スイスイ・ポッターと尿管の石 その1

2012年9月12日に私のフェイスブックで投稿した日記

スイスイ・ポッターと尿管の石
どうもこんばんわ。すいすいです。どうも。
 もう9月に入りまして夏も終わりという雰囲気になってまいりました。
 で、私事で大変恐縮なんですが、8月15日の終戦記念日に尿管結石になりまして、病院へ運び込まれましたw

 
 あらまし
 この日は日直の為に6時頃に離床し、いつものようにネットの巡回(セクシーパトロールではない)をして、一通り閲覧した後にトイレに駆け込むとおしっこが赤い「血尿」である。
「男30、生きてりゃガタ来るもんだな~」とネタ師としてはニヤリな展開。また一つネタができたと、心の中ではしゃぐ。
 インターネット大好きのあたくしは「血尿 出た」とかでググる始末。
 果たしてこの段階で俺はこれから書く事になるヘビーな展開を予想できたであろうか。

 
 否(いな)!

 
 そんなこんなで、出勤の支度をするも妙な残尿感があり再びトイレに駆け込む。 「おいおい…マジ血尿じゃねぇかよ」とさすがに心中穏やかではない。
 自宅を出て徒歩で職場(ホグワーツ)に向かう。この通勤での道中はもっぱら音楽を聞きながら一日の流れをイメージしたり、すれ違う女子高生の人数を数えたり、電信柱から電信柱までダッシュ!とか、ミクシーのつぶやきで「今日は大安です。」とか「今日は友引です」とか何かと忙しい。
で、この日も当然のように「おはようございます。今日は先負です。午前中はろくな事がないから午後に賭けましょう。今日は日直なんで寅さんを見れるくらいの余裕があればいいんですが。」などとノー天気なつぶやきを吐く。つぶやきの通り、完全に寅さんを見て入居者の方々と楽しく過ごす予定だった。

 
 職場(ホグワーツ)に到着して、すでに到着していたケアマネさんに早速「いやー、とうとう俺も血尿出ちゃいましたよーガハハ!」などといつものようにバカ話をして、職場の主任さんも到着して「30代やばいっすねー、ガハハ」とバカ話に花が咲く。血尿の話をしたのはこの二名。
 その後、普通に仕事の準備をするもどうも残尿感が収まらない。またトイレに行く。申し送りなどをして9時に仕事開始。DVDデッキに寅さんを入れて、入居者の水分補給をしたり日直を業務を行うが、コンディションはいまひとつ。調子が上がらない。

 
 そのまま仕事を続け、看護師さんも来て血尿の話をしようとするが寅さんがいいところだったの聞きそびれる。
 時間は過ぎて11時半ごろ、入居者方々の食事が来たので配膳を行おうとするも、立っていられないほどの痛みがわき腹付近に走る。「オイオイ…マジ痛ぇんだけど」としゃがみこみ、「ちと、痛いんでワーカー室にいます」と伝え移動しワーカー室の机に顔を伏せる。
 が、痛みは和らぐことはなく激しさを増す。そこで異変に気づいてくれたケアマネさんが「T君大丈夫?やばくない?横になった方がいいよ」と早番で寝ていた、ウェイ・リン(仮)にどいてもらい横になる。
 が、痛みは治まらずさらに増幅していく、痛みのインフレ、スパイラルを描いて上昇↑(ミヒマルGT的な意味で)

 
 この辺りから意識は朦朧としてきて俺も閉眼して臥床。主任さんやら2階の課長さんやら看護師さんが来て「ヤバイ、ヤバイ、通院だよ」みたいな話をしていたと思う。その後、運ばれてきたストレッチャーに自力で乗って3階から1階に運ばれる。

 
 保険証なんざー家にあるので、持ち合わしちゃいない。すげー痛みの中でAj君にロッカーの鍵を渡して財布やらを持ってきていただき、家にも電話してもらう。が、親父は桜上水で叔父さんの病院、母親はケアマネなんでたぶん仕事中だったのかも。とにかく事情を話してもらう。当然、この間も俺の痛みの株価ストップ高の青天井。
痛みも3倍プッシュで、アカギも雀荘でニヤリ
 そんなこんなでバタバタしていたので、職場の車の中でもだえ苦しむ事、たぶん30分くらい保険証のコピーなんかの作業を事務所でやってもらって出発。

 
 向かう病院は職場(ホグワーツ)では名前はよく聞くけど実際にはどこにあるか分からない病院で、車中でもとにかく痛みは続き、さらには手もしびれ始め、右手なんか握れない状態で「俺はもしかしたらこのまま、一生手が麻痺したままかもしんね」など痛みの中でそんな事が頭をよぎる。
 で、このわき腹の痛みにも波があって痛みが弱くなる時もあればホントにマジで超痛い波が来る。で、後者の痛みが来ると、大の大人が涙流して「痛いよー。痛いよー。」と声を出し続けないと頭がどうにかなっちまいそうな痛みです。
 10分か15分くらいか、車中も苦しみながら病院に到着し、職場から病院に電話してくれてるから、白衣をきたドクター達が出迎えてくれるかと思いきや、
 普通に受付をして泌尿器科の前で待つ事となる。超痛い。

 
 スイスイ・ポッターと尿管の石 その2へ続く。

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