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初日・いきなりの〝浮気〟二連泊

道の駅・神明の里

10月17日。
14:00 広島市内の自宅を出発。小銭旅行最初の「小銭買い」を近くのセブンイレブンのホットコーヒーでチャレンジ。

小銭といえど金は金。もちろん買い物はできたわけですが、数えるテマを省こうと事前にカメラのフィルムケース(これが小銭管理に便利なんです)に入れていったのがまずかったですかね。財布も持たないおかしなオヤジがいきなりポケットから小銭を出したのに当惑した兄ちゃん、腰引きながら面倒臭そうに小銭数えていましたよ。

おかしなオヤジにちがいはなけれども、こちとら財布くらい持ってはいるのですがね。
世の中は些細なことで誤解を招くもので、明治の時代にすでに夏目漱石が嘆いていたように、とかく世間というものは窮屈なものです。

そこで、いらぬ誤解から角が立たないように、以後は財布にいったん小銭を移し替えてからということに方針転換いたしました。(笑)

そんなこんなで、世間の動向とは一切関係のないことに悩みつつジムニーを転がしているうち三原で道の駅を発見。
とにかく車旅では道の駅が命綱。これを手繰りに手繰りながら、トレイの大小に食材の仕入れ、そして車中泊と、便利に利用しつつ移動するのがコツなのですね。

なので道の駅は車旅において「正妻の座」を占めているといっても過言ではございません。
そこに、たまに高速のサービスエリアでの車中泊が入って、こちらは浮気とでも言いましょうか、これがまた悪くないのですね。

この道の駅明神の里に到着したのが午後4時20分でしたか、ここで夜の食事仕入れることにして、財布に小銭を潜ませて売店のぞいてみれば時刻も時刻、弁当が半額になっていて、早速これを小銭買い。

「小銭でいいですか?」
困ると言われて使わないわけにもいかないのですが、一応おことわりすると、レジカウンターのお姉さま、苦笑しつつ喜んでおられましたです、はい。

明神の里・半額弁当

で、その半額弁当をいただいてから、車中泊の準備をば。いわゆる車中泊最大にして喫緊の課題のひとつの「目隠し」です。
この巧拙が車旅の成否をほぼ左右するといっても過言ではございませんのです。

今回用意したのは、こちら。
不要になった滑り止めマットを窓の形状に合わせて自作したものです。
これを両面テープで止めれば、はいこの通り。

マスキング

ここまで密閉できれば、もう怖いもの無し。
車内で煌々とライト点けて読書するもよし、ひとりで酒を愉しむもよし、かき捨てるも顔さえバレなきゃ…って寸法です。(笑)

シート倒してベットもしつらえてから高速にのり、モテナス道口を〝浮気〟相手と決めて車中泊。夜中にトイレに起きたついでに、さらに東に距離を稼いで吉備サービスエリアに移動。ここでも車中泊して、初日にしていきなりの〝浮気〟二連泊。

吉備サービスエリア

この日の小銭買い

ミネラルウォーター    108円
弁当                         275円
カイロ                      437円
ハムサンド・ccレモン 232円

           計1052円


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