専門学校か大学で迷っているあなたへ(前編)
イラストやデザイン、ゲーム開発や運動、音楽といった実力があれば成功できると思える職業を夢に見て大学ではなく専門学校に行こうと考えている方に私の経験を踏まえた上で再度検討して欲しいなと思いノートを書きます。
私は小さい頃から周りから絵がうまいと言われ将来も間違いなく絵に関する仕事に就くと考えていました。
そして高校3年生になり勉強も好きではなかった私は専門学校に行くことしか考えていませんでした。
その後東京に上京して専門学校に入るのですが、専門学校というのは殆どなにも教えてくれませんでした笑
これは本当です(マジ
これは専門学校に通った事のあるあるかもしれませんね。
何も教えてくれないというと教員をされている方々に怒られそうですが、仕事として使えるレベルまであなたの実力を引き上げてはくれないという意味です。
これは専門学校だけではなく大学も同じかもしれません。
ただし専門学校と大学の違いはあり、大学の場合は経歴として意味があるのでつぶしが効きます。ですが専門学校は本当に何のプラスにならないどころかわりと周りに言うのが恥ずかしいので黒歴史に近いです。
専門学校でももちろん実力を伸ばせる方はいると思いますが、そういう方は独学で実力を伸ばしています。
ようするに専門学校とは2年間独学を続けられる期間を提供してくれるだけの場所なんですね。
経歴にもプラスにならず、自分の意思で独学する期間を貰えるだけならそれってもう専門学校に通う意味って何もないですよね。
しかも大学と同じく卒業までに数百万かかります。
私はウィングマンや電影少女、Is”(アイズ)、ZETMANといったジャンプで有名になった桂正和さんのところで漫画家アシスタントをしていました。
その時必要な背景に木を描く必要があったので、入ってすぐは木をひたすら練習で描かされました。(原稿を触らせてくれるレベルではなかった)
毎日朝11時から翌朝5時まで泊まり込みで19時間ひたすら木を描き続けた私は、先輩のアシスタントの助言もあり3日目にしてやっとコツを掴むことができ原稿を手にしました。
気になる方のために書いておくとコツというのは自然物に関してはランダム性で、満遍なく木の模様を描くのではなくまばらに、そして線の太さもにもメリハリを出す事でした。
このたった3日で得た上達は専門学校の2年間で得たものの数倍価値があるものでした。・
・学生のときに全力で描いたもの
・仕事として描き出して1週間程度のもの
・半年程度後のもの
話が長くなる為part2に続きは書きますが、これ以降も大学に行っていれば良かったなと思う機会が度々訪れます。
続きは後編にて。
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