「ゲームセット!」で感謝を
古いハガキを整理していたら、返送されてきたこんなDMが出てきました。
ドリームフィールド最後の年に関係各位にお送りしたもの。とうもろこしの会のメンバーだったK本宛のものでした。
ドリームフィールドでの遊びをこれからご紹介していこうという矢先、いきなり「さようなら」もないもんですが、またうっかり忘れてしまいそうなのでここでご披露しておきましょう。
ありがとう、そして、さようなら
夢の野球場
「もうそろそろ、ゲームは終了だよ」
そんな声が天から聞こえました。たくさんの「夢」が刻印されたバットを、ドリームフィールドに置くときがきたようです。
1993年夏の日盛りに一本の鐮を持ち、野球場を手づくりするために初めて休耕田に降り立ってからすでに十有余年。ふりかえってみれば永い時間、いい夢を見させてもらいました。ありがとうございます。
思いつきではじめて大騒ぎしておきながら、今また突然に終止符をうつ身勝手さは承知していますが、ドリームフィールドの最期を、きっちりと見届けられるうちに幕引きをしたいとの思いを察していただければさいわいです。
すくなからぬ方たちが、ここで素敵な思い出をつくることができたことを信じて、今シーズンを限りに「ゲームセット!」といたします。いっしょに夢を追ったメンバーに、ゲームを共に遊んだチームに、遠くから声援をいただいた方々に、そしてなにより、ドリームフィールドに感謝しつつ⋯。
平成18年6月吉日
ドリームフィールド管理人 堀 治喜