シロの老境

シロ3

ここんとこシロの散歩スタイルは、以前とはすっかり様変わり。

かつてはリードをグイグイ引っ張って、疲れを知らぬかのように何ブロックも先の公園まで、「ハーハー、ゼイゼイ」周りを威嚇するかのごとくわがもの顔で歩いたものですが、いまはひっそりワンブロックひとまわりがいいところ。それもご覧のようにトボトボ歩き。(笑)
推定年齢15才の寄る年波には勝てず、リードも寂しく垂れ放題です。

少し歩いては、ふりかえって来し方を見るのは、「はたして帰れるかな?」と、家までの帰りの距離感を確かめてでもいるのでしょう。

それから、ふたたび行く手を見つめて逡巡しているのは、「帰ろかな、帰るのよそうかな」なんて、坂本九ちゃんの歌でも脳内で口ずさんでいるからかもしれません。

シロ2

少し歩いては「たいぎーワン」と、その場にお座りしては、情けない顔でオヤツをおねだりするのが常で、これを繰り返しながら、ご近所をウロウロする、まるで徘徊みたいな散歩なのですね。

シロ1

そのいちいちのおねだりにお愛想してられるか、と当初はケチってたのですが、このミニストライキ、もしかして疲れて歩けないための休憩なのかもしれず、いまは苦笑いしながら安物のスティックやり放題です。(笑

これをムシャムシャやってから、ようやく腰を上げてのプチ歩き。これを繰り返しながら、逡巡散歩は続くのであります。

さてさて、あと何度この苦笑いをさせてもらえるのか。
それを思うと、図らずも愛おしさは増すばかりなのです。

シロ4


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手作り野球場DREAMFIELD元管理人。ホーリー農園オーナー兼物書き。主な著書に『わしらのフィールド・オブ・ドリームス』(メディアファクトリー)、『衣笠祥雄はなぜ監督になれないのか?』(文工舎)、『初優勝』(プレジデント社)、『ズムスタ、本日も満員御礼!』(毎日新聞出版)など。
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