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欲という生き物について。

先日、『正欲』という映画を観に行きました。

小説は読まずして観に行ったというのもあり、全て新鮮な感覚で受け取れました。

※まだ映画を観てない人はなるべくカムバック。この作品を観た感想を書いていきますね。


個人的には凄く刺さる部分がたくさんありました。誰もが欲という生き物を心の中に飼っていて、それぞれ違う形で時に怪物のようにもなり得る。その欲というものが人によって異なり、人には言えないようなものもあったりする。

自分が普通ではない、とある日気づいた時に自分だけ地球に留学したような感覚に陥る。

人間として生まれた以上、真面目に勉強して社会に出る、そして結婚して子供を育てる、これが普通だとしたら、そうじゃない人は普通じゃないと見なされる。

普通ってそもそもなんだろう、生きていくことってなんだろうと自問自答させられた。

歳を重ねれば重ねるほど、自分の本質的な部分がくっきりはっきりと浮かび上がってきて、表面上周りの人に合わせることだけは上手くなっていくが、心の底から分かり合える人にはなかなか出会えないと気付く。

自分という人間と向き合うということが、どれほど難しいことか。周りの人と違うということで、自分には生きる価値がないのかと思ってしまうことがあるが、周りから見た自分などどうでもいいと思えたら、自分に正直に自分を受容して生きていけたら良い。そして心の底から分かち合える人が誰かひとりでもいてくれたら、人は孤独を感じずに生きていけるのだろうなとしみじみ思う今日この頃。

わたしはわたしのままで、ありのままの自分を受け止めてあげていいんだ。そうそっと自分に寄り添ってあげたいと思わさせてくれた。大切な作品になりました。小説も読みたい、、

あいらぶみー。みなさまも、ありのままの自分を愛してあげてくださいね。

おやすみなさい。


narumi

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