“真のジョイントコンサート”を目指してーCoro Ponte×粋声ジョイントへの思い

Coro Ponte団長の道順です!
明けましておめでとうございます!

なにやら仰々しいタイトルを掲げていますが、そこまで大それた話をするつもりはありません笑

来月24日に私たちが開催する粋声・ころぽんのジョイントコンサートについて、企画のきっかけや趣旨、オススメのポイントなどを、発起人である私から簡単に紹介させていただきたい!という企画記事となっております。
すでにチケットをお持ちの方もそうでない方も、ぜひご一読いただければと思います。

なぜ「粋声」とのジョイント?
これはもう単純に縁の深さですね。
同じ指揮者を迎えていることや年齢層の近さ、兼団員の存在など、かねてより粋声さんの活動には意識させられるものがあり、個人的に"なんらかの形で共演したいなあ" と常々思っていました。
そして遂に去年の5月、"今がその時!"と意を決して粋声さんに打診したところ快諾をいただき、晴れて実現したのがこのジョイントコンサートです!

この企画の趣旨・目的は?
今回の企画にあたって、両団代表の合意のもと以下のような目的を定めました。
・お互いの音楽から刺激を受け合うこと
・交流が今後も長く続くためのきっかけを作ること
・"ジョイントコンサートの面白さ"を観客に届けること
・それぞれのファンに、もう一方の団の魅力を知ってもらうこと

これらが実現されれば、”粋声とCoro Ponteのジョイントコンサートとして成功と言えるだろう”という共通認識を持ち、去年の7月より合同の実行委員会を立ち上げて、密な協力体制を組んで運営を行っています。

コンサートのオススメポイントは?
1.両団の特色が表れる単独ステージ
Coro Ponte は、持ち前の情感を込めた言葉さばきとダイナミクスの幅広さを活かして、組曲「花に寄せて(詩:星野富弘 曲:新実徳英)」を演奏。
粋声は、まとまりがあり豊かな発声と冴える和声感でもって、フォーレ,ドビュッシーらの名曲に挑みます。

2.多彩かつ力の込もった合同演奏曲
今回演奏する曲は、まずチラシに掲載した
 ○人間の顔 より "Liberté"(曲:F.プーランク)
 ○であい(詩・曲:三善晃)
そして先日Twitterで情報公開した
 ○路標のうた(詩:木島始 曲:三善晃)-男声合同
 ○Ave Maria(曲:G.ホルスト)-女声合同
を予定しており、いずれも2団体のジョイントならではのテーマを持ちつつ、それぞれが個性的な魅力を持つ選曲となっています。合同練の回数は当日を含まずに全7回を予定しており、しっかり練り上げられた聴き応えのある演奏をご期待いただければと思います。

3.プログラム構成にちょっとした遊び心も…?
このコンサートでは、企画である私の遊び心でいくつか演奏以外にもお楽しみいただけるであろう要素を盛り込む予定です。
両団にとって初の試みとなるものや、皆様へのサプライズ的なものがあるかも?当日をお楽しみに!

おわりに
ちょっとだけのつもりが、書き始めると筆が止まらずここまで来てしまいました。
最後に少しだけ、タイトルに書いた ”真のジョイントコンサート” という言葉についてお話します。

個人的にジョイントコンサートというものは、単独の演奏会以上に”ワクワク”するものであるべきだと思っています。

「あの団体同士がジョイントして、しかもあの曲を歌うの!?ぜひ聴きに行きたい!」という、その日までの”ワクワク”
「この人たちが合わさるとこんな素敵な音楽が生まれるのか!」というその瞬間の”ワクワク”
「こっちの団体は知らなかったけど、単独の演奏もとても良かった。ぜひまた聴きたい!」という、それから先の未来への”ワクワク”

私が思う”真のジョイントコンサート”っていうのは、そういうものです。
今回の粋Ponジョイント(※)でも沢山の”ワクワク”が生まれるように、残り2ヵ月全力で準備してまいります。
(Twitterでこちらのハッシュタグを使っているので、情報をお求めの際やご興味があればぜひ覗いてみてください!)

最後までお読みいただきありがとうございました。
当日は両団とも全身全霊のステージをお届けしますので、2月24日(月祝)はぜひ渋谷へお越しください!

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