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99.アラサー理系オタクが婚活で結婚した話。(番外編〜本当にあったこわいはなし〜)

こんにちは。写真は夫さんが落ち込んでる私に買ってきてくれた苺大福です。めっちゃ美味しかったハッピー🍓

さて、今回は休憩がてら少し路線を変えて、婚活中に出会ったマジでびっくりしたお相手のお話です。ネタにしてごめん。でも当時わりと怖い思いをしたのでここで昇華させてくれ。怖かったんだよマジで。世の婚活女性は気をつけて欲しい。
※バレちゃうことはないと思うけど、念のためある程度フェイクを入れています。ご了承を。

ちなみにオタク婚活中はほぼ怖い思いはしなかったのでラッキーだった。

1.食事中に怒鳴られた話

普通のお見合いパーティーでカップリングして後日食事に行ったときの話である。
お相手は10歳ほど年上の、いわゆる「人にモノを教える系」のお仕事をしている人だった。物腰は比較的柔らかく、ご本人も「女性慣れしていないので、失礼があったら申し訳ない」と伝えてくれていた所が好印象の方だった。
駅で待ち合わせをして、そのまま食事へ。和食が美味しいちょっといいところの個室ランチである。
婚活なのでお互いの結婚観や仕事に対する話をしたり、婚活大変ですよね(笑)という話で盛り上がり、普通に楽しい時間を過ごしていた最中のこと。

「仕事上、人を叱ることもあるんですけど、やっぱり大変って思いますか?」

まあそうかなと思ったので頷いた。てか他人の思考や行動に口を出さざるを得ない思考ってマジで胃に穴が開くよな〜とか思っていたところ、

「てめぇ何してんだオラァ!!!!!」

怒鳴られた。お茶のお代わりを、と個室に入ってきたお姉さんもびっくりである。因みに私もびっくりだった。え、なに??どした急に?????

「我々はこんな風に怒鳴る訓練も受けるんですよ。だからそんなに大変じゃないですよ(笑)安心してください

安心ってなんやねん。
いやいやいやいやいや怖いって。テクニックなのは分かったけどここお店や。突然の大声は怖いです。てか結婚したら家でもこんな風に突然怒鳴られたりするのでは?それはやだな〜〜〜〜〜。というのを顔に出さなかった私はとても偉いと思う。てかこういうとき素直に怖がったりした方がいいんだろうか。

とりあえず大人の笑顔でやり過ごし、後日「私には勿体ないお話だと思いましたので…」とやりとりを終えさせて頂いた。そのあと「おはよう」「今日なにしてますか?」「今度会えませんか?勿体なくなんてないですから(笑)」という怒濤のメール突撃を受けた辺りでちょっと笑ってしまった。これ絶対アカンやつや。申し訳ないなあと思いつつ「もうご連絡することはないと思います」と一度はっきり伝えたらピタッと止まった。もう他の人に怒鳴ったりしてないといいなあ。

2.もう少し馬鹿っぽい方が男受けいいよと言われた話。

こちらもお見合いパーティーで出会い、カップリングに至ったお相手である。確か自営業で、貿易会社を経営してるお相手だった…と思う。たぶん。
仕事に対する考え方や向き合い方がわりと素敵だなあと思ったので、そこら辺の話をもっと聞いてみたいなと思って私から食事に行きませんかとアプローチしたお相手だ。
で、イタリアンレストランで仕事の話を聞きながら、趣味の話、投資や資産形成についての話を聞かせてもらい、地に足ついてる人だなあ、と思いながらあれこれ尋ねたり質問したりとわりと楽しかった。
この頃から私自身も投資に興味があったので、経済や海外、国債や米国株の話なども振ったりしてデザートを食べていたときのこと。

「君って男にマウント取るタイプ?もうちょっと馬鹿っぽい方が男受けするとは思わないの?(笑)」


そっちか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(頭を両手で抱える顔)

これはあれだね、褒めて欲しかったタイプだね。そっか〜!でも私キャバクラのプロのお姉様ではないのでそこら辺のサービス用意してないんだわ。してもいいけどイタリアンレストラン割り勘だとちょっと割に合わないかな!
「えっそんなつもりじゃなかったです💦すみません〜😭💦」と声をうわずらせて下を向き、帰りに本屋さん寄って帰ろ〜とか考えていたら「いや今更そんな風に言われてもさ(笑)」とのことだったのでえっなんかやなことあった??もしかしてお見合いパーティーで本命の人別に居たりした???と一瞬だけ興味が湧いたがまあそれで終了である。面倒くさくなったので「あ、やっぱり今更ですよね!じゃ帰ります❤」と自分の代金だけテーブルに置いてお店を出た。可愛げとはなんだったのか。てか私あまりにも見る目がないな?????(猛省)

因みに食事はめちゃくちゃ美味しかったので、後日友人達を連れて行ったらとても好評だった。ラッキー!因みにそのお相手とはそれきりである。

3.離婚歴を隠されていた話。

なんていうかもうタイトル通りである。
こちらもお見合いパーティーで知り合い、カップリングし、とりあえず食事にでも行きましょうかと安定のルーティンを回している最中である。年は私より8歳程上、お仕事は医療系のお相手だった。
物腰が柔らかそうな印象と、物事に対して俯瞰的な見方をするトコロに興味が湧いたので、好きなことや嫌いなことの話をしたりしていた。この時は確かフレンチレストランのランチに行ったと思う。牛の頬肉ビーフシチューめちゃくちゃ美味かったな。

で、である。
この方とは何回かやり取りを繰り返し、お見合いパーティーで出会った方の中で一番長続きした相手であった。話合うなあ〜、同じ理系だし気も楽だな〜とちょっと先のことを考え始めていた矢先のことだ。

「実は過去に離婚している」

ときた。
出会ったときは離婚歴はないと伝えてくれていたので、シンプルにショックだった。離婚歴があることが、ではない。嘘を吐かれてしまったことがショックだった。
離婚歴があるとどうしても出会いが少なくなり、隠さざるを得ないと言われ、そらまあそうなんだけど、でもなあ、と思った。少なくとも私は提示した経歴に嘘を入れていなかったからだ。
スタートが嘘から始まってしまうのちょっと悲しすぎないか。気持ちは分かるが、やはりそこだった。
因みに私自身は離婚歴ははっきり言って理由次第が前提で、基本は厭わない。いやそら人間だもの、合わないってことはあるよ。結婚も離婚も手段だから、そこから先、本人がどうしているのかが重要だと思っていたので、嘘を吐くという手段を選んでいたことがわりと悲しかった。トライ&エラーのエラーをなかったことにしているのは、結構悲しい。

気持ちは分かるし、理解も出来る。でも二人の関係が嘘からスタートになってしまうのはとても悲しいとストレートに伝えたら、彼はしっかりと頷いて暫く無言だった。その日はそのまま食事を終え帰宅。後日どうするのかなと連絡を待っていたが、彼からの連絡は来なくなった。もし次に出会えたお相手が居たら、もう彼が嘘をつかないでいられたらいいなと思った。

と、こんなことを始め他にもいろいろ怖い思いをしたのだが、番外編としてはこれくらいにしておこうとおもう。

とりあえず食事に行った帰りに人通りが少なくなった瞬間に無理矢理キスしてこようとしたり、食事の後に「折角だからホテルでゆっくり話しませんか」とか言っちゃうのは絶対やめたほうがいいぞ、というのは声を大にして言っておく。
トラウマになるって。やめたげてマジで。後日こうしてネタとして昇華できるならいいけど、そうじゃない女子はたぶん多いと思うので。

怖い思いの話だけ書くのもあれなので、次の番外編はおつきあいには至らなかったが、お相手を見ていて「素敵だなあ」と感じた所など書いてみようと思う。

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