|words|日々のこと - 魔法はいつでも言葉のない場所にある
おおきくおおきくめぐるその手前では
それまでの狭さがいったんいっぱいいっぱいになったり
終わったと思っていたのにまだ少し残っていたあれこれが、浮かんできたりすることもあるから
少し不安になるのかもしれない。
いっぱいになった水が、ぐるぐるぐるぐるまわって、底の方のあれこれも浮かび上がらせながら
そこはいっぱいになって、そのちからは壁を押し倒し、水は流れ出し
まるでそんなふうに。
空間はひろいひろい姿へと、またひとつ、かえってゆく。
次の季節へ。
*
わたしという音が、ひびいて、ひろがって、体験となってゆくとして。
その音に、どれだけ気づいていられるか。
大雑把で、騒々しい「場所」にいると、ついつい聞こえなくなってしまう。
そんなとき「感情」は、とてもわかりやすいシグナルだ。感情をヒントに、音の様子を見てゆく。
音を切り替えるのなら、考えることも、感じることも、自然と変化してゆく。もちろん体験そのものも。
考えて考えて組み立てているようでいて、「考えること」は、おおきな魔法が起こすことの末端の部分に、起こされる側に、あるのかもしれない。
魔法はいつでも、もっともっと奥の場所にある。
魔法はいつでも、言葉のない場所にある。
room8 チューニング&リーディングセッション
リーディングとチューニングをセットでお届けしています。胸の奥に大切にしまわれた星空に触れ、いまの状態を確認しながら、奥からの動きをすくいあげ、まあるく束ねて、本来の流れへ還してゆきます。
room3 おてがみセッション 短編・長編
胸の奥に大切にしまわれた星空に触れ、祝福と魔法のことばを織り、お手紙として届けします。お手元で、ひらいて、感じて、とけて、ふかまって、ひろがって。一通のお手紙からはじまる、魔法の時間をおたのしみください。
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