第一回無料ライブ配信 第1部の技術的解説
第一回無料ライブ配信について、こちらは技術的な解説です。
映像こちら。
福島寛太さんのピアノ演奏です。
曲は「トッカータ」「葬送行進曲」「英雄ポロネーズ」の三曲。
30分弱のプログラムです。
音
配信を見てくださったかたからは、音がよかった、との声をたくさんいただきました。
ライブ感があると言ったメッセージや、透明感があって驚いた、というかたもいらっしゃって、とてもうれしいです。
今回のグランドピアノの音は、Q2n-4Kのみで録った音を、直接PCに入れて配信しています。
前々日にテストを行ったところ、思った以上にエアコンの音を拾ってしまいました。
もともとエアコンは演奏中は止めるつもりではいたのですが、予想以上でびっくりしました。
エアコンを止めたところ、今度は距離が近かった配信用PCのファンの音を拾ってしまい、少し離しました。
アンプラグドはこれがいまのところ、個人的にベストかなと思います。
映像
ホワイトバランスを合わせるため、Q2n4Kをカメラとしては使わなかったので、D500とD850で2カメにしたのですが、もう少し色を追い込みたかったです。
ケルビンで指定してカメラ2台で同じ設定にしたので、カメラが切り替わっても違和感はないと思います。
現場で見ていた液晶モニターでは、ちょっと色がうまく合わせられず、黄色が強い映像になってしまったので、次はもう少しいろいろ試しておきたいと思います。
カメラ操作とスイッチング
カメラは2台ですが、この日は娘がカメラ1台を担当してくれたので、ピアノの右斜め前に置いたカメラを固定にして、正面のカメラを、引き、バストアップ、手元の寄りなど、切り替えています。
一眼レフの特性上、ピントが合うときに画像が揺れるので、合わせきったのを確認してからスイッチングしています。
そのため、小節のタイミングで切り替えたいところが違っていたりするのは課題ですが、悪くはないと思います。
画面情報
画面に、スタジオロゴ、演奏者名、曲名を入れました。
スタジオロゴは自分のところの配信だと一目で分かるため、演奏者名と曲名は、誰がなにをしているのか、途中から見ても理解してもらえるようにするためです。
今回はOBSで配信したので、あらかじめこれらをjpegやping形式の画像ファイルとして作成し、シーンごとに切り替えられるように用意しておきました。
デザイナーさんにお願いしている時間も費用もなかったので、前日に私が作成しました。
もう少しスマートなデザインにできるようにしたいです。
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