#8 1日1映画『ボーン・コレクター』

今年観た映画が100を超えました。観るだけで終わるのはもったいなく感じてきたので自分自身で映画の内容を整理して、考察や感想をnoteに残して行こうと思います。第8回になります。

『ボーン・コレクター』

1998年公開。監督は昨日の1日1映画で紹介した『ソルト』のフィリップ・ノイス。主演はデンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリー。ちなみにアンジーはこの映画が初主演です。

あらすじ

敏腕科学捜査官のリンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)は、4年前の捜査中の事故で脊髄を損傷し寝たきりの生活を送っていた。ある日、タクシーで乗客を誘拐し、残虐な殺しが行われる。犯人が現場に次の殺害を匂わすヒントを残していたため、ライムに捜査協力が要請される。ライムは現場の写真を撮ったアメリアの腕を見込み助手として事件解決へと挑む。

先の読めない緊張感

ここからネタバレ含みます。
敢えて証拠品を残し警察を挑発するというフィクションならではの設定ではあるものの、緊張感があり面白いシナリオでした。無線でライムが指示を出し、アメリアが的確にこなしていく、1998年ならではのアナログ感も良かったです。現代で同じようにベッドから指示を出して〜みたいなことしてもハイテクすぎて不自由を感じないでしょうから。。

運命は自分で切り開くもの

「遺伝子が人の運命を決めるって説、僕は信じない。僕の両親はろくに中学校もでてない、本も読んだことがない。僕は何千冊もの本を読んだ、本も書いた。運命は自分が切り開くってことさ。」
これはアメリアにライムが言うセリフです。非凡な才能を持つライムですが決して、生まれ持って才能を身につけていたわけではなく、努力によって道を切り開いてきたことがわかります。人は行動しない理由を置かれている環境や他人のせいにしてしまいがちです。生まれる場所も両親も自分では選びようがありません。ただ環境や考え方は努力で変えることができます。だからこそライムのこのセリフはとても印象に残りました。

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