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夏休みと積読

6月末にoptionalコースも終わらせて、まあまだマークは来ていないですが、もうさ、終わったわけです。帽子投げたい勢い。

今更だけれど、わたしはやらなきゃならない事をギリギリまでやらない癖に、やりたい事もまあまあそれが終わるまでやれない、結果8割方の時間をアルコールの霞か塵芥にしてしまうという度し難い生活態度を誇っているダメ人間で、要するに、2年間ほとんどまともに本を読まないできた結果、物理と電子両方で積読が凄いことになっているのです。

しかし冒頭の様に全てが終わった今、わたしの心は未来に向けて好き放題羽ばたいていて、でも何だか薄っぺらい。
いや羽ばたきやすくていいじゃんか。
でもセルロースとセルロイドの違いも説明できなくなってるのはもう、羽ばたく以前の問題でしょう。
とまあ、そんなこんなで、本気で本読んでもいいなあ…という気分になってきたので、積読をリストに書き出して見ていて、嫌なことに気がついてしまったのです。

結局わたし、人に勧めていただいた本ってあまり読みたいと思っていない、という事実に。

心からそそられたものとか「おやこいつは読んでおいた方がよさそうですね」と前向きになったものはまだいいけれど、必読です、みたいな話で、この人が言うなら…とか。話題についていくには読むべき?みたいに思ったものって大体、買っても読む気が起きない。
なんだか、出会い方を間違えているというか…これ、わたしに必要?ってなってしまう。

わっがままだなあ。
こういうところかな?我が強いとか言われるのは。

しかし、鶏卵だとは思うのですが、心が向かないものって頭にも残らない気がして。
結局、正しく出会うまでは、出会っていないのとおなじなんだろうなと思ったりするのでした。

自分とは、選んだものと選ばなかったもので形作られているのですね。

とりあえず、再読も含めて40冊。
夏中には無理でしょうが、書き出したものくらいは読み切りたいものです。

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