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2022.6.15 新潟の旅 佐渡島・其の四

新潟旅行3日目 佐渡島2日目
昨日の「金」テーマの残り砂金取りに向かいます。
しかし、その前に道中にある酒蔵・逸見酒造さんに寄ります。

逸見酒造さんに向かう道中に「どこでもドア」を発見!

どこでもドア


ドラえもん大好き友人が一緒じゃないとただのピンクのドアだった^^;
事前情報無しでこれ見てすぐに「どこでもドア」って判るってすごいと思います。
何故、ここにあるのか、さっぱり分かりませんが、記念撮影はもちろんしました。(ちゃんとドアが開きます)
撮影だったのでどこにも行ってませんが、どこに行けるか夢がありますね。

逸見酒造さんに到着!!

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ナビで案内してもらってるけど、初めわからずで通り過ぎてしまった。
靴を履き替えて(菌を持ち込まないために履き替えスリッパがあります)いろいろ説明を聞き、友人は購入し、私はスーツケースのスペースの関係上断念しました。
残念でしたが友人オススメの「至」は昨日お部屋で一足先に頂きました。美味しゅうございました!!まぁ9割ぐらい友人一人で飲んでましたが(笑)

「金」最後の観光地の西三川ゴールドパークに到着

ゴールドパーク

ここでは砂金取りを体験をします。
当初「佐渡金山から離れたところで砂金取りって一緒の場所で体験させてくれたら良いのに」って思ってたのですが、その答えが分かりました。
こちらの西三川地区では、砂金を採るために、砂金が含まれている山を掘り崩し、余分な石や土を大量の水で洗い流してから、残った砂金をゆり板で選びとる「大流し(おおながし)」という方法がとられてたそうです。
なぜ水で洗い流すかというと、金は砂より重く沈むので上の砂を流して沈んだ砂金を採るからです。
金山は鉱石でこちらは砂金。なので砂金取り体験はここでの体験となる訳です。
佐渡島は元々、あちこちで鉱石が取れていて、鉱山はいくつもあったそうです。展示されていた地図には金山・銀山・銅山・鉛山などきちんと区別されてました。ここは砂金だったので砂金山。ちなみに佐渡金山は銀も豊富に採れたので「佐渡金銀山」ともいうそうです。

砂金取り


30分の砂金取り体験。
小さな桶を底に水が流れている水槽(?)に入れ、底の砂をすくいます。桶を水中で揺すってから少し引き上げ桶を斜めにして上の砂を流します。また水中で揺すって上の砂を流すというのを繰り返すと底に砂金がある。
という作業をします。水中で揺すって金を沈め上の砂を流す訳ですが、大人には少し水槽が低くて中腰になるために少々辛いです。
子供に高さを合わせているんだろうけど、ここは中腰でやる所まで再現してると思う事にしましょう。
30分間何回でも挑戦できますが、必ず採れる訳ではありません。そんな中、説明してくれるお姉さんは1回の作業に付き必ず砂金1つを採るのがすごかったです。
ちなみに、私は「上手い」と褒められ5つゲット!!
採った砂金は持ち帰れます。私はキーホルダーにして貰ったのですが、旅行中に金具が外れ落としてしまいました(T . T)これだから、お金持ちになれないんだな・・
おっと、ここでもさどまる会員証で入場料が割引かれた事をご報告しておきます。
(さどまるのマーク↓・・・観光協会の回し者ではないんですよ(笑))

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続いて矢島体験交流館でたらい舟体験をしてきました

たらい船


事前の口コミで「軽自動車で」とか書かれた意味がわかりました。距離は短いですが本当に道が細かったです。
乗っている写真は友人とのツーショットなのでUPはしないですが、乗りました。が、漕いでません(笑)たらい船の写真をお見せできないのが残念です(^^;;
写真がないので公式の写真をよかったら見てください。素晴らしい景色を見ることができます。
https://www.visitsado.com/spot/detail0152/

実はたらい舟に乗った途端、雨が降ってきて、しかもポツポツでなくそれなりに降ってきまして。普段は雨具も用意されてて雨天でも体験できるようになっているそうなのですが、出発してから降ってきたのでどうしようもない。
大急ぎで湾内を乗せてもらって、体験は無し(言えば漕がせて頂けると口コミがあったので)風がなかったので傘をささせて貰えて良かった(風があると転覆するのでさせないそうです)

たらい船で海藻や貝を採るそうで、海女さんと違い潜らないので普通の着物で乗り箱にガラスを貼ったもので海中を見て採るんだそうです。
こちらのたらい船はグラスボードになっていて海中が見えるのですが、海が綺麗なので底まで見れました。濡れずに海藻などを採れるのはすごいです。

たらい船から降りたら少し雨脚が弱まったので、写真の島に(経島)渡ろうと太鼓橋(赤い橋)をを渡ったら、通行禁止でした(^_^;)なんか今回の旅「通行禁止」多くないか?これも私たちの持ってる運のせいか!!

たらい船3

写真の島が「経島」です。
『日蓮の放免状を携えた高弟の日朗が嵐にあい漂着。読経して一夜を明かしたことから命名されました』ということで石像が洞窟にいらっしゃいました。

たらい船4

こちらを後にする時は本降りになってしまいました。
梅雨時期の旅行なのに1日目晴れ・2日目晴れ時々曇りと今まで雨が降ってないのが奇跡でした。

私たちがこちらに到着したときに小学生たちの体験が終わり最後の挨拶をしていたので、彼らは雨に濡れず体験できたと思いたい。やっぱり、雨じゃない体験の方が良いもんね。

千石船展示館に到着

千石船1


千石船はどうしても見たかったので旅行計画作る時に外せない場所の一つで、やっと来れたって感じがします。
ここは佐渡国小木民俗博物館に併設された展示館。ここもさどまる割引が使えます(笑)

安政5年(1858年)に宿根木で建造された千石船「幸栄丸」を当時の版図を基に、実物大で正確に復元した「白山丸」が展示されています。

千石船5


大きい!!圧巻です!!
北前船、能登半島で装備などの資料館しか見れなくて、船を見たかったんですよ!!
しかも船内にも入ることができるんです。夢のようです!!
(そして、写真を撮り忘れる(ο_ _)ο)
地域や時期によって造りは違うだろうけど、帆柱とかどう降ろしているか等、見たいところが見れて感動です!!

千石船2

千石船.6jpg

千石船10


「白山丸は全長23.75m、最大幅7.24mで、積石数512石積(77t積み)。
帆は21反、広げれば畳160枚分の大きさがあります。
厳密にいえば千石船ではなく五百石船となりますが、北前船の大型化とともに江戸時代後期に千石船が一般化すると弁財船の俗称として千石船といわれるようになりました」
「佐渡の北前船は幕命を受け、寛文12年(1672年)に西廻り航路を開いた河村瑞賢(かわむらずいけん)が、小木湊を寄港地に指定。
蝦夷地(江差・松前)⇒出羽(酒田)⇒佐渡(小木)⇒能登(福浦)⇒但馬(柴山)⇒石見(温泉津)⇒長門(下関)⇒摂津(大坂)⇒紀伊(大島)⇒伊勢(方座)⇒志摩(畦乗)⇒伊豆(下田)⇒江戸という幕府公認の交易ルートが誕生しました。佐渡金山で算出される金銀も、相川の鉱山町から小木湊へと運ばれて、小木で船積みされたのです」との事。

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米1合で、「石」とは「合」の1000倍だから・・・めちゃくちゃ乗ります!!
中はそう思うと意外に狭いかな〜

ちゃんと水を入れて水漏れも確認したんだそうで。細部まで再現されているんですね。

千石船4

千石船6

模型だけど、帆を立てるとこうなる。
昔は年に1度帆を張るイベントが開催されていたそうですが、現在は行われていないそうです。残念(T . T)
http://shukunegi.com/topics/news/1657/

お隣の佐渡国小木民俗博物館は無料の展示室。廃校が博物館として利用されています。各教室にテーマごとに分けて家で使われてた道具などが展示されています。展示というか、倉庫代わりにしてる感は否めませんがいろんな生活品を見る事ができます。

車で数分だけ移動して、宿根木(しゅくねぎ)の町並みを散策

宿根木は元は港町として栄えていたが、北回り航路の寄港が隣の小木湊になったため港町としてではなく、造船の街とし栄えたそうです。
小木湊は小木港として今も直江津との航路がありますね。

宿根木6 郵便局


郵便ポストが懐かしい。こちらに車を置いて散策させてもらいました。

宿根木5

瓦屋根の町です

宿根木1

宿根木2

どこか懐かしい

宿根木3

自動販売機も街並みに合うようにされてます。格子が絶妙です。

民家も一般公開されていたり、本当に狭い路地に密集していて、タイムスリップしたような雰囲気があり、ちょっと他の地域の町歩きと趣が違います。
建物は日本海の潮風や強風に耐えるように「サヤ」という覆屋で保護しているのが特徴だそうです。
この後、佐渡島往復汽船切符との体験セットの遊覧船との時間があるので、ゆっくり回る時間はなかったのが残念です。じっくりと散策したかった(ο_ _)ο

体験の遊覧船は時間が決まっていましたが、常時受け付けているようです。

ここでは佐渡の青の洞窟「竜王洞」に行くのが目的です。
30分早めに着いたのでお昼ご飯を食べることに。

ながもそば

新潟旅行3日目にして初めて席に着いてお昼ご飯を食べました(笑)
美味しかった!!
佐渡の「ながも(アカモク)」は有名という事でながもそばを

めかぶそば

友人の「めかぶ」そば
このぶつ切りめかぶが昨日宿の夕食に出て以来「いままでの食べてきた めかぶ と全然違う」と友人が大絶賛!
ここのお土産屋にこの「ぶつ切り めかぶ」が売ってました。歯応えのあるめかぶで、結局、このお店以外にこのめかぶを見ることはなく、友人はここで買わなかったことをずっと後悔してました。
どこでも売ってると思ったらダメですね。お土産は旬なので、思い立ったらその時に!!教訓にいたします。

時間がきたので遊覧船に乗ります(雨は本降りから小降りに!!日頃の行いだね)

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雨のせいか、観光船はなんと貸切状態!!二人だけのために出してくれてありがとうございました!!
出発!!

遊覧船1 出発


遊覧船2 侵食穴

先日の尖閣湾の遊覧とまた違った趣の海岸沿いです。
南佐渡地区は海底火山の溶岩が隆起した海岸だそうで、絶壁ではなく比較的低く、木も海面近くから生えていています。

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遊覧船4 プライベートビーチ

こちらは、海の向こう側は家が1件あるだけなので、ここはプライベートビーチ化されているとか(笑)
こんな綺麗なプライベートビーチがあるなんて素敵です。

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海は本当に綺麗で雨天なのにこの透明感!!そして青の洞窟じゃないけどすでに青いです(笑)

で、お目当て青の洞窟は

遊覧船 青の洞窟3

こちらが青の洞窟こと「竜王洞」
島内最大の海底溶岩の侵食により出来た溶岩洞窟とのこと

遊覧船 青の洞窟2

水が綺麗なので海藻がみえます。
ここはシーカヤックでも来れるとのことなので、次回行くならカヤックで来てみたいものです。

遊覧船 矢島

乗り場と竜王洞の間に、たらい船を乗せていただいた矢島の太鼓橋が見えました。

遊覧船 遠kの山

遠くに頂上に雪が被った山脈が見えたので「日本アルプスですか?」と聞いたら「妙高」だとのこと。そんなに遠くが見えるわけないと友人にも呆れられたけど、聞いてみたかったのさ(^_^;)

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旅行計画をした時は「遊覧船2つも乗る意味あるか?」と考えたけど全然違う風景を見ることができたので、大満足です。
同じ島なのに、こんなに違うなんてびっくりしました。

ここまでの移動はこのようになっています

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残すは「朱鷺」のみです

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