タイトル

ベルリオーズ「幻想交響曲」

ベルリオーズ幻想交響曲

幻想交響曲.011


もともとはクラシックが好きで、こういってはなんですが、中学時代までは本気で指揮者になりたいと思っておりました。笑
ポータブルのレコードプレーヤーでSP盤の田園なんかをかけては、タクトを振って悦に入っていたものです。

このアルバムを買ったのは高校2年か3年のときか。
忘れもしません、八丁堀のヤマハでした。
彼女とのデートの行きがかりで入って、つい衝動買いしてしまったんでしょう、なんでこれを買ってしまったのか、その動機は不明。(笑)

そのころはもうどっぷりとロックにハマっていて、なんで今更のライブラリー入りでした。
ベルリオーズを選んだのは、彼女の前でガキなりに通ぶってのことでしょうか。またカラヤンにしたのは、ハズれないようにという、さもしい根性からだったのかもしれません。
結果は、ハズれなかったという意味でハズれました。
一聴した印象が「退屈」でしたから。

レジに持って行く前に彼女が「(音楽の担任の)K先生が退屈な曲って言ってたわよ」といさめたのを、いまさらのように思い出しました。
それでもたまに針を落としているのは、後年、まんざら悪くないと思えるようになったからでしょうか、失恋の痛手が癒えるとともに…


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