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【ライブレポ】ばってん少女隊@JAM EXPO2022〜「6人の私たちにも会いに来てね」と、希山愛は言った〜

 本日は、横浜アリーナで行われた@JAM EXPO2022にて、ばってん少女隊のライブを観て来ました。

 @JAM EXPO開催期間中、横浜アリーナ内は、ロビー等の特設ステージを含めて7つのステージが設けられ、今回、ばってん少女隊は、その中でも最も大きな「ストロベリーステージ」(キャパ:約1万人) に出演します。
 いわゆる、"ガチの横アリ" です。

 1万を超すキャパのフェスに出演すると、お客さんの流動も激しく、ばってん少女隊のステージが今から始まる、というタイミングでお客さんが減っていき、冗談みたいに客席がスカスカになっていく、という光景を過去に何度か目にしたことがあります (そのときのレポはこちら→ビバラポップ!2018年 5.6@JAM EXPO2018 2018年8.25@JAM EXPO2019 2019年8.24) 。

 2日前、メンバーのちゃん瀬田 (瀬田さくら) が体調不良のため、お休みすることが発表されていて、5人でのパフォーマンスになることが決まっていました。
 メンバーを1人欠いた状態で、ばってん少女隊、どうなるのか!?
 1万キャパの会場で戦えんのか? やれんのか?

 ていうか。。。こういうときこそ応援するのが、隊員だろうがっ!

 そんな感じで、電車の中で胸を熱くしながら、ドキドキで横浜アリーナに向かうのでありました。


 なお以下、セトリ等ネタバレ有りでレポしてますので、配信アーカイブこれから観るからまだ知りたくなーい、という方はここでばいばいばーい。
 でも観終わった後、読んでみてもいいかな、と思ったらまた帰ってきてね。


■ライブレポ

概要 (セットリスト)

16:58開始 約25分
観客約5,000人、有料配信あり
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セットリスト
1.OiSa
2.ジャン!ジャン!ジャン!
MC 自己紹介、普段は6人組です
3.わたし、恋始めたってよ!
4.虹ノ湊
5.さがしもの
告知、11月、中野サンプラザで会いましょう!
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●会場の様子

 感染症拡大防止対策は、いつも通りでした (マスク着用、入場時の検温、消毒、声出しNG、スタンディングエリアには立ち位置を示すテープあり) 。
 で、わたくし、@JAM EXPOは2019年以来なのですが、今年の会場全体のお客さんの数は、以前と比べて、70〜80%くらいに感じました (14時以降のストロベリーステージのお客さんの数から推測しています) 。
 この数字をどうとらえるか、その評価は置いておいて。。。強調したいのが、今年は、ばってん少女隊のステージのお客さんが多かったように感じた点です。

 前後の出演グループに恵まれていたこともあったでしょうが (直前が、同じ事務所の先輩、ももいろクローバーZ佐々木彩夏さん率いる浪江女子発組合、2つ後ろに佐々木彩夏さんソロステージ) 、これまで地道に重ねてきた活動が実を結び出しているというか、「ばってん少女隊のステージを観よう」とする人が、多かったと感じました。
 直前の浪江女子発組合のステージが終わっても、お客さんが全然減らないどころか、なんならむしろ増え続けている中、ばってん少女隊のステージのお時間となりました。


●ばってん少女隊ステージ

 定刻を少しだけ押した16:58、無音で暗闇の中、ばってん少女隊が登場しました。

 1曲目は「OiSa」(MVはこちら) 。
 たくさんのアイドルファンが集まるフェスでは、まずこの曲をやっておかないと話が始まりません。
 2020年にリリースされたアルバム「ふぁん」の収録曲の1つでありながら、有線でじわりじわりと人気に火がつき、2021年3月末から約半年間、継続的に有線チャートのトップテンに入り続けた、ばってん少女隊の代表曲です。

 そして。。。この曲のメインボーカルは、今日お休みのちゃん瀬田なのですが、彼女のパート:サビ「ほらね 真っ当に生きてしまうから 満身創痍だ 満身創痍だ」のところで、ちゃん瀬田の歌声が、会場に響きました!
 Aメロの歌い出し、ちゃん瀬田のパート「君が思ってた想定の遥かナナメ上〜」を、上田さん (上田理子) が歌ったように観えたので、代役パターンかと思ったのですが、サビは明らかにちゃん瀬田の歌声でした。
 公式ツイートで、「さくらの声も音源で一緒に流す」とあった通り、歌声は「6人」でした。


 それって。。。要するに、全部口パクだったんですか?
 と問われたら、私の答えは「NO」です。
 ちゃん瀬田パートのみ、歌声を加えたトラックで、他メンバーは生で歌っていたと思います。

 というのも、続いて披露された2曲目「ジャン!ジャン!ジャン!」(ライブ音源はこちら) で、歌割を飛ばすミスがあったからです。
 「お気に入りの服、友達とカブった〜」のところ。誰とは言わないが、たぶん柳美舞ちゃんだと思う、ドンマイ!
8.29追記:アーカイブ確認したら、歌割、柳美舞ちゃんは全然ミスしてませんでした。失礼いたしました!

 ちなみに、私は「口パク=悪いこと」だとは全然思ってない立場です。
 口パクでパフォーマンスするのも、1つのスタイルだと思います。
 裏を返せば、「生歌」でも下手だったら「ヘタクソ! もっと発声練習せーや!」って思う人間 (わし、合唱部出身じゃけえ) なのですが、そんな話はどうでもいいっすね。


 何はともあれ、無表情の「OiSa」→「ジャン!ジャン!ジャン!」で笑顔爆発!
 笑顔がE! 素晴らしE! な必勝パターンが見事に決まり、@JAM EXPO2022ばってん少女隊、快調なスタートを切ったのでありました♪


上田「ストロベリーステージへお越しの皆さま、こんにちは! 私たち、ばってん少女隊ぃいいいいい。。。」
5人「だぁー!!!!!!」
 1人ずつ、名前のみの自己紹介を行なって。。。
上田「はい、本日は体調不良でお休みなんですけど、普段は瀬田さくらを含む6人で、九州を拠点に活動しています。今日、私たちを初めて観てくださった方もいらっしゃると思いますが。。。私たちを初めて観たという方ー?」
会場  (ちらほら手が上がる)
上田「おー、けっこういますね。是非、この機会に応援よろしくお願いします」
春乃「10月にアルバムをリリースする予定です。これからリリースイベントを行っていく予定ですし、今日のステージでもアルバムに収録する曲をやっていきますので、最後まで楽しんでください!」


 MCが終わり、会場が静まった中に響いたのは、「わたし、恋始めたってよ!」のイントロでした (MVはこちら) 。

 ちゃん瀬田お休みと聞いて、「たぶん、5人だとやらないんだろうな」って、真っ先に思ったのがこの曲だったので、イントロがかかった瞬間、鳥肌が立ちました。

 というのも、この曲はフォーメーションダンスで、3人ずつ2列になる場面がたくさん出てきます。
 3人:前向き
 3人:後向き (背中を見せる)
 そして前後の2人が何度も入れ替わるので、1人欠けて「奇数」になると、とってもやりずらい曲だと思ってたんですね。
 ところが、ちゃん瀬田と前後のコンビを組む上田さんが、今日は後ろ向きにならない感じにアレンジしていて、見事に5人でのダンスで「わたし、恋始めたってよ!」を披露してくれました♪
  (なお、歌は、音源でちゃん瀬田の声がしっかり入っています)

  「ジャン!ジャン!ジャン!」でアゲアゲだった会場を、「わたし、恋始めたってよ!」で、切なくも美しい雰囲気にした後、「虹ノ湊」(MVはこちら) が続き、夏のさわやかさをギュッと濃縮したようなパフォーマンスが披露されました。
 直前の浪江女子発組合のときは、会場は「ピンク」のペンライト (佐々木彩夏さんのメンバーカラー) でいっぱいでしたが、「虹ノ湊」では、「6色」のカラフルなペンライトの海で会場が染まり、サビではみんなでワイパー♪


 そして、本日最後の曲は「さがしもの」。
 アルバム収録予定の新曲で、音源はまだ公開されていませんが、めちゃくちゃ楽しい曲 (一部だけ聴ける公式ツイートはこちら) ♪

 足下のステップなど、ばってん少女隊のメンバーは難易度の高いことをやってるはずなのに、初見さんでもすぐ楽しめちゃう、この「さがしもの」は本当に素晴らしい曲ですね。

 佐賀県をモチーフにした曲で、曲中に登場する「S」ポーズのところでは、きいなちゃん (春乃きいな) が、
「みなさんもご一緒に! 右手が上、左手が下だよ〜」
 と、うたのお姉さんみたいな、優しい口調でレクチャーしてくれた場面で、会場中のきいな推しが心をぶち抜かれ、メロメロになったところでばってん少女隊のステージは終了となりました。

上田「ありがとうございました〜! みなさん、一緒に踊ってくださってありがとうございます!」
希山「後ろの方まで、ありがとうございました!」
上田「私たちは、11月26日に中野サンプラザでワンマンライブを行います。ばってん少女隊史上、最大規模の会場でのワンマンライブですので、今日会えたみなさんと、また会えることを楽しみにしています。
 それでは以上、私たち、ばってん少女隊ぃいいいい。。。」
5人「だぁあああ!!!!!! ありがとうございましたー!!!!!!」


■雑感

 そんなわけで、ばってん少女隊、1万人キャパの会場に負けず、素晴らしいステージを魅せてくれたのですが。。。
 今日は、六本木トリコロールシアターにて、元ばってん少女隊メンバーのありっさー (西垣有彩) が主役を務める舞台『虚構の森でハローハロー』の千秋楽でもありました。
 ありっさーの話題を持ち出したのは、1回も観に行かなかった自分を懺悔したいから 2016年に上田さんが体調不良となり、初めてばってん少女隊が「5人」でステージを行ったとき (WILD BUNCH  2016年 8.21@山口きらら博記念公園) の話をしたいからです。

 上田さん不在で、「満足のいくパフォーマンスができなかった」と、各メンバーがブログで悔しさをコメントする中、上田さん自身がこんなブログを残しています。

ありっさは、「理子も悔しかったかもしれないけど、ありさ達もいっぱい悔しかったから、今回のライブも6人でしたんだよ」って言ってくれて、本当に恵まれてるなぁと思いました。

ばってん少女隊オフィシャルブログ:上田理子/2016年8月22日

 ありっさーは「ステージには一緒に立てなかったけれど、"思いがひとつ" だったのだから、今回も6人だった」と、上田さんに声かけをしていたわけです。
 本当に優しい言葉だと思います。

 @JAM EXPO2018とか、大きなステージに立ったばってん少女隊が、アウェイの中、ピンチになると、煽り担当だったありっさーがいつも一生懸命に孤軍奮闘していた姿が浮かびます (そのときのレポ→【ライブレポ】ばってん少女隊 @JAM EXPO2018 「びびびと来るよ」と、西垣有彩は言った ) 。


 今回、ちゃん瀬田横浜アリーナ等のステージに立てず、悔しかったと思いますが、体調を崩すことは誰にでもありますから、ゆっくり休んでください。
 そして、今回もばってん少女隊は「6人」でライブを行ったのだと思います。1万人キャパで、本当に広〜い会場でしたが、集まったお客さんを楽しませてくれました。

 来週は、さらに大きな会場:キャパ約2万人のさいたまスーパーアリーナでの『Rolling Stone Japan LIVE 5th Anniversary Special supported by Tポイント』の、オープニングアクトとしてのライブが控えています。
 ちゃん瀬田の体調が回復して、また元気なパフォーマンスが観られることを期待しつつ。。。

 さしあたり、愛ちゃん (希山愛) のブログ読んで寝ま〜す。
 本当に楽しいライブでした。
 どうもありがとうございました。



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