渋谷で働くOLの婚活日記 case0-1_失礼な男性!!!なのに。。。
さて、大好きだった彼に裏切られて、心も体もボロボロ。(実は体重が12kg減りました)
そんな私をみかねたお友達の方から、「宝石の展示会に来てキラキラするのみて元気出さない?今回は買わせないから」とお声がけいただきました。
もともとキラキラするものが好きな私。元気もないし、予定がないと泣いてばかりだったのでお友達のお誘いを受けました。
展示会当日。キラキラしたものにあふれた会場は私にとってとても癒しでした。
「先日とても良いリングを買われたんですから、こういう時につけてくださいよ。」
こうおっしゃったのは、別れた彼と婚約指輪を買ったブランドのメーカーさま。もちろんその言葉を聞いたお友達は表情が凍ります。
私(心痛いな…。)
素直にそう思いましたが、その後すぐにこんな気持ちも湧きました。
私(でもここで明るく振る舞えたら、お友達にも心配かけすぎなくて済むし、かっこよくない??)
そう思った瞬間に声が出ていました。
私「あ、もう1回お世話になると思います(笑)またよろしくお願いします♡」
もちろんこの言葉でその男性はさっしてくれました。(そして、この言葉がすぐ出た私かっけー(笑))
そのブースでもキラキラを見せていただき、次のブースに行こうとした時、
先ほどの男性「あの、僕、彼女ほしいんですよね。」
なーんて、声かけられるわけです。意味不明ですよね?(笑)結婚破棄直後の女の子にそんなこと言うの(笑)しかも、この男性、お仕事中ですよ?(笑)今考えたらめっちゃ悪い奴の発言やないかー(笑)
しかし、当時の私は面白いかも?なんて思っちゃう脳みそでした。(判断崩壊してますね(笑))
私「(お仕事中だし誘いにくいと思うので)では、お食事でも行ってみますか?」
男性「はい。」(名刺に個人のメアドを書いて渡す)
私「終わったら連絡しますね」
お友達もびっくり、むしろ当事者の私もびっくりな展開。ほんとに連絡先もらえると思えなかったし、破棄されてから約1ヶ月でこの展開…自分の人生の目まぐるしさに頭が追いつかなかったです。
さて。この方に連絡をして、本当にお食事に行くことに。
マナー的なものをほとんど知らない私は、初回からいろいろ教えていただきます。
☆ワイングラスは乾杯の時カーンって当てない。(当てるのって音が気持ちいいんですけどね。ちゃんとしたお店ではダメなんですって…)
☆落としたフォークやナイフは拾おうとしない(落としたときは店員さんにお願いして取ってもらう&替を頼むのが良いそう…全然知らなかった!)
お話も楽しく、帰りに使う電車の路線も同じ。
私(まぁ、悪くないかな。でも恋には進まないかも)
と言う印象。
(このまま何もないな。)
お礼のメッセージを送って1週間、連絡はありませんでしたし、私からも連絡しませんでした。
そんなとき、急にメッセージが連絡がきます。
男性「僕、196x/06/xx生まれなんです。🦀」
私(え??コミュニケーション下手かっ!!)
そう思って返事しなきゃ良いのに返事しちゃうんですね。だってひまだったから(笑)
私「あと1ヶ月くらいですね。私は19xx/02/xxです。」
そう送った後にきづきます。男性の年齢は当時39歳。あきらかに生まれ年から換算すると49歳。しかも誕生日を見る感じでは双子座なのに、🦀の絵文字。意味不明すぎて混乱します。30分後に
男性「あ、1979ですね。」
私の誕生日に触れることなく、自分の生まれ年の訂正。マイペースすぎる!!
私「あの、いただいた日付だと双子座さんなんですが、蟹座さんですか??」
男性「双子座ですよ」
え?え?え??なぜ🦀の絵文字使ったの??なんなのー???!!!どういうセンス!?わからん!!!
そんな方なんですが、まさかのデート2回目に行くことになります。
私、そもそもよくわからないことが起きると好奇心が刺激されるタイプなんです。この方の頭の中が知りたくて、どうしてもお話ししたくなりました。
2回目のデートは銀座のランチです。お店のチョイスはロシア料理。
私(銀座でロシア料理!?チョイスのよくわからなさ…フレンチとかの方がテンションあがるんだけどな)
そんなことを考えた時にはお店の入ったビルの1階。エレベーターホールには誰もいません。時間は午前11時。
私(時間が早いからいないのかな?)
そんなことを考えながら、エレベーターに乗り、扉が閉まります。
ひょいっ。
その男性は私の腰の辺りを引き寄せ、あごを持ち上げ、キス。(この出来事はほんと一瞬。)
レストランのある7階に着く直前、エレベーターが少し揺れふわっとした瞬間までそのままでした。
私(え?ええ??えええええ??今キスしてるの!?わたし???)
起こっていることが理解できず、とっても混乱。
もちろんランチも味なんて、ほとんどわかりませんでした(笑)
レストランを出た際、エレベーターホールには人が。ちょっとホッとした私をよそに、
男性「お手洗い行こうか。」
私(え?人がいたから?人がいたからぁぁあ??)
お手洗いから戻ると、エレベーターホールはまた無人。
チンッと開く扉までの数歩が緊張します。
扉が閉まりながら、フロアが見えなくなった瞬間。
ひょいっ。再び私の腰を引き寄せてくる男性。
私は男性に顔を背けます。
男性「さっきキスしようとしたでしょ?」
私(なにぃ〜!それはあんただー!!!!!!!)
そう言おうと、顔おあげると、またキス💋
私(ハメられた…)
1階に着くとパッと離れてエレベーターを出る男性は笑っています。
9つ上の男性に翻弄される私は、悔しい気持ちでいっぱい。見返したい!!そう思い、3回目のデート(笑)(懲りない私)
この3回目で付き合うことになります(笑)なんでこんなに端折るのかというと覚えてないんです。
悔しくて見返してやる!って気持ちが強すぎてほんとに覚えてない。
ただ、付き合う時に言われた言葉だけおぼえているので紹介します。
男性「付き合う?付き合っても良いけど、この後結婚しなかったらまた1人になるし、結婚しても死ぬ時は1人になっちゃうよ?それでも良いの?」
難しい…けど、今1人がずっと続くことに抵抗がある私は、付き合うことを選択しました。
それはこの男性といるとき、私は悔しさからムキになります。その時間は結婚破棄になった彼を忘れられる時間だったからだと、今更思います。そして、それが深い傷を癒す時間になっていきました。
続きは次の記事に。。。
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