見出し画像

気配


気配は音である

そう気づいたのはここ最近のこと

職場の廊下をただ何となく
歩いていただけなのに
死角で向こうから来た人に
ものすごくびっくりしてしまったり

パッと振り向こうとした時に
至近距離に人がいて
ぶつかりそうになったり

こんなこと今までなかったのにって
その度に悲しくなる、そして実感する


“聞こえない" って
想像していたよりもずっと
「身近にある当たり前を失うこと」だと最近思う

仕事の電話でうまく聞き取れなくて
電波のせいにしてなんとなく聞き返すのも
本当はつらくて悲しい

認めたくなくて
笑って誤魔化して

けれど確実に聞こえづらくなっている現実に
私が1番向き合わないといけないのに

他人の何気ない言葉がグサグサ突き刺さる

後輩が〇〇さん(患者)耳遠くてさ
大声出さないといけないから
本当疲れた!笑
って何気ない会話をしていた

やっぱりそうだよね
普通のボリュームでコミュニケーションが
取れなくなると
煩わしいよね、迷惑になるんだよねと

敏感になってしまう自分がいる

考えないって難しいよ
意外にも

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?