L&Gグローバルビジネス MEETUP vol.1まとめ（2. VISIONとVALUE、メンバーと働き方 編）

※この記事（全4回）は、9月22日に実施したMEETUPの要点をまとめたものです。
今後のMEETUPの詳細はこちらをご覧ください。

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VISION

このように色んなことをやっている私たちですが、「結局、L&Gって何がしたい会社なの？」に一言でお答えすると、「選択肢の多様性のある社会を作りたい」。平たく言うと「イケてる選択肢を作って行こう」というのが、私たちのビジョンです。私はホテル事業を軸として会社を経営してきました、それは、自分にとって「良い選択肢がない」と強く感じた領域がたまたまホテル業界であったからです。けれど、世の中には、「もっとこういう選択肢があってもいいのに」と思える場面や領域はもっとたくさんあり、そこに対して、ホテルの枠組みにとらわれずにどんどんアプローチし、より良い新しい選択肢を作っていくということが、“L&Gのしたいこと”だと思っています。

VALUE

1 愛するものを作ろう

不満、不安、不快感といった、「もっとこうだったらいいのに」という“不（負）”の感情は、実は大きなチャンスでもあると思っています。なぜなら、これらは課題であって、課題を認識することでその解決策を考案することができるからです。その解決策をビジネスのスキームにうまく落とし込むことができれば、世の中の“不（負）”を感じる人を減らしていけるのではないかと思います。なので、商品を作らなければいけないから作るのではなく、自分のリアルな痛みや乾きを起点に商品を作り、それを通じてどれだけ自分がワクワクできてハッピーな気持ちになれるかではないでしょうか。自分が誠実な気持ちで愛せるものを作る、ということを大切にしています。

2 逆境を楽しもう

私が好きな格言の1つは、「もし神様にレモンを与えられたらレモネード作りたい」。会社を経営していく上で、逆境じゃないことの方が少ないですし、チャレンジする以上常に逆境だと思うんです。私たちは、逆境でへこたれるのではなく、逆に楽しむようなメンタリティを大事にしています。「大雨が降れば水着で外に飛び出し、大雪が降ったらスノボを担いで山に登る」、そんなバイブスですね。もちろんコロナも大きな逆境ですが、それと同時に、私たちは「こんなに危機的な状況ある？！」と楽しむくらいの前向きな気持ちで、この状況をどうやって変えていけるか、この状況だからこういうことできるのではないか、と考えながら、お話ししてきたような色々なことに挑戦しています。

3 影響力のある存在なろう

自分自身が変わっていくことも大事ですが、それ以上に、世の中や周りの人が変わるきっかけとなるような、ポジティブな影響をもたらす存在になることも大事だと思っています。その人の言動によって周りの10人が主体的に動いて、さらに10人それぞれの周りの10人が動いて…と、ポジティブな影響が広がっていけば、もっと世の中を良い方向に変えていけます。そういう意味で、会社としても、事業としても、個人としても、私たちは「影響力のある存在になる」ことを大事にしています。

4 仲間を笑顔にしよう

ありきたりな言葉に聞こえるかもしれませんが、これが意外と、実際には忘れられがちになっている大事なことだと思っています。お客様やクライアントさんに誠心誠意尽くし、自分の笑顔を外の人たちだけにあげて、一緒に働く仲間や家族などには疲れた顔ばかり見せてしまうみたいなことって、ありがちですよね。でも、仲間にこそ最高の笑顔を見せて仲間も笑顔にしていけば、それが回り回ってお客様やクライアントさんの笑顔にもつながって、みんなが笑顔でハッピーになれると思います。

私たちの強みは、主に4つです。まず、「持続的なブランディング」「マーケティング」。特に、思わず人に話したくなる、思わず手が動いてしまう、そういった人の自然な欲求や気持ちに働きかけるようなマーケティングが得意だと思っています。そして、「シームレスな空間プロデュース」。これは、お客様のUI・UXをしっかり考えながら、三次元空間や体験を設計していくということです。最後に、「世の中にとって必要な事業の創出」。既に世の中にある事業であれば、私たちがわざわざやる必要はないと思っています。世の中に必要とされているけれど、まだ誰も思いついていなかったり、リスクを考えて着手していなかったり、まだ実現には至っていなかったりするようなことに、リスクテイクする度胸を持ち、出る杭となって挑戦しています。

メンバー

現在、役員3名、正社員30名、業務委託13名、そこにインターンやアルバイトを加えると、大体70〜80名ぐらいの結構な大所帯になりつつあります。
様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まっている私たちは、自分達のことを「プロの素人集団」「サファリパーク」と表現することがあります。柵の中に入れられて餌やりに来てくれる人がいる「動物園」ではないんです。野に放たれて自由で、世話はしてくれなくてもちゃんと見守られているような、そんな会社です。

働き方

組織構造は、いわゆるマトリクス組織です。マトリクス組織は、ピラミッド組織と対になって語られることが多いですが、L&Gでは、スタッフはどこか1つの事業部だけの専属というよりも、メインで所属する事業部がありつつも色々な場でいくつかの仕事を掛け持ちしながら、それぞれの強みを生かしていくような働き方です。いわば、「社内副業」ですね。1つのことを極めるのもいいとは思うのですが、そうすると自分自身のスキルや業務を相対的に考えづらくなると思います。L&Gは、色々なことに挑戦できる環境で、メンバーそれぞれができることを増やしたり強みを知ったりする機会をたくさん作れるような組織を目指しています。

福利厚生は、もちろん基本的なところは労基法にしっかりと準拠しており、有給取得率も高く残業代も１分単位で出ます。少し変わった制度としては、例えば休暇制度でいうと、毎年取れる10連休、地方勤務の方は3ヶ月に1回5連休のリフレッシュ休暇、新婚さんは＋1連休サービスするハネムーン休暇などがあります。他には、書籍補助で学びをサポートしたり、ホテル宿泊補助として、好きなホテルに宿泊する際に年に4万円補助が出されます。ちなみに、自社ホテルであればほぼ原価で泊まることができます。

(続く)

※次回は、「事業内容編」です。