タイトル

ザ・ビートルズ 1962〜1966年&1967〜1970

ビートルズの赤

ロックの洗礼を受けたのは、いうまでもなくビートルズだった。

長野から転校した東京の社宅時代、小学3年か4年生だったろうから、いまから50年あまり前になるのか。
二段ベッドの上段で、のんびり携帯ラジオを聴いていた夏休みの昼下がり。ラジオが突然炸裂したかと海老ゾッたところに流れてきたのが「ロック・アンド・ロール・ミュージック」。虚を突かれパニクッているうちに下半身強張ってきて、比喩ではない、まんま勃起したほどの興奮に襲われたのだった。

まだ射精へと至る選択肢を持ち得なかった、いたいけな少年はビートルズのロック に翻弄されるがまま、ベッドの上でぎこちなく腰を振るしかなかったのだった。

そのころは再生機とてなく、レコードを買うという動機を持ちようもなく、そうこうしているうちに、ヒット曲が矢継ぎ早にでて、ラジオは毎日がビートルズざんまい。わざわざレコード買おうという意欲はなくなった。

たった一枚持っていたのが、そのロック・アンド・ロール・ミュージックのEP盤で、たしかB面は「カンサス・シティ」だった。

せっかくの機会、収納箱ひっくり返して探してみたが、どこにも見当たらず、果たしてまた◯◯できるかを試すことは出来なかった。笑

ビートルズ青

1966年に来日した時はテレビ中継があって、白黒テレビの前に家族揃って陣取って、ビデオはないから蛇腹カメラでモニター撮影。その露光外して、というか元々無理スジで、ビートルズのステージは、後年になって映像見るまでは頼りない記憶に残るのみとなった。

この赤ジャケと青ジャケは誰から譲り受けたのだったか、たしか20年ほど前からライブラリー入りしたはず。

せめてこれだけは、のビートルズのアルバムがあることで、わがレコードライブラリーは体面を保っているといえそうだ。





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