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【子育て】 かけ声は「双子ですか?」

長男(2020)と双子(2023)のいる暮らしについて「この世にたやすい子育てはない」をテーマに雑記しています。

双子ベビーカーでの外出は声をかけられやすい、というのは双子親の共通認識ではないだろうか。

私も例にもれず、散歩に出かけると少なくとも1回は話しかけられる。また、多くのほほえみも向けられる。なんて優しい世界。

買い物帰りのご婦人から、
「お母さん、これで元気出して!」
とチョコパイの箱(未開封)を渡されるというキテレツなこともあった。

子どもが1人のときや、複数の兄弟のときはあまり見られない現象ではないかと思うのだが、その理由は

「双子ですか?」

の問いかけにあるというのが私の仮説だ。

赤ん坊を1人連れた親に、「赤ちゃんですか?」と聞く人はなかなかいないだろう。見れば明らかなのだから。「お子さんですか?」もなかなか厳しいものがある。それ以外ならなんだというのか、兄弟?祖父母?地雷を踏みかねない。

しかし、「双子ですか?」ならばどうだろう。たとえ違っても兄弟なことが判明するくらいだ。「そっくりですね」とでも返しておけば遺恨は残らない。

というわけで、「双子ですか?」は圧倒的にハードルが低いのだ。

晴れて双子であることが判明すると、

「私も双子なんですよ」

とくることがある。これは、自分も双子の親である場合と、自分自身が双子である場合の2通りあるので少し注意が必要だ。

親の場合は同志のような気持ちで少し苦労話しをし、大変だけどしっかり大きくなるよと励まされる。

子の場合は、子ども目線で双子であることがどうなのかを聞けてなかなか興味深い。

いつか私たち夫婦も双子を連れた親に声をかけることがあるのだろうか、「双子ですか?」と。


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