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越えられない壁

あなたなら越えられる
励ましの場面でかけられる言葉だ。

ありがとうと言えば
相手の優しさに応えられる為に、ついそこから
自分の心を深掘りしないが、
私は納得した事は殆どない。

そっとこのnote にしたためようとおもう。

壁は誰かに越えて欲しくない時に自ら作るのだから、
自分から
乗り越えられる前提なのは 理解できない。
不可能に思える壁のどこかに
入り口を作ったり、
高さをカスタマイズしたり、飛び越える筋力をつける必要が生じる。
特別で創意工夫がいる。

壁にぶつかった時、何だかの工夫で逃げ道を見つけるしか生きる方法がないのか?
ぶつかったまま 壁面にのされる事もあるが、
押し花の様な自分を認めて、壁面で居場所を得る生き方もあるように思う。

気づけば数多くの 押し花になった自分がいるような気がする。

そこから ヒラヒラと風に吹かれて 壁から飛ばされて違う敷地に入り込めるパターンもある。
また、元の敷地に戻ってきてしまう事すらある。

壁は必ず越えられる為にある訳ではない、と
いうのが私の実感だ。


人生の壁とどう付き合う?
壁に向かって 落書きしてみる?
いきなり梯子をかけるか?
低めの壁を見つけに出て行くか?

今は

目の前の壁を利用して
鏡をつけて自分の姿を見ている気がする。

飛び越えることができない弱さと向き合って
背後の壁の丈夫さに絶句している

別のものにリメイクするのはどうだ?














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