信仰と家族

先に断りますが、個人を誹謗中傷したいわけではありません。信仰の自由という観点から書いています。

≫同じ家の中で、夫婦や親子、それぞれが違う「宗教」を信仰していては「家庭円満」にはなりません。

あるSNSのコミュであるお坊さんがされた発言ですが、問題提起されていたのでいつもならスルーするところだけど書きます。このお坊さんは仏教系のコミュに現れては引っかき回して居なくなるを繰り返す方で、元々お寺の生まれではなかったのですが、僧籍を得て妻の実家の寺の住職になられたそうで、仏教に思うところがあるんでしょうけど。

家族の一体感と宗教は別物でしょう。話は変わるけど、「同じ名前を名乗らなければ家族じゃない」と言う論調と一緒ですよ。極論過ぎますって。
ぶっちゃけ一緒に暮らせば家族ですよ。
異なる宗教を信仰することで起こる軋轢はあるでしょうが、互いを尊重すれば同じ家で暮らすのは可能でしょう。同一宗教が家族の心の拠り所になるということは考えにくいですよね。むしろ信仰を強制されることの方が生活に影響があるのではないでしょうか(^_^;)

私の実家の菩提寺は曹洞宗で、昔、ご先祖が地元のある曹洞宗の寺の建立に関わり(発願者の一人)、かれこれ四百年は形式上は信仰してます。私自身が禅宗趣味で禅宗美術が好きで、わざわざ学校に行って勉強したくらいです。これで嫁ぎ先が曹洞宗じゃなかったら、今までの感情を捨てろってことでしょうか?

御朱印集めにあちこちの神社仏閣に行って、神職さんや住職さんと話す機会が増えましたけど、暴論吐くタイプの方に遭遇したことないので驚愕でした。

日本だとハッキリ言うとカルト信者扱いされますから公言しにくいですが、好きなんです。だからこそお坊さんが問題発言するのは残念です。

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