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【エメラルド】 バトルタワー100連勝構築

はじめに

はじめまして!すいかです。
細々とやっていたポケモンエメラルドのバトルタワーでついに100連勝達成したので、記事に残そうと思います。

使用した並び
2022/8/23現在 119連勝中!

以下常体

構築に至った経緯

100連勝達成しているパーティーの記事をいくつか読むと、3匹の相性うんぬんより負けない構築を組むことが必須であることがわかった。そのなかの1つとして相手が初手に出してくるポケモンのPPを枯らし、わるあがきをしている最中に限界まで積んで3タテするという構築がある。プレッシャー持ちのポケモンを初手に出してみがまもを繰り返して、わるあがきをしている最中に後ろの積みアタッカーで積んで全抜きするという立ち回りである。しかし4つのわざのPPを枯らすとなるとそれなりに時間がかかってしまい1周するのに数時間かかってしまう可能性がある。
バトルタワー攻略に当たってよく読ませていただいているBaoさんの記事に、こだわりハチマキをトリックして手短にPPを枯らす構築で結果を残しているものがあった:

この構築はまだ開拓されたばかりで、トリックを覚えるポケモンがマッスグマ以外にも何匹がいる。なのでマッスグマ以外のトリック要員を使ってみようと思った。
この構築にはトリック要員の他に、A下げ要員と積みアタッカーが必要である:

鉢巻トリック要員

PPを枯らす上で素早さより耐久が厚いポケモンが良いと考えたため、それらの中からカクレオンを採用。とくせいの「へんしょく」は受けたわざのタイプに自分のタイプが変わるというもの。17タイプの中の9タイプはタイプが変わることで半減されるため受けやすいと思ったのも採用の理由に含まれる(たとえば、ほのおタイプの技でほのおタイプのポケモンに攻撃すると半減されるという具合)。

A下げ要員

わるあがきはノーマルタイプの技で物理攻撃に属するため、積みアタッカーが安全に積むには相手ポケモンのAを下げる必要がある。カクレオンはその手の技を覚えないためそれを覚えるポケモンが必要である。Aを下げる過程で急所による崩壊を恐れたため、Aを下げる要員としてとくせい「シェルアーマー」のラプラスを採用。H種族値が高く、B、Dもそこそこ高いため物理特殊両方受けることができた。

積みアタッカー要員

積みアタッカーとしてはじめはラティオスを採用していたが、25周年ポケモン映画祭の第一弾の「水の都の護神 ラティアスとラティオス」を観てきてからラティアスに変更した。やることはみがわり張ってめいそう積んでドラクロで全抜きすることだがラティアスの方が耐久がすこし上なのでAを下げきれずに積むことになってしまった場合でもみがわりが残ることが多かったような気がする。

個体紹介

カクレオン

孵化乱数産。個体値は 31-31-30-05-30-30。
鉢巻トリック要員。でんじはで足を奪うことで後続のラプラスが上からくすぐることができる。スキルスワップは相手のクリアボディなどの面倒なとくせいを奪うために採用。へんしょくを相手に渡してちきゅうなげをすることで相手のわざをタイプ不一致にすることができる。これにより被ダメを抑えることができた。
初手にソーナンスと対面してしまった場合はスキスワで特性を入れ替えることでラプラスに交代することができる。
カクレオンの孵化で少々詰まってしまったが、これに関しての記事がほとんどなかったので別で記事にする予定。

ラプラス

孵化乱数産。個体値は31-09-31-31-31-31
A下げ要員。努力値はいろんな技を受けることを想定してH=B+Dとなるように調整。でんじはを当ててしまえばほどんど上からくすぐれるのでSに振ってない。
この時点でかくとうタイプが一貫しているが、カイリキー・ハリテヤマなどは麻痺がなくてもこちらが上を取れるのでAを下げつつ鉢巻トリックしてPPを枯らす動きができた。
スキスワでタイプを変更することでラプラスを受けやすくすることができる。たとえば、C177サンダーの10万はタイプ一致だと確定2発(59.0 - 70.8%)だが、タイプを変えておくと確定3発(39.6 - 47.2%)になる。
105連勝まではまもる→冷ビだったが、使用回数ゼロだったためまもるに変更した。
ほろびのうたは、どうしようもない場合のためのものだがほとんど使ってないため他の技に変えても良さそう。

ラティアス

みなみのことう固定乱数産。3990226Fの個体:26-14-31-30-31-30(炎70)
積みアタッカー要員。調整はリンデさんのラティオスのものをそのまま使わせていただいた(固定乱数する上で個体値も参考にさせていただきました)。
具体的には、Sは人権ラインとされている実数値172+1。
HBは、A200のハチマキ持ちわるあがきが、B+1のみがわりを確定で耐えるように調整(被ダメ35-42)。残りをCへ。
基本的にCを6段階上昇させて、みがわり張った状態でHPも満タンにして万全の状態にしてからわるあがきしたポケモンを倒して突破する。なぜなら不測の事故(爪)でラティが落ちてしまうとどうにもならないからである。
Cを6段階上昇させたとしても、ポケモンによっては少し耐えられてしまうことがあった。これを考慮してラプラスを「オムスター@ラムのみ くろいきり・まきびし・くすぐる・ねむる」に変更して、まきびしを撒くとそういうことが無くせて面白いと思うが、耐久が少し下がってしまうかもしれない。

立ち回り

立ち回りはリンデさんの鉢巻トリック構築の記事とほぼ同じなので、詳細はそちらに譲ることにする。変化技をこだわらせた場合はその後の展開がラクなパターンの1つなんですが、いくつか気をつけないといけない点があったので箇条書きにする:

  • 「のろい」の時は早めにAを下げないとわるあがきのダメージが上昇してしまう。「かげぶんしん」の時はラティに頑張って当ててもらおう。

  • 「うたう」や「あやしいひかり」などの場合はラティのみがわりを盾にできないことが多いので、安全にわるあがきまで耐えた方が良い。

  • 「じしん」や「じわれ」でこだわった場合はふゆうで透かせるため最もラクなパターンだが、PPが少ないためAを下げずに積む場合は1ターン1ターンが大事になる。

70戦目の金リラ戦のみ動画化したのでこれを観てもらうことで立ち回りが掴めるかもしれません(GBA直撮りです):

要注意ポケモン

基本的には「Aが高くてSが早いポケモン」が初手に出られるときつい展開を強いられる。この場合は初手トリックせずにでんじはで足を奪ってからラプラスでAを下げてダメージを抑えられると勝ちやすくなる。キツかった印象が特に残っているポケモンを箇条書きにする:

  • キノガッサ……交代際にきあいパンチを貯められるとラプラスは一撃で飛ばされてしまう。。。

  • ケンタロス……一致すてみタックルがとても強いのに加えて自傷ダメージでめいそう積む前に退場されたりする。

  • 爪を持った一撃必殺持ち……爪を発動させられて初手で当てられたら絶望的。2発目に外れることを期待してAを下げつつ、あとはラティで凌ぎましょう。。。

意外と一撃必殺技を持ってない準伝が初手に出てこられる方が逆に楽だったりする。

最後に

かなり長くなりましたけど、ここまで読んでくださりありがとうございました!!
何かあれば すいか @suica0218 まで!

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わるあがきが必中技ではないことに着目して、今回紹介したパーティーを改良したものでも100連勝達成しました。その記事はこちら:

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