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短歌

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2024年1月の記事一覧

うたの日に出した短歌43

うたの日に出した短歌43

1/12 題「止」
感情の波打ちつける波止場にて救いの船を待ち続けている

1/13 題「荷」
定年の山本さんが最終日デスクに置いていった肩の荷

1/14 題「丼」
夜勤の日の晩飯に喰う紅生姜たっぷり乗せた小盛牛丼

1/15 題「刃」
貴方との別れ話に持って行く心をえぐる言葉の刃

1/16 題「辺」
二等辺三角形のショートケーキ ハンバーガーのようにして持つ

うたの日に出した短歌42

うたの日に出した短歌42

1/7 題「顕」
顕微鏡で覗いてみよう あなたから貰った小さく温かな愛

1/8 題「巣」
あの燃えた家にはツバメの巣があった 報せを南風に乗せる

1/9 題「誤字」
君の誤字を咎めるではなく丸ごとを愛してみたい 仕事では別

1/10 題「自由詠」
ばあさんの一太刀避けた桃太郎にドッヂの才能見出すじいさん

1/11 題「犬」
父によく似た顔の人面犬に父と同じ名をつけて育てる

うたの日に出した短歌41

うたの日に出した短歌41

1/2 題「優」
優しいね 君はほんとに優しいね なんにも言わずほっといてくれる

1/3 題「辰/竜/龍」
七つの玉集め神龍に願うは平穏な世と冷え性改善

1/4 題「火花」
夜空に咲く光の花も命懸けの戦いに散るのも同じ 火花

1/5 題「モーゼ」
海を割るモーゼのように人波を割って真ん中歩いてく俺

1/6 題「奇跡」
奇跡の子 星降る夜に産まれ落ち光を増して鮮やかに散る

うたの日に出した短歌40

うたの日に出した短歌40

12/28 題「檻」
もしあの時あの場所何かが違ってれば人間が檻の内側にいた

12/29 題「群」
群れをなし南へ飛び立つツバメについて回る旅をしてみる

12/30 題「たわし」
たわしすら取れずに帰るの嫌なのでラウンドワンでダーツの練習

12/31 題「歌」
今日もまた始まった君の鼻歌 同じとこばかりループしている

1/1 題「令和六年の抱負」
荒波をもろともせずに駆け上る赤いギャラドス

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うたの日に出した短歌39

うたの日に出した短歌39

12/23 題「鍵」
今朝家を出るまでの私をリプレイ 鍵かけるシーンだけ不鮮明

12/24 題「ノートルダム」
ノートルダムが予言を外してくれたから私は産まれ生きているのだ

12/25 題「嬉」
給食に小さなケーキ 嬉しくて何度も何度も逆上がりする

12/26 題「雪」
不夜城の喧騒をかき消すようにしんしん積もる真白き新雪

12/27 題「蜜柑」
分厚めの折り込みチラシを寄り分けてせっせと

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生ハムの原木家にあったなら

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生ハムの原木家にあったなら口説き文句としても使える

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生ハムの原木家にあったならクラッカーの消費量が増える

生ハムの原木家にあったなら鉋を一旦カートに入れる

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生ハムの原木家にあったなら共同作業の練習になる

生ハムの原木家にあったなら薄さの限界に挑戦する

生ハムの原木家にあったなら

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