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ウェイティング(待ち時間)文化が浸透してきた韓国の飲食店

十何年前、ソウルに来たときは、韓国人が行列を作ってまで何かを食べるというのは、ごく一部の店しかなかったのに、最近はわりとフツーにどこでも行列が見られる。
こっちでは、待ち時間のことをウェイティングとよく言う。主に若者が集まる地域の飲食店(ホットプレイス)ではこのウェイティングが必須だ。
この前も有名なデザートカフェでウェイティングを行った。こっちではめずらしいミルフィーユのお店だ。日本で昔食べたものに比べるとここのは生地が分厚くお腹にずっしりくる感じのものだった。
隣のテーブルをのぞいても一個食べるのに苦労している感じだった。
とはいえ、少ししょっぱい生地と甘いカスタードクリームに栗のモンブランペースト。もうこれは美味しくないわけがない。夫は何この食べづらいのと多少文句を言っていたが私はそれなりに満足できたデザートだった。


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