国では大統領がさらに追い詰めるわけですから

いい未来があるわけないですよね。そういうリーダーには。

ダーウインはむしろ淡々と、風景の描写をしているだけかもしれませんが、

アメリカの今の状況を考えざるを得なかったですね。

Have a wonderful moment in your life!

感謝を込めて

SUJI ATHERTON

What an amazing choice you made! Thank you very much. Let's fly over the rainbow together!