娘が作るスパイスカレー

4月27日(木)の夕飯。

三連休なのでどこかでカレーを作るね、と言っていた娘から、夕方にLINEが。
今夜はカレーです、と。

LINEに気づくまでに少し時間が空いたので、もうちょっとで帰る、というのと、サラダとか作る？と返信しておいたら、もう作った、とのこと。

帰宅してドアを開けたら、いい匂い。
こういう感じの嬉しさは、自分が作る側の人だとなかなか出会えない。
子供のころはあったはずなのだけど、もう思い出せない。

カレーは最近凝っていて、スパイスを自分で合わせて作ってくれる。
こういうカレーがずっと食べたかったけれど、子供が小さいうちはなかなか辛いものは難しいし、大きくなってきても、食べ付けない、いわゆるカレールーで作らないカレーは受け入れられないかもしれないので、なかなかチャンスがなかった。

今日はビーフ。
オージービーフの安いやつだけどねー、というけれど、なかなか。
なによりスパイシーで、いつもよりピリッと辛いカレー、香りもさすがにスパイス調合しただけあって、とても美味しいし、さらっとしたルーが私好み。

誰かが作ってくれたということを差し引いても、すごく美味しいし、作ってくれたことをプラスしたらカンストだよ、と言ったら、にこにこして、満点の回答、と。

サラダは二品も。

帰りに買えたら温泉卵買ってきて、と来ていたので、乗り換え時間の7分で卵売り場に直行して買ってきた。
卵はすっかり売り切れだったけれど、温泉卵は豊富に残ってたのでよかった。

温泉卵ということは、サラダはたぶんほうれん草とベーコン、と思ったら、果たして、そうだった。
ほうれん草が安くなっていて、二袋かったけれど、全部切ったらボウルにはいらなくなりそうなくらいだったので、少し残したそう。
温泉卵を割り入れて、粉チーズ、あとはオリーブオイルとお酢かな？
聞くのを忘れた。

ニンジンのサラダは、クックパッドで調べていちばん上に出てきたものだそう。
お酢とオリーブオイルに、メインがカレーだから、ガラムマサラを少し入れたそう。
カレー屋さんで出てくるニンジンのドレッシングがかかったサラダがあるけれど、ちょっとそれをイメージしたとか。
スライサーでニンジンをカットしてあったけれど、ニンジンは固いからけっこうたいへんだったんじゃないかな。

ほんの少しだけカレー風味で、それがカレーに合う。
別皿に盛ったけれど、ワンプレートにしたら色が素敵だったかも。
うちは味が混ざる盛り付けがみんな好きじゃないので、大きいプレートで仕切りがあるのがあればよかったな。

誰かが作ってくれる御飯というのは、ほんとうに幸せなのだけど、それだけではなく、自分のなかのレシピやメニューをリセットしてくれる気もする。
私はあまりレシピを見ながら料理をしないせいか、カレーならカレー、サラダならサラダの、自分の中の枠組みみたいなものがあって、その中で調味したり、食材の組み合わせを考えてしまいがちだけれど、たまに違う味にこうして出会うと、また違うもの作ろう、と思う。

ごちそうさまでした！