飽きるまでとりあえずやってみる7
帰り道コンポタ缶を飲み歩くあと一粒がなかなか出ない
プラパック輪ゴムでとめた焼きそばと豚汁一つ寒空の下
どこからか銀杏の匂い漂うどこにもイチョウ生えてないけど
金木犀の香りを春につける人桜の香りを秋につける人
「安心して俺の胸に飛び込めよ・・・」化粧崩れるしやなんだけど
あの月を彼も見ているのだろうか冷たく暗い鉄格子から
愛する彼女のナビゲートでドライブ「50m先を右です」
すれ違いざま田中さんから香るあなたと同じシャンプーの匂い
ネット上サンドバッグを殴る人中の人を見て見ぬふりして
干し芋とみかんを食べてお茶を飲む小さな幸せがそこにある
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