◇「今月の隊員さん」100回目を前に◇
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
5日 (金) にアップする「今月の隊員さん」が、第100回目となります。節目のタイミングなので、これまでの振り返り等、あーだこーだ書いていきます。
◾️振り返り〜その①:100通りの「体験」〜
「今月の隊員さん」とは、隊員さん (ばってん少女隊ファン) に、ばってん少女隊を好きになったきっかけや、普段、どんな風に「推し活」をしているか等を聞いていく企画です。
お話してくださる隊員さんあって、続けられています。
ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
で、
ずっと月イチ更新で「8年と4ヶ月(12 ✖️ 8➕4=100)」続けたのではなく、時期によって更新頻度がバラバラだったので、実期間は約6年です。
タイトルは第1回目からずっと「今月の隊員さん (※) 」で、月イチ更新のつもりで始めたのですが、好意的な反応をいただけることが多く、想定を上回るペースで色々な隊員さんのお話をお聞きすることができ、なんやかんやで「月イチ更新」になるのは、第51回目から。
あらためて振り返って思うのは「楽しかった」です。
大変幼稚な言葉になってしまいますが、毎回色んな方にお話を聞かせていただき、ばってん少女隊の好きなところ、推しの魅力等について教えてもらいます。
。。。といっても、ばってん少女隊の「どこ」が好きなのか、現場は「どんな風」に楽しいのか。具体的に言語化できている人は多くありません。
「好きだから好き」「楽しいから楽しい」では、言語化できているとは言えません (←お分かりいただけますね) 。
色々な質問をしながら、インタビューした隊員さんの100通りの「体験」を通して、ばってん少女隊の魅力を記事にしていく作業は、簡単ではないですが、やはり「楽しかった」です (良い機会なので、記事作成の手順を、最終章『◾️「今月の隊員さん」の作り方』に書きます) 。
◾️振り返り〜その②:基準はランダム〜
誤解されたくないのは、これまで「今月の隊員さん」をやる上で「特別な隊員さんを選んできたのではない」点です。
隊員さんそれぞれ「大切な時間とお金」を使って現場へ行き、一人ひとり、自分だけの「推し活」をしているはずです。
「その中から誰かを選ぶ」なんておこがましいことは、私にはできません。
ぶっちゃげて言えば、オファーする段階で、その人がどんな人か、ほぼ分からず進めることが大半です。
これまで「どんな基準で『今月の隊員さん』に出る人を選んでるんですか?」と、質問された際には、概ね以下の説明をしてきました。
・選んでるつもりはない
・そもそも、まだ現場に来たことのない人に向けて、現場の楽しさを伝えるためにやっている
・言い換えると、色々なスタイルの「楽しみ方」があって、ルール・マナーの範囲内で、"みんな違ってみんな良い現場"、と伝えたい
・だから、色々な隊員さんに登場いただきたい
・つまり、基準はランダムであり、選んでいない
。。。とはいえ、オファー後、「選ばれた〜♪」と喜んでいただける場合もあり、そこへ「いや、選んでないっす」と冷や水をかけるようなこともしたくないので、上記説明をしなかったこともありました。
この場を借りて謝ります。すみませんでした。「隊員さん」の声が聞くことが目的であり、特別な理由はありませんでした。
次回、100回目をアップしますが「特別な隊員さん」は登場しません。「普通の隊員さん」が登場します。
でも、面白い記事になる予定なので、是非とも読んでみてね。
◾️2024年、Zeppツアーへの再挑戦
コロナ禍は終息局面を迎えたと言って良いでしょう。
言い換えれば、また「多数決の暴力」の世界が本格的に帰って来た、ということです。
「コロナ禍だから仕方がない」という言い訳はなし。
まぁ、ばってん少女隊は、そんな言い訳はしてこなかったし、2022年:中野サンプラザ (約2,100) 、2023年:TOKYO DOME CITY HALL (約2,400) と、グループ史上、単独ライブとして最大規模を更新する会場でのライブを開催し、それを「満員にする」ことで、グループとしての進化を「実績で見えるかたち」で示しながら邁進してきました。
なんて真っ当な、強いグループなんだろう、と思います。
そして、2024年。
「年末に向けて」ではなく、「3月〜4月」に勝負のカードを切りました。
Zeppツアー (3.28@Zepp福岡、4.6@Zepp名古屋、4.14@Zepp難波、4.21@Zepp羽田) を、2019年とほぼ同じ会場で開催する。
5年前は集客面で残念な結果になった、あのZeppツアーです。
2019年以前からばってん少女隊を応援してきた隊員さんは、過去のZeppツアー (田舎娘4th) について、集客が不調で、それが原因かは分からないけれど、結果として2019年末、ビクターとのメジャーレーベル契約終了となったことを知っています。
もし、あの2019年のZeppツアー (個人的には、ばってん少女隊のベストバウトだと思っている、最高のライブツアーでした) が、集客面でも大成功だったら、その後のばってん少女隊には、どんな未来が待っていたか。
2023年末、紅白の舞台に立っていたのは、日本のローカルアイドル代表:ばってん少女隊だったのではないか。
おっさんの妄想は笑い飛ばしてもらって良いですが。。。
これからでも遅くはない。
今年、またZeppツアーが開催される。
私は全通するつもりでいるけれど、理想は「チケットがとれない」ほど、多くの人がばってん少女隊のライブを観たいと思ってくれる未来です。
◾️ばってん少女隊、広がって行け!〜新井みかんさんに学ぶこと〜
ざっくりした言い方になりますが、情報を拡散するツールはTikTokが強力で、すごい数字が飛び交っているのを目にします。
特に新井みかんさんという方の取組は、何十万、何百万再生とされる動画を投稿されており、もはや「1つのメディア」と言っても良いレベルで、ファンがやる域を超えていると思います。本当に素晴らしいです。
ただ、新井みかんさん自身が問題意識を持って書かれた記事「TikTokでバズったアイドル現場に新規は来るのか?」
詳細は、記事をお読みいただくとして、重要なポイントが書かれており、それは「推しを知ってもらった後のケア」です。
フットワークの軽さ、住んでいる場所など様々な要因があるので、一概には言えませんが、大事なのは「現場行ったら楽しいんだ!」と思ってもらえる情報を、丁寧に発信し続けることだと指摘されています。
「今月の隊員さん」を始めた頃からずっと書いていますが、これを続けている目的は、まだ現場に来たことのない人に読んでもらって、
「現場にいる人は楽しそうだな、これなら自分も行ってみても良いかな」
そう思ってもらえたら最高。
要するに草の根運動ですが、ないよりマシ。そう信じてやってます。
Zeppツアー、さらに「その先」に向けて「ばってん少女隊の現場楽しいですよ」「是非とも足を運んでください」という情報発信を、100回目以降も、続けていきたいと思います。
それと、これは新井みかんさんに許可取ったので書きますが、ばってん少女隊の素材 (※ライブ中の撮影可写真/動画に限る) を持ってるけど、TikTokとかよく分からないぷー、という方、新井みかんさんに送れば、拡散に使っていただけるそうなので、連絡を取ってみてください。
◾️「今月の隊員さん」の作り方
最後に、「今月の隊員さん」について、私がやってることを書きます (ここから長いぞー) 。
まず、オファーする段階では、記事をアップする日とメンバーの「誕生日」が近ければ、そのメンバー推しの方にオファーを出します。
オファー前に気を付けるのは、その程度です (私の感覚では "選んでない" レベルです) 。
でも、オファーする以上、お声がけしたら誠意を持って「是非とも登場してください!」とお願いするし、ブログに載せる以上、読み応えのある記事になるよう、一生懸命がんばります。
具体的には以下のことをします。
【インタビューの1〜2週間前】
①:インタビューOKをもらったら、質問リスト (※) を送付し、その方の過去のSNSでの発言等を調べる(→インタビュー前に「調べれば分かること」を知っておくのは礼儀であると同時に、記事の質も大きく変わります)。
【インタビュー後、2〜3週間】
②:大体2時間 (初期は30分でしたが、どんどん長くなり現在の2時間に至ります) インタビューした後、そのほぼ全てを文字に起こす(→この作業は地獄です。2時間分のインタビューの文字起こし、1回やってみてください。マジで時間かかります。やってもやっても終わりません)。
③:インタビュー内容をじっくりと振り返る(→こうすると、インタビュー中気付かなかった、その人の「考え方、価値観」などが見えて来ます。ここでどれだけのことに気付けるかが重要)。
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【さらに補足】
ばってん少女隊現場の「どこ」が好きなのか。推しの「どんな面」に感情が高まるのか。
先ほど書いたように、具体的に「言語化」できている人は多くありません。そこで、インタビューでは、その人のこれまでの「推し活 (アイドルに限らない) 」、さらに人生を振り返ってもらいながら、どんな局面でどんな決断をしてきたのか、どんな価値観で動く人なのか、を聞きます。
正直、よく分からないまま、インタビューが終わることもしばしばあります。
でも、インタビュー全体を文字に起こした状態で、じっくり眺めていると、その人の「価値観」や「生き方」について、パッと「つながり」が見える (と、私が感じる) 瞬間がやってきます。
そこから、記事作成です。
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④:分かりやすく、読み応えのある記事になるよう、お話を再構成する。
【大体アップの1週間前】
⑤:本人に記事を確認していただき、OKをもらって、アップの日を迎える。
⚫️終わりに
「今月の隊員さん」を始めた当初、私は現場の知り合いがゼロでした。
2017年から1人でばってん少女隊現場に通い始めて約1年半、人見知りで誰かに声をかける勇気もない、ビビリな私は、ずっと1人で現場に通い続けました。
(現場へ行くきっかけ等については、ほくゆさん (※) のポッドキャストで話したことがあるので割愛しますが、聴いたことない方は良かったら聴いてみてね)
現場で1人でいるのは、現在もあまり変わっていないのですが。。。
「今月の隊員さん」を続けている、というか「続けることができている」理由は、「ブログに載せたいので、お話聞かせてください」という、ハッキリ言って "怪しさ" しかないおっさんに、親切にお話ししてくださる「隊員さんの優しさ」のおかげです。
素敵な現場なので、少しでも興味があれば、是非とも現場へ足を運んでください。
【隊員さん募集】
当ブログではお話を聞かせてくれる隊員の方 (18歳、高校卒業以上) を募集しています。
特別なエピソードは必要ありません。「ありのまま」で大丈夫です。
接触厨も楽曲派もOK。楽しみ方は人それぞれ。(でも周りの迷惑には気をつけてね)
DDの方も“隊員の日”があるなら立派な隊員です。
ご協力いただける方はhttps://twitter.com/SuhaiGenba までDMでご連絡ください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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