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DXって聞いて少し鼻をのばせるnote

こんにちは。

都内大学3年生のうっしーです🐮
現在都内スタートアップ企業で長期インターンをしていますが、あまりにも学びが多いので、noteでアウトプットしていきます!

最近自治体連携の事業を通して、自治体におけるDXについて考える機会が多いので、今回はDXの定義についておさらいします!

誤った内容はご指摘いただけると幸いです。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは?

DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)とは、進化したIT技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革させるという概念のことです。

簡単に言うと、デジタルの活用により、ビジネスや私生活を取り巻く環境がより豊かになることです。

例えば、レストランのテーブルなどでよく見かける注文用のキオスク端末を思い出してください。キオスク端末により、店員を待たずに自由に注文ができるようになっただけではなく、お客様の人数、注文行動を分析し、売上向上につなげる。また、お客様の注文以降の行動分析から、ストレスを感じる瞬間や待ち時間を短縮できるフローを導入したことにより、注文時の混雑緩和につなげています。

キオスク端末の事例のように、DXはあくまで手段であり、お客様が満足して利用することがゴールにあるのです。


デジタイゼーションやデジタライゼーションとの違い

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DXとよく間違われる概念として、「デジタイゼーション」や「デジタライゼーション」という概念があります。

どちらも日本語訳をすると「デジタル化」という意味ですが、少し意味合いが異なってきます。

「デジタイゼーション」とは、「自社のビジネスモデルにデジタル技術を追加して新たな価値を付与する考え」です。業務のプロセスは特に変化させず、あくまでデジタルを既存のビジネスモデルに取り入れて業務の効率化を図ることが目的です。
例えば、「CRMを導入して既存顧客のデータ管理を効率化すること」が挙げれられます。

これに対して、「デジタライゼーション」は「デジタル技術を活用しながらビジネスプロセス自体を変革して、新しいビジネスモデルを実現する考え」を表します。デジタイゼーションとは違いプロセスをデジタル化により効率のよい状態に変化させ、まったく新しい顧客体験を実現していくのがポイントです。

例えば、「SNSによりインターネット上でコミュニケーションが取れるようにする」こともデジタライゼーションの一例です。
今までは電話や手紙などで家族や友人とコミュニケーションをとっていたのが、今ではTwitter等のSNSを用いて、気軽にリアルタイムでコミュニケーションがとれるようになっています。

このように従来は存在しなかった新しいビジネスモデルをユーザーに提供できるようにするのがデジタライゼーションの目的です。

この2つの言葉には局所的・全域的なデジタル化という大きな違いがありますが、「人々の生活をより良いものへと変革する」デジタルトランスフォーメーションは、一企業の取り組みを超えた社会全体に影響を与えるものです。

つまり、簡単にこれらの関係性を表すと、以下のようになります。

ステップ1:「デジタイゼーション」

ステップ2:「デジタライゼーション」

ステップ3:「デジタルトランスフォーメーション」

アナログ情報をデジタル化する局所的なデジタル化を行う(ステップ1)。その後、プロセス全体もデジタル化する全域的なデジタル化により、新たなビジネスモデルによる価値創造を行い(ステップ2)、その結果として社会的な影響を生み出す(ステップ3)。

企業はこれらのステップを踏んだ上でDX化に取り組みことが求められます。

まとめ

繰り返しになりますが、DXとは、進化したIT技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革させるという概念のことです。

次回は今民間企業で求められるDX人材や自治体におけるDX課題などアウトプットできればと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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