飽きるまでとりあえずやってみる4

生ハムとメロンが手元にあったとてフュージョンさせない私

生ハムメロン食べてみたいけど、別々がいいと思っている私を詠んだ1首

｢石油王と結婚したい｣って言うけどさあんたはあいつにゃもったいないよ

石油王と結婚したいという言葉から詠んだ1首

西瓜の赤いとこを残さず食べるカブトムシも寄り付かないほどに

西瓜を皮の白いところが見えるほどぎりぎりまで食べる自分に親が言った言葉を詠んだ1首

パロディの元ネタを知らないけれど周りに合わせて笑っておく

パロディされるほど有名な不朽の名作的なものをことごとく見ていない私を詠んだ1首

28°Cでも27℃でもなく27.5℃が欲しい

クーラーに対しての要望を詠んだ1首

｢君とならどこでもいいよ｣と言うけれどその『どこでも』にサイゼは入るの

デートの時にサイゼはどうなのか、度々論争が起きているのを見た時に詠んだ1首

あの人の訃報を知らせて生きてる人の心を殺すメディア

著名人の訃報を知らせるためにしばしば過激化する報道合戦について詠んだ1首

茶を入れるダメだと分かっていながら最後の一滴を振って出す

雑味云々言われてるけどそれでも悠長に待ってられない自分を詠んだ1首

ここが痛いあそこが痛い2年前なら寝れば治ったのにな

ここ最近の体の調子を詠んだ1首

相手の体調より己の欲望を優先させる奴だった

学生時代は何も思ってなかったけど今考えると･･･という思い出を詠んだ1首