雑記#10 配信ライブという取り組み

6月6日僕の好きなバンドであるUVERworldが結成20周年を迎えまして、記念にファンクラブ限定で配信形式のライブがありました。観客は0人。

この日のためにカメラも最新鋭のものを、映像にも音にも拘りを感じました。元々UVERworldはライブでもバックモニターを使って曲に合わせた歌詞付きの映像を流しているのですが、今回はその映像を床に投影してみたり、画面に透過させてさながらPVのような映像を作ってみたりと、配信ならではの魅せ方で非常に格好よく仕上がっていました。

セットリストにもこだわりがあって、元々UVERは年に何十本もライブを行うライブバンドです。そのため各地で若干セトリの差が出るのですが、あの曲が聴きたかったのに自分の地元ではしてくれなかったという不満が毎回必ず出るそうです。ただ、配信なら全国のファンクラブ会員が平等に視聴できる。レア曲を披露するのにはうってつけの環境なんですよね。(今回のライブでは「LIFE」、「御影意志」)

こういった配信ならではの取り組みが大事で、今後配信ライブは一つのコンテンツになっていくでしょうが、今まで通りのライブをカメラに収めただけでは集客は難しいだろうと思います。ただ、こういった逆境の中でこそアイデアが出てもっと面白い試みも増える気がするので期待もしていたり。

希望の見えない昨今で、前例もない(ほぼない?)中で率先してライブを提供してくれたUVER。この先、普通のライブがいつできるようになるか、今のところ検討もつきませんが会場で聞ける日がまた来ることを願っています。

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