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【考察】来年夏に衆参ダブル選はありえるか。内閣不信任とか

来年夏(6月か7月)に参院選があるのは確定なのだが、また衆院選をやる可能性があるのか考察してみた。

結論:30%ぐらいかな。

過半数割れした自民党では石破総裁の責任を問う声が挙がっている。
辞任するとしたら来年の通常国会で予算を通してからだろうと言われる。
そこで総裁が交代したとして、少し支持は上がり、すぐに解散を打つかどうか。
私は可能性は低いと思う。
先の衆院選が先月で、1年経たずにまた同じ選挙をやるのか。
しかも「支持が上がったらから今やっちゃえ」に見える。
自民党はさらに苦境に立たされると私は思う。

もうひとつは内閣不信任決議案。
出席議員の過半数で通る。
可決されたら衆議院解散か内閣総辞職となる。
自公で過半数を割れているので、全野党が賛成に回れば通る。
衆院の過半数は233。
自民公明以外の全野党を足すと238である。

内閣不信任が可決されたとして、そこで解散総選挙となるか。
うーん。私ならやらない。だって負けちゃうもん。
内閣総辞職で総理大臣交代かな。

その前に、国民民主党の要求をできるだけ飲み、内閣不信任に賛成しないよう頼むと思う。
自民党さん、年収の壁見直しぐらい無条件で通したほうが良いと思う。

そして、参院選に合わせて衆議院を解散するか。
うーん。やはり私ならやらない。支持率は戻っていない気がする。
私が自民党の人間なら、内閣不信任が通ったら解散はせず内閣総辞職、来年にダブル選はしない。4年後はありえる。
(そのときの状況にもよるが)

1年以内に衆議院が解散された例は1980(昭和55)年の「ハプニング解散」。
大平内閣であったが、自民党内で抗争があり、離反(採決に欠席)が出て、可決された。
あまり詳しくないので気になる人は自身で調べてもらいたい。

ということで、ダブル選の可能性は30%とした。
願望も入っているので信じるかどうかは自己責任で。

私は来年にダブル選はやってほしくない。
だってやったばっかりじゃん。
どこも過半数を持っていない「ハングパーラメント(宙づり議会)」は不安定なところがあるが、しばらくこれで良い気がしている。

現在キャスティングボードを握っているのは国民民主党だが、まともな野党なので、国全体が混乱するようなことはしないだろう。
維新もあるが、こちらも常識外れなことはしないだろう。
(これが共産・れいわ・社民だったらやばかった)

ただ、世の中は何があるかわからないので絶対にないとは言えない。
政界、一寸先は闇と言われる。
カオスな時代到来か。なんとなく不安定な状態が続く気がしている。
少数政党にとってはチャンスもある。
私は日本保守党に期待している。

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