
地域ブログ運営で地道にやっていきたい人のためのノウハウ
お疲れさまです。すいかです。2004年くらいからアフィリエイトやってます。
このnoteでは地域ブログ、地域メディアの運営ノウハウを書いていきます。
(後半部分は有料ですが、24時間返金可に設定してます)
「これから地域ブログを始めたい!」という人には役立つと思います。
新しく気づいたことがあれば追記していくつもりなので、たまにnoteの通知欄をチェックしてみてください。Twitterでも固定ツイで流す予定です。
早速ですが、私の運営しているのが以下の地域ブログです。観光客ではなく、地域に住んでいる人がメインターゲットです。(※そもそもわざわざ観光に来る土地ではない。)
投稿開始が2019年10月31日~で今が2月なので実質4ヶ月の運営期間です。
ぶっちゃけて言うと儲かってません。アドセンス収益で今月は牛丼が何杯か食べられるかなくらいです。デイリーじゃなくマンスリーで。
地域ブログで稼ぐ!的な観点でこのnoteを買うのはやめましょう。
ちなみにデイリーPVも2020年2月20日で291です。全然多くないです。勘違いしないでよね。
地域ブログの可能性(競合・ブランド・引き継ぎ・地域貢献・ノウハウ)
「じゃあなんでそんな儲からなさそうなことやってんだ?ああん?」と思われているでしょう。分かります。説明するから落ち着いてください。
可能性①アフィリエイトサイトと比較して、地域ブログは競合が少ない
アフィリエイトサイトはライバルが全国規模ですよね。私が5年くらいメインにやっていたジャンルのマンション売却の場合、競合のレベルが半端ないことになってきて、本当に虫の息です(ここで被リンク目的のURL挿入、誰かサイトごと買いませんか?)。
イ:競合アフィリエイター
ロ:一括査定サービス運営のオウンドメディア
ハ:大手不動産会社運営のオウンドメディア
の3種類のプレイヤーが戦う修羅の世界です。もう全国レベル、プロ野球の世界です。超一流の人たちがお金を注ぎ込んでいるわけで、ここで戦い続けるのは個人レベルでは相当厳しい。
コンテンツも似たようなものが増えてしまって、独自性も出しづらいと感じています。
まあこの話はこれくらいにして地域ブログに話を戻します。
地域ブログだと、この戦いがプロ野球から公園の放課後小学生の遊び野球くらいまでレベルダウンします。
こんな兵庫の片田舎でもライバルがいないわけではありませんが、めちゃくちゃ強くて勝てそうにない相手はいません。
SEO的にも地域のお店の固有名詞なんかガラ空きです。
特別に独自性を出さなくても、自然とオンリーワンな立ち位置になります。
可能性②ブランドを築いて長期的な視点で運営できる
地域ブログは名前を覚えてもらえば、指名検索でアクセスされます。ウチの運営4ヶ月弱のサイトでもすでに指名検索があります。
アフィリエイトサイトで指名されるのは、かなり難しいですよね。質と量のどちらかで圧倒的なものがないとわざわざ指名されることはありません。上記の私のマンション売却のアフィリサイトも、いわゆる一見さん相手でした。
地域ブログの場合、継続して更新していれば自然と覚えられます。(※もちろん指名検索をもらうための工夫もした方がいいです。)
さらにTwitterやFacebook、インスタ、LINE@などで更新通知する体制が整えば、SEOに依存しないアクセスが確保できます。
そもそもSEO的にもオリジナル画像をふんだんに使ったサイトになるので、安定する傾向にあるんじゃないかと思っています(神のみぞ知る)。
知名度をあげていって「○○ブログの△△です!」って名乗って、「ああよく見てるわ!」って言われたら嬉しくないですか?
可能性③将来的にサイト売却や事業引き継ぎができる
サイトがブランドとして成立していれば、運営体制ごと他の人に引き継ぐことが可能だと考えています。更新マニュアルだけあれば、すぐできるはず。
でもサイト売却はそれほど関心がなくて、個人的には子どもに引き継げる可能性があるんじゃないかと思っています。
もちろん自分とこの子が「あたしアフィリエイターになる!」とか言ったら猛反対するわけです。すいかも人の親。
でもなんらかの理由で仕事がなくて困ったときに地域ブログなら「ウチのサイト運営手伝うか?」って言えると思うんですね。
突然ゼロになるサイトではないので、言いやすい。
突きつめれば取材行って、記事を書くだけでいいから、高い能力はいらないですし。
作っては飛んでいくアフィリエイトサイトを15年くらいやってきた人間としては、地域ブログの長期的にできそうな感じがとても魅力的です。
可能性④地域貢献の一環になる
どこに住んでも、周りの人なんか関係ねえわって感じで生きてきたんですが、やっぱりさみしい。
地域のことを発信して、お店や会社の人はもちろん、そこで暮らしてる人にも便利に使ってもらえる。役立ってる感じ。これが地域ブログの良いところだと思っています。
遠いどこかの誰かの役に立つのがアフィリエイトサイト、すぐそこに住んでる人の役に立つのが地域ブログ。って言ってもいいんじゃないでしょうか。
近くに住んでる人が喜びそうな記事を書いてアクセスがあると、素直にうれしいです。
可能性⑤同業者とノウハウの共有が低リスクにできる
地域ブログって地域が被らなかったら、まったく問題ないので、ノウハウも垂れ流しで大丈夫なんです。
他の地域ブログの切り口もそのまま使える。
これアフィリエイターで小出しに情報共有してたことと比べると、凄いことだと思いませんか?
だからこのnoteを書いても私にリスクはほとんどないんです。
むしろ地域ブログ仲間ができれば、メリットの方が大きいです。これ読んで地域ブログ始めてみようって人はTwitterのDMでもなんでもいいので気軽に連絡ください。
地域ブログのデメリット(手間・上限・地域依存)
デメリットも書かないとフェアではないと思うので耳の痛いことを書き連ねます。ああ耳が痛い。
デメリット①手間がめちゃくちゃかかる
地域ブログは更新が命です。最新の情報が載っていない地域メディアに継続的にアクセスを呼び込むことは不可能でしょう。
取材や情報収集で街に出る必要もあります。工事中の看板とか写真を撮りに行ったり。
こうした更新作業と情報収集でかなり時間を取られます。
裏を返せば、ネタが次々湧いてくるとも言えますが。
デメリット②アクセスの上限が決まっている
地域に住んでいる人は無限ではないので、アクセスに上限があります。
ウチの市の場合、統計上で26万人が住んでいます。そこから推測すると、かなり上手くいって月間100万PVくらいが限界だと思っています。それも数年後に到達すればいいなレベル。
どのジャンルをやっても上限はあると思いますが(競技人口とか市場規模とか)、地域ブログはけっこうシビアな方なんじゃないかと思います。
デメリット③地域に左右される
地域ブログは住んでる場所によって最適解が相当変わるはずです。
まず人口規模。
ウチの市の人口は26万人で他の地域でやってるところと比較すると、十分ビジネスになると考えてスタートしていますが、隣の播磨町は3.5万人くらいしか住んでいないので、そこに絞り込んでやるのは厳しいでしょう。
もちろん、周辺自治体まで広げていく手もありですが、地域を広げれば広げるほど人の心には刺さりにくくなります。
極端な話、兵庫県のメディアがあっても、それほど魅力的には映りません。
地域は絞れば絞るほどいいって話は『小さな会社の稼ぐ技術』を読んでみてください。
逆に都会ならかなり狭く地域を絞っていくことも可能でしょう。市区町村のくくりに捕らわれることはありません。
次に外部の人が積極的に来るところかどうか。
近隣だと姫路は外国人観光客も多くて、観光地の紹介記事にもアクセスが集めやすいのが分かると思います。
しかしウチの地域は本当に観光資源に乏しいので、観光系の記事の優先順位は低くせざるを得ません。もちろん夏場の花火大会などあるにはあるんですが(今年は残念ながら中止)。
また、どの地域でも競合サイトのレベルが高いと苦戦するかもしれません。
地域ブログは良くも悪くも地域に左右されるので、誰でも同じように始められるものではないと知っておいてください。
有料部分では、マネタイズ、ネタの探し方、拡散手法について書いています。まだまだ発見の多い日々なので、こまめに更新する予定です。
最初に書いたようにほぼ稼げてないので、マネタイズ部分は情報が薄いです。基本はネタの探し方ノウハウがメインになるので、その辺に興味のある人だけが買うと幸せになれます。
1回呑みに行って、酔っ払った私から根掘り葉掘り聞き出すよりは、濃い話ができてると思います。
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