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【石読み日記】 詰めが甘い?
2023年は昨年の陰なる努力が表に表れて実る。そう言っていた、石達は。
『ここで成る』
『ここから在る』
この2つの繋ぎ、流れが要。
「詰めが甘い」
年末辺りから、ずーっと言われてる気がする。私自身へ対して。
しっかり詰めようとしたら
「肩の力を抜け」
と言われる。
それならばと、ほどほどに緩んだつもりでいたら凡ミスしてしまった。本当に良い加減とは、難しいもの。
そして、やっと行った初詣で氣付いた。
どうやら私は見たくないものから逃げていたらしい。
神社の樹々が伐採されていた
参道を歩いて7~8分。散歩にちょうど良く、店でじっとしている日が続くと気分転換に出かける。だか、秋頃からパッタリ行かなくなっていた。
だが、今日行ってみて判った。
一本二本でなく、かなりの範囲で樹が伐採されていた。境内に入ってから度々冷たいザワザワ感を感じたが、それはおみくじを結ばれた樹達のものだと思っていた。
しかし、本殿の裏手へ廻って見えた光景に唖然とした。
無い…
良いも悪いもない
空虚な空間…
そう思った。同時に「計画」と言われた気がした。
これが見たくないから、私は来なかったのか…
天気が良くても時間があっても「いや、やめておこう」と自分に言い聞かせていた理由が判った。
『ここで成る』
『ここから在る』
そう言われたのは、本殿裏手のショッキングな光景を見る前、宗像神社の前に立った時だった。そして、何度も自分に繰り返していた。
すでに起こった事をぐちぐち言ってもしょうがない。ここで成るしかない。今ここに在るのだから。
ここから在る自分に成れ
先に言われてしまっては、文句を挟む余地も無いじゃないか。
私の詰めは相当甘いらしい。
新しい目標は、他店で購入されたブレスレットのメンテナンスもできる店になること。商売的には難しいことですが、それがちょっとでも「山を守る」ことになれば…