就業支援(8日目)

計画的偶発性理論

金曜日は英語の授業ではなくキャリアコンサルタントの人が就職に向けた話を行いました。その中でグランボルツ教授が計画的偶発性理論を提唱しているそうです。内容は個人のキャリアは8割が偶発的なことによって決定している、といった話です。現在は何が起こるかわからない世界となってきています。そのなかで自己選択によって計画的にキャリアを積むことが難しくなってきています。自分の予期しない出来事で転職を余儀なくされたりすることもあるでしょう。その偶発性をポジティブにとらえようと試みているのがこの考え方となります。そしてポジティブにとらえることで、新たなチャンスや新しい自分との出会い、人がみえてくるといっています。どうにもならないことで落ち込むのではなく前向きにとらえチャンスを探し出してく、その姿勢が大切になります。

面接でのコミュニケーション能力とは

よくコミュニケーション能力が必要といわれているが、それは誰かと仲良くなれたりだとか、人見知りしないといったことではないです。企業が求めるコミュニケーション能力とは、相手の意見を聞き、自分の意見をまとめ、相手に正しく伝え、目的を達成させる能力のことを指します。

短所をリフレーミングしよう

リフレーミングとはフレーム、視点を変えること指します。面接で長所と短所を話すことがあると思いますが、その時の短所をリフレーミングするとどんなことでも長所に変化させることができるということです。例えば、集中力がないという短所も言い換えれば様々なことに興味をもつ、好奇心が旺盛であるといったようにです。

外的要素と内的要素

その人物を語るうえで、外的要素と内的要素を分けて考える必要があります。分けて考えることでその人に適した職業がわかってくるのです。
外的要素はその人ができる、スキルを指します。プログラミンができる。楽器がができる。資格をもっているといったものになります。

内的要素は主に性格になります。この要素は目的によって長所にも短所になることがあります。面接ではこの二つのようを分けて考え自分のなかで整理し、自分はどんな人物なのかを相手に伝えることが重要になります。外的要素は~ができるとはっきりしています。この仕事にはこの資格が必要だとあればそれを持っていなければどうにもならないです。しかし、内的要素では目的によって変わることを覚えておかなければなりません。

志望動機はラブレター

志望動機はラブレターと思って書くと良いと教わりました。ラブレターであればなにを書くのが喜ばれるとおもいますか。外見や収入など外的要素をほめるのはあまり嬉しくないと思います。あなたとデートしたときこんな気遣いがうれしかった。だとか、なぐさめてくれて、そんなやさしい性格がすきといった内的要因をほめられるほうが嬉しいと感じるのではないでしょうか。企業も同じです、1部上場しているだとか、年収がいくらとかよりも、会社がどんな気持ちで事業を行っているのか、企業理念や社風をほめられたほうが嬉しいと言っていました。

志望動機を書くときは企業の内的要因と自分のできること共感することを企業の理念に沿って志望動機としていくのがよいです。努力することを大切にしている企業であれば、自分が努力をしてよかったと思うエピソードを志望動機として書くのです。

企業の内的要因を見つけるにはSNSやWebを利用し自分の足で情報を取ってくることが重要になります。就職サイトに掲載されている情報にも限界がありますし、入りたい企業があれば必ずHPに目を通すようにします。求人サイトに載っていなくても直接電話を掛けると求人があるともあるので自ら行動をするというのが大切になってきます。

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