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家族移住体験記 冬編@北海道浦河町 Day16 : 帯広のばんえい競馬で馬よりも早く走った話(番外編)

昨日から宿泊している、清水十勝町の商工観光課長の前田さん宅では朝食まで作っていただいた。全部最高に美味しかった!

そして、この日は帯広訪問のメインイベント、ばんえい競馬!

YouTubeでレースを見ていたが、でかい馬がのし、のし、と走る様子が愛おしくて生で見たかったのである。11時ごろに会場に到着すると、まだ入場前だった。

隣にある「とかちむら」が十勝エリアのお土産屋さんで、割とレアなバターやチーズ、野菜、お土産などを売っていた。かなり買ってしまったー。

入ってみるとこんな感じ。東京では近所に多い競馬場と言う地方競馬場があるのだがかなり似ている。

博打人の魂がふつふつと湧いてきた。(普段全くやらないです)

パドックに出てみると、割と至近距離で出場する「ばん馬」が見れた。 大きくてかわいい。

昨日ソリに乗せてもらった馬よりも、 若干シュッとしてる印象。

そして出走。ここまでは普通の競馬と同じ。ちなみにお客さんはそこまで多くなかった。

コースには2つの土手があって、ソリを引いた馬がゴールめがけて走る。

スピードは一般的な競馬とは全然違うもので、人が歩く速度よりも遅い。なので、

レースが進むにつれて観客も一緒に歩いてついていくことになる。 一般的な競馬のようにディスプレイがあって展開を見るのではなく、目の前の馬と一緒にレースが楽しめる。

この坂を登るのが意外にきついらしく、坂の手前で一旦一時停止をして気合を入れてから登る感じだった。 一部の馬は登っている途中で完全にダウンしてしまって数分間完全にストップすると言う展開もあった。

目の前で、しかも人が歩く速度より遅いので、どことなく親近感を覚えやすかった。自分が買った馬券と関係なくても、止まってしまった馬に対して「 頑張って!」と皆声を掛けていた。

この日3レースほど見て、2000円ほど掛けて、2000数百円帰ってくると言う及び腰の展開だった。。

なんか老けたな、、

その後は、浦河町の幼稚園で教えてもらった帯広名物の豚丼を食べて帰路についた。 かなりお店があったが、帰り道にもあって良さそうなこのお店にした。

行きと同じく天馬街道を通り、帰りは家の近くにある道の駅の温泉で疲れを癒して2泊3日の旅行は幕を閉じた。

道の駅みついしの昆布温泉。昆布は浮いてるけど効能は謎。

前から気になっていたばんえい競馬を見れたのはすごく収穫だった。

今回学びだったのが、海沿いの街と部屋の中の街で、かなり心理的な感覚が違うことだった。

浦河町は、海と山に囲まれた町。町を走っていると馬が楽しそうに走り、夏は海に昆布が浮いていて、夕日も海に沈む。セロトニン的な楽しさ。

十勝はより土的な自然。 雪原が広がり、資本主義的な楽しみも多く。アドレナリンもたくさん出る旅だった。



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