部下のお尻からトイレットペーパーがなびいていたら…
どう指摘すべきか。
あなたならどうする?
昨今では、部下に対して指摘、注意できない上司が増えている。パワハラ、セクハラ、モラハラが肩を切って歩いている。
ただ私は、違う。
何ハラの前に救うべき命がある。
職場でトイレットペーパーを挟んでいる部下がいる。これは事件。後世に伝わる恥ずかしめの事件である。これはセンシティブな問題で指摘する方の負荷も高い。
でも、上司として、いや、人として指摘せざるを得ない状況であるこは間違いない。スルーこそ重罪にあたる。
端的に伝えれば「ケツから何か出てんぞ」
これは、パワハラ。ケツというワードに品を感じられない。もう少し彼を傷つけず、配慮ある指摘が必要である。
「おい、昔の浜崎あゆみみたいだぞ」
これは、どうだ。
だいぶキャッチーな指摘。
でも、伝わらない可能性が高い。
補足をつけるべきか、「evolutionのときかっ」
世代的に伝わるか微妙なラインかもしれない。
考えたあげく、私がだした答えは、
「おい、おしり…」だった。
情けない。
自分の語彙力のなさに失望する。
部下は、自分のケツを確認すると明るく「マジっすか!?」だった。
良かった、気にしてないようだ。
いや、言葉とはうらはらに、
分かりやすく絶望の表情をしている。
人は、職場でお尻に挟んだトイレットペーパーをなびかすと軽く絶望する。
部下のマネージメントは難しい。
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