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美しさというもの

生きていて、美しいと思うもののほとんどは、本質的に人間が関与していない。
毎日の生活の中にある美しさは大体、全体の0.2%くらいだ。時間に直すと1日2.8分。
そしてそれが本質的に人間がいないと生まれないものである確率はさらに低い。

もちろん、美しさとは人間の生んだ概念であり、そう感じた私が紛れもなくヒトである以上、我が人生における美しさに占めるヒト成分は100%だが、今話しているのはそう言うことではない。
そう、わたしは地上における絶対普遍の美というものを信じているのである。

まあそれはそれとして。

で、わたしはじぶんが生き延びるために、この美という価値観に縋る人生と訣別したいと思ったのだ。主に年末。
何故なら私が美しさを受容できる幅が一日0.2%の人間である以上、わたしの人生における美も物理的にそんなもんだからだ。
主観的にわたしの人生は8割美でできているが、それはいろんなものから目を背けた結果だと思うので。

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