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00.アラサー理系オタクが婚活で結婚した話。(オタク婚活に至った経緯編)

こんにちは。これはアラサー理系オタク(女子)がオタク婚活で結婚に至った記録です。備忘録みたいなもの。運良くどなたかの参考にでもなれば幸い。

あと画像は京都で食べた牛カツ。アホみたいに美味しかった。マジで。京都に行かれた際は是非。

01.オタク婚活に至った経緯

婚活をされている皆さんそれぞれキッカケはあると思うのだが、私の場合は伯父が亡くなったことがキッカケだった。
このとき私は20代後半。伯父は60代前半。超健康体で亡くなる2日前まで旅行に行く計画を立てていたくらい、逝ってしまうこととは無縁に思っていた。

死因は心臓発作ではないか、ということだった。

従姉妹と伯母と買い物から帰って、伯母が従姉妹を家に送って帰ってきたら、伯父はリビングで冷たくなっていた。看取ってくれたのは伯父達が飼っていた柴犬ちゃんだった。

警察が検分を終えたと知らされ、感情が追いつかないまま葬儀になり、呆然とする伯母と従姉妹達の代わりにひたすら葬儀をこなし、認知症の祖母の対応やら食事の手配やら香典やらを終わらせ一息ついたとき。
棺桶の前で、従姉妹とその旦那さんが寄り合うように手を繫いでいた光景を見たとき、ああ、私も誰かと人生を歩んでみたいなと思ったことが婚活に至るキッカケだった。

当たり前だけど、人はいつだって離別と直面しているのだ。
当人の意志でも、意志でなくても。

なんかそんなことを思ったら、彼氏恋人云々よりもパートナーが欲しいなと思った。
死ぬときは(すくなくとも私は恐らく)ひとりなんだろうし、だったらそれまで誰かと人生を歩んでみるのも悪くないのかもしれない。そんな感じ。

当時は寂しかったのかもしれない。彼氏は居たことあったけど、別れたら顔も思い出せないくらい過去のことは忘れてしまうタイプの人間が、果たして寂しかったのかもよく分からないが、1度きりの人生なら1回くらい結婚してみるのもアリだな、くらいの気持ちだった。

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