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二元的志向の矛盾と本心

◇二元的志向の矛盾と本心◇

 一切のことがらには、プラス面とマイナス面が必ずあります。
 これは決して避けられないのです。

 例えば、平等について。
 実際に自分で考えてみて頂きたいのですが、平等なんてものは幻想であり、皆平等なんてことはあり得ないし、不可能なのです。
 平等にしようとすると、必ずその裏側で不平等が増大します。

 平和もそうです。
 平和になるようにしようとすると、必ずその裏側で過度な抑圧が増大し、結果として平和から遠ざかってしまいます。
 権利や自由もそうで、それらを守ろうとすると、その裏側で義務や規制が必ず増大し、結果としてそれらを抑制することになってしまいます。

 愛だってそうです。
 
 個々の人もそうです。
 良い人も悪い人も、皆プラス面、マイナス面があります。

 このように言うと、何をどう選択したらいいのかわからなくなってしまいそうです。

 そこで、重要なのが本心なのです。

 どのような選択もプラス面とマイナス面があり、それは避けられません。
 しかし、人として存在している以上、何らかの選択をしていかなければなりません。

 その個々の選択を、自身の本心に沿って行っていくのです。
 
 その個々の選択に、あなたの個性が現れるのです。


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