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よるのひとりごと

 夜に、「なんかやだな。」と感じることが多々ある私。何が、という具体性がないだけにめんどくさい。どうしようもないからだ。ただただごろごろと、だらだらとブルーライトと仲良くして時計を見て「あぁ、だめだ。今夜もこんな私だ」と思ってしまう。自己肯定感なんて下がっていくばっかりで。

 うまく生きられないな、と思うことがある。そんな時はひとつのアルバムを思い出す。笹川真生の「生きてる方がかわいいよ」。こんな私だって生きてる方が絶対にかわいいのだ。だから今日も頑張って夜を超える。

 もう、全部しんどいな、と思うことがある。寝たら幾分回復するのはわかっているけどそもそも寝られていたらこんなことは思っていないので却下。そんな時は考える、というか生み出す。今書いているnoteも例外ではないけれど普段はもっと違うこと。例えば創作とか、くだんない妄想とか。私のスマホのメモアプリは他人に見せられたもんじゃない。無理やり思考を変えて、どこか第三者視点で物事を動かしていると落ち着いてきたりする。「ん、寝よっかな」と思えたりする。

 手持ち無沙汰になると寝る前に写真フォルダをのぞいたりもする。最近はアーティストのライブ中の写真とか本人が投稿したオフショットとかで埋まってきた。キタニタツヤ、笹川真生は言わずもがな、無駄に顔のいい小林私やみんな髪がサラサラすぎて羨ましいシンガーズハイ。MVの撮影で髪型が変わった、これはあの曲歌ってる時...とか考えていると「明日は電車であの曲聴こ」となって意外とスムーズに入眠できたりする。

そうやって、ひとつずつ夜を超える。
大丈夫だよって、自分に言い聞かせながら。
その場しのぎでもいいんだよ。そのための娯楽だから。
私を生かして、満たして、前を向かせてくれるのは結局音楽と物語だったりする。
と、今も言い聞かせるよるのひとりごと。

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