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【はかせ日記】22/8/18 60回目の誕生日。浅草キッド・水道橋博士還暦生誕祭開催。

博士の悪童日記 2022年8月18日 金曜

6時起床。

60歳。
還暦にたどり着いた。

あいにく激しい雨。
そして激しく下痢と嘔吐。

これは体調が、
ヤバいと心配になる。

赤江くん(玉袋)から
誕生日プレゼントが届く。

JETLINKからも。

ありがとう!!

10時、
ドルフィンソングの三木くんが来宅。

彼もまた8月18日が誕生日で、
27歳を迎えた。

そして今回のLIVEの司会役に大抜擢。

車中、ふたりで
漫才のネタ合わせをしながら
浅草へ向かう。

マルベル堂へ。

物販担当の
フルスイングの利根川さんが
奥様と共にお迎え。

ブロマイド写真の撮影。

昭和のポージングに、
皆で爆笑しながら。

数ヶ月前に、
マルベル堂の社長に偶然、
路上でお会いして、
お約束していた撮影会。

口約束だったが、
それを果たすところは、
利根川さんの義理固いところだ。

3ポーズのTシャツ撮影だが、
メークもしないで、
本当に短時間で終了。

しかも仕上がりは素晴らしい。
このテイストは、
令和の今、逆に出来ないだろう。

利根川夫人が珍しく被写体に。
何時もお世話になっている、
アサヤンの専属カメラウーマンだ。

おまけに撮ってもらった写真もキュート。

駐車場から歩いて、
花やしきの花劇場へ到着。

演出担当の髙須SANと原田専門家は
朝の9時から準備をしている。

中継スタッフの、
チーム高須撮影班の紹介あり。

髙須SANが朝から気合が入っていて、
懐かしくもあり頼もしい。

空席に向けてリハーサルだが、
劇場のムードがたまらない。

前説のカイマ&佐野くんのラップ時から
劇場の音の巡りが良く、
映像もカッコいいのに嬉しくなる。

キープ・ウォーキングも素晴らしい。

「アサヤン」は聞き慣れているが、
2曲目の「雑音」も好きな曲だ。

彼らとの高円寺の路上の出会いを経て、
こうしてステージを
共にしていることが感慨深い。

大森靖子さんチームも来場。

リハーサルで既に戦慄もの。
一行は浅草散策へ。

エガちゃん来場。
ボクとのLIVEの共演は、
ほぼ20年ぶりだ。

高須さんと
エガちゃんも久しぶりの再会。

「浅草橋ヤング洋品店」
の鬼の演出家の頃に出会っているので、
高須さんが逆にビクビク。

若手にとっては
江頭2:50は本当に生きる伝説だ。
エガちゃんに憧れて、
芸人を目指した
佐野くんには神そのものだろう。

通しリハーサルの3人漫才。
出たしの音程がわからなくなり、
ゲシュタルト崩壊。

楽屋で大声で
「また遭う日まで」を何度も歌い、
周囲に気持ち悪がられる。

ママがスパンコールの
赤いちゃんちゃんこを
届けてくれる。

間に合って良かった。

松村邦洋くんが到着。
しかし、衣装で使う、
背広を電車に忘れて
楽屋で意気消沈。

最後にマキタスポーツも到着したが、
リハーサル時間はなし。

ママとシノブさんとの出会いや、
キョウコさんとセトくんとの邂逅など、
出番前もさまざまに人間交差点。

18時半、客入れ。

18時50分開演。

会場は満席に。

カイマ、佐野くんのラップ。

キープウォーキング。トークと2曲。


OPの
ツァラトゥストラはかく語りき
〜イエスタディ・ワンス・モア
〜威風堂々の順だが、
舞台袖で、
泣きそうになるのを堪える。

OPから原田専門家の影武者演出から。

今回の日付決定後の
出演者交渉ぶりから、お話。

8月18日生まれの
錚々たる有名人との出演交渉を経て、
最終的に三木ふとしに辿り着く。

「アサヤン」では、
何時もはボクの隣に居るのに、
8・18生まれではないので、
演出家に徹することになった髙須SAN。

本日が生誕日ではないが、
偶然にも「結婚記念日」であった、
大森靖子さんを紹介。

憑依そのもののライブパフォーマンス。

30分のパフォーマンスだが、
ギターとマイク一本で、
目眩く風景が脳内に広がる。
浅草の劇場が、新宿の路上に景色が代わり、
曲と詩のなかに物語が立ち上がり、
死神と天使が、
まるで夢うつつの如くに去来する。

場所や時間を忘れて没我で
見惚れてしまう。

3人での絡み。
「誕生日に『死神』を歌って!って言われたのは、
初めてです」と大森さん。

ドルフィンソングとの3人漫才。
尾崎紀世彦の「また遭う日まで」

あえての大阪名物ハリセンチョップ。2発。

個人史のなかでは
いにしえのちゃんばらトリオと
共演した、あの日の正月番組の再現だ。

幻の「ザ・ペニバンズ」来日。
架空世界の超大物バンド。

三又又三のひとりがたりで落涙。

前振りたっぷりの三又ダンス。

信楽焼ブラザーズだ。

吉江さん、登場。

アニマルはまぐりへ。
ステージ映えが素晴らしい。

政界からのお客様として、
松村邦洋くん、小泉純一郎で登場。

正装姿なのが、断然に芸に格を生んでいる。

江頭2:50登場。
ビデオ出演と見せかけて。

「アサヤン」時代の入場を再現。

息も切れ切れに。

「青空」熱唱後のディープキス。

青柳監督が来場。

ボクの日記の中では、
ずっと「従軍カメラマン」と書いていた。

選挙期間中に廻し続けた、
ドキュメンタリー映画の特報を初上映する。

膨大な時間の編集だ。

ボクには、近い将来に、
これを見届ける楽しみがある。

「ちょっと待った!」の声とともに、
マキタスポーツ登場。

赤江くん(玉袋)からの祝電を紹介。

マキタスポーツ「浅草キッド」
アカペラ斉唱から合唱へ。

これにて終了かと思ったら、
高須演出の延長部分。

ママもサプライズで最後に登場。

事前に知らされていなかった。

三木が娘の手紙を読み上げるが、
そのまま涙腺決壊。


ボクも締めの言葉でついに
涙腺決壊する。


舞台終了後にも、大森靖子さんが
居残ってくれていた。

数々の記念撮影。


花劇場出口で、数多くの出待ちと拍手。
日本中から集まってくれたファン。

しばらく写真撮影会。

芸人冥利に尽きる。
本当にありがたい。

プレゼントでクルマの後部座席が一杯に。
二人しか乗れない。
三木くんとふたりきりで帰宅。

帰宅後のツイキャス配信。
長めになる。


配信途中にママも帰宅。

「馬力」の二次会に参加してくれていた。

死にたいと思っていた思春期に、
師匠・ビートたけしの声に夜に忍び込まれ、
啓示を受け、
人生を賭けて弟子入りして、生き直した。
芸界は過酷で、
売れたり、沈んだり、
上り坂とどん底を何度も味わった。

人生の中で「自己」はバトンだ。
乗り物であり器だ。
「死」に向かって、
体は潰えるが、
魂や芸が記憶となり、
物語を作り、
永遠に乗り継がれていく。

60年生きてみて、
「芸人」を経験して、
わかったことだ。

今日は、
LIVEというステージを共にしてきた、
師匠、相棒、先輩、後輩を想い、
人生の句読点をつけた。

ありがたい。

1時頃就寝。

明日は参議院会館へ。


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