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RDSインスタンスの作成

RDSとは、Relational Database Serviseの略であり、簡単に行って仕舞えばDBのこと。


AWSでDBを利用したい場合、

・EC2インスタンス(後述するサーバーのこと)にDBのシステムそのものをインストールする
・RDSを利用する

この2種類の方法がある。

RDSの作成方法。

まずは、Top画面〜RDS〜インスタンス〜DBの起動を選択する。

インスタンスとは何ぞや!?

単純に「DB製造マシーンから、自分用のDB(=インスタンス)を一つ作成する」
といったイメージ。
AWSではよくインスタンスという言葉が登場するので、今の内にアレルギーをなくしておく。


選択すると、「本番用のDBかどうか」が問われる。

もちろん本番用なので選択肢は「はい」なのですが、


このインスタンスの作成中はデフォルト値として マルチ AZ 配置 とプロビジョンド IOPS ストレージを使用する。


マルチAZ配置とは

マルチアベイラビリティゾーンを配置するつまり、「DBを配置するデータセンターを、二箇所以上にする」といった具合。
前出の為詳しい解説は省略するが、このように二箇所にDBを配置することで、データのバックアップやどちらかがダウンした際のアプリケーションの動作継続など、色々いいことがあった。


次に、プロビジョンIOPSストレージなのですが、

このIPOSとは、

Input Outout Per Secondsの略で、一秒間にどれだけのデータの出し入れができるの?という処理能力を指定出来るのだとか。

つまり、本番環境を指定した場合この二つのデフォルトで指定される、、
どうやら上記は「はい」を選ぶとこの機能とこの機能は追加されるよ」という説明をしていたよう。

ひとまず選択は完了。次のステップへと移る。


次はDBのステップ選択。
ここは単純に使用したいスペックを選んでいく箇所なので、ご自身の使用したい容量に合わせて選択。

下記、筆者の設定

・DBエンジン:Mysql(選択済)
・ライセンスモデル:General Public License
・DBインスタンスのクラス:t2 micro
・マルチAZ配置:いいえ
・ストレージタイプ:汎用(SSD)
・DBインスタンスの識別子:suiru-mysql
・マスターユーザーの名前:(DBにアクセスするユーザー名)
・パスワード:任意


・DBインスタンスのクラス:t2 micro
・マルチAZ配置:いいえ

ここら辺を変更すると無料枠での使用ができなくなるので注意する。
画面上、画像の箇所より今現在の設定の無料枠の対象内かどうかを判別できる。

こちらが設定できれば、最後にセキュリティ面の設定を行う。

色々と設定項目が出てくるが、聞き慣れない単語が多いだけで、決して難しい話ではない。
下記、筆者の設定となる。


ネットワーク&セキュリティ

・VPC: Suiru用のVPC
・サブネットグループ:DB用に作成したサブネットグループ
・パブリックアクセス可能:いいえ(DBなので、一般ユーザーからはアクセス出来ないようにする)
・アベイラビリティゾーン:指定なし
・セキュリティグループ:Suiru-DB(DB用に設定したセキュリティグループ)

データベースの名前
・データベースの名前:空白
・データベースのポート:3306
・DBパラメーターグループ:default:mysql5.6
・オプショングループ:default:mysql5.6
・タグをスナップショットにコピー:チェック無し

バックアップ

・バックアップの保存期間: 1日
・バックアップウィンドウ(バックアップを実行する時間):指定なし

モニタリング

・拡張モニタリングを有効にする(DB監視・分析レポートの、拡張版を利用するかどうか): いいえ

メンテナンス

・マイナーバージョンの自動アップグレード: はい
・メンテナンスウィンドウ(メンテナンス発生時に、それを実行する時間を指定): 指定なし


・DBパラメーターグループ: 

DBに関する設定をまとめたルールブックのようなもの。何も作成していない限りdefaultのみ選択可能

・オプショングループ: 

こちらもDBのオプションに関するルールブック。defaultを選択

・タグをスナップショットにコピー: 

DBに紐付けられたタグに関して、DBのバックアップ実行時に一緒に保存するかどうかを選択


単語の意味さえ理解できれば、なんら難しいことはないとおもう。上記の説明を参考する。

以上でRDSに関する設定は完了。「DBインスタンス作成」を選択し、無事インスタンスが作成されれば、次のステップに進む。

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