映像研には手を出すな その面白さたるや

2020年1月に放送されたテレビアニメ「映像研には手を出すな」

乃木坂46で実写ドラマ、映画化されて大ヒット中なのだが、なんでこんなにも面白いのか、先週映画を見てまたアニメをみたくなったので、アニメを見直しながらう~むと考えてみたのです。

あらすじはwikiとかで見て下さい。

岡田斗司夫のyoutubeで原作者の大童澄瞳氏が喋っているところを見たんですが、この人がもう最高です。theオタクといいますか、ジブリにでてくる戦車やらの話を熱く語りまくっている様が非常に楽しそうで、なんか憧れてしまうというか、こんなにも熱く語れることって自分にはねーな、と思ってしまって。

これっすね

そんな人が描くアニメを創る女子高生の話ですから、もう最高なんですよね。

ただ、「面白い」で片付けたくないんですよ。

まずこの、作者もそうですけど本当にアニメが好きなんだなという二人が出会ってアニメをつくるという点、浅草みどりがジェット機が発射した時に出る煙の解説してるところとか、妄想の設定の中で水中に広がった二つの都市の説明をしているところとか、ずーっと聞いていられるんですよね。

僕、「マツコの知らない世界」好きなんですけど、なにかを猛烈に好きな人がそれについて語ってる姿って最高にカッコイイじゃないですか、自分には理解できない分野でも聞いていて面白いし。

なにか通ずるものがあるんですよね。

だけどこの「映像研には手を出すな」では、実際になにもないところからアニメをつくることがいかに大変で、そのなにもない環境というのを部活動というところに落とし込んでいるわけですが、それを人に見せるところまで持っていく過程がいかに膨大な作業を費やしているか、そこまで描いていて原作者さんは「別に主人公たちは女子高生でなくてもよかった」とは言っているんですが、その女子高生が今まで自分の中で完結していたいわゆる「趣味」が「仕事」になっていくさまが見ていて妙にリアリティがあって面白い。

「趣味」を「仕事」にするって簡単にいうけど、その苦悩を女子高生を通してみせてくれるアニメなんて最高じゃないですか、もう最高めちゃくちゃ面白い、面白いですよ~面白い。

面白いってことで、終わりにします。

あと実写版も最高です。可愛いです。さいこうに可愛いです。

要すると、最高に可愛いってことです。

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