見出し画像

雉撃ちについて その1

今回は
『雉撃ち』
について。

雉撃ちは
お通じの名称になります。

お通じって
健康のサインとして最も重要なサインです。

医学の祖である
ヒポクラテスさんも
『万病の原因は腸にある』
と話されており

最近では
血液を腸で作っているのではないか?
という研究も増えてきています。

この腸で血液を作っているというのは
約50年前に発表された千島学説です。
それまで、そして現在でも血は骨髄で作られていると考えられています。
だから白血病になったら骨髄移植という治療法があり
血は現代科学においても成分から作ることが出来ない摩訶不思議な
液体です。
食べ物を分解して合成して血液を作っている体内って本当にすごいです。

さて、この血液ですが
千島学説の千島博士はふと疑問を思いました。

戦争後に手足を切断した兵士が健康に生きているのはなぜか?
もし、血液が骨髄から作られるとしたら骨髄があるのは太ももの骨である
大腿骨なのですがその骨がないのにどうやって健康でいるのか?

みみずは腸しかないのに
切断すると血が出てくるのはなぜ?

そんな疑問から生命皆に存在しているのが腸であり
腸こそが血液を作っている場所なのではないかという考えです。

当時は批判されていた考え方でしたが
現在では腸から作られているかもという学説も増えてきています。

私自身も血は腸から作られてるのではないかと考えています。
特に小腸と関係していると考えていて
小腸は栄養吸収と関係しているところだからです。

栄養吸収をしてそれを使って血液を作っていると考えると
便秘や下痢などの症状が続いているとなると
血液をうまく作れていないのではないか?とも思います。

そんな腸ですが
出産時に完全体でできているわけではないものです。
産まれて運動発達の運動を繰り返していく中で作られてきます。

それを知ったのは22歳の時でした。
私自身、昔は虚弱体質であり、幼稚園は1/3は病気で休みという幼少期でした。
そして、運動などを始め体質は変化していったのですが
その中でも変わりにくかったのが胃腸の弱さです。
すぐ下すほど胃腸が弱かったため、外出する時はトイレがなかったらどうしようと
心配になったほどでした。

そんな中、とあるセミナーで
『腸を作るのは発達段階での四つ這い移動である』
と聞き、大人になってからでも変わるとのことで
1ヶ月毎日仕事から帰ってきては自室で四つ這いで30分四つ這いをするという
今考えると少し異常なことをしていたら
なんと1ヶ月後にはほとんど下すことがなくなったのです。

これは驚きで
その後から腸に不調がある方に
『産まれてから立つの早かったですか?』
と聞くとほぼ100%早かった人が多く
四つ這いでの生活を少し意識してもらうと皆さん腸が良い感じに変化してきます。

このように
人の身体ってちょっとしたことで大きく変化するもので
短時間の運動を毎日続けていると
驚くほど変化していきます。

だから個人セッションでは
自宅でできる運動をお伝えして実践してもらうようにしています。

そして、それを繰り返していると
セルフケアできる運動を知っていくことで
体調がこうだから前教わったこんな運動してみようかなと
思うことができるわけで
自分自身の身体のケアが容易にできるように変化していきます。

ただ身体を変えていくには順番があったり
個性によって行うべき順番が変わるため
実際に個人セッションで身体を見させていただきながら
アドバイスする形にしています。

腸に不調がある方は
まず四つ這いで自宅内を移動から始めてみてはいかがでしょうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?