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絵本#1 機関車トーマス

 長男に絵本を読み聞かせていて中でも機関車トーマスの絵本について書きます.

 長男は電車や働く車好きで,トーマスも大好きです.図書館に行くとトーマスの絵本を必ず持ってきます.個人的にトーマスはアニメよりも絵本の方が人間味があって好きだなと感じます.アマゾンプライムでアニメのトーマス(シーズン15,16)も見ていたのですが,大枠的には

調子に乗る→失敗して反省する→役に立つ機関車になるように頑張る

という流れです.調子に乗ったりはするのですが,失敗後の反省は素早いですし,言葉遣いなどはお行儀がいいのでちょっと物足りない… と思ってしまいます.
 一方,絵本のトーマスは調子に乗るだけでなく,口も悪いしすぐに他の機関車を煽ります.例えば,

  • ちょっと休んでいるゴードンに対して,トーマスは通りすがりに突然「おい,のろま!」と言ったり,

  • 泥水に落ちるという失敗をしてしまったゴードンに対して,トーマスは「なんだか泥臭いなー」とニヤニヤしながら言ったり

とだいぶやなやつで,通りすがりに「のろま!」というとかトーマスって結構やばいやつなんだなと笑ってしまいます.汚い言葉遣いを長男が真似するようになると嫌ですが,絵本の機関車たちの方が個性や幼稚な面も持っていて好きだなと思います.今のところ長男は「のろま」などは覚えていないようですが,「側線」「整備工場」「機関室」「転車台」などだいぶ偏りのある語彙を身につけています.

 機関車トーマスを読んで初めて,タンク式機関車と炭水車付き機関車の違いを知りました.図書館には本屋では目に留まらないような古い方があっておもしろく,子供を通じて見える世界が広がっているなと思います.


 

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