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冷え性改善目的から始まった銭湯通いがサウナの聖地に行くまで

私が銭湯に行き出したのはちょうど1年くらい前。長年の悩みだった冷え性を改善すべく、大きなお風呂でしっかり温まりたいと思ったのが銭湯通いのきっかけであった。その場合サウナがセットになっていることも多く、必然的にサウナもたしなむようになるのだが、そこで知るのが「サウナの聖地」があるということ。サウナ好きに今さら説明する必要はないのでその辺りは割愛するが、この1年で聖地に行ってみたいと思うくらいいろいろ成長してしまったのである。

で、今回、聖地のひとつと言われているの静岡の「サウナしきじ」に日帰りで行ってきた。空いている時間帯を狙いたかったので、朝早くから新幹線乗って、って気合い入りすぎている。実際サウナに入ってみてわかった。めちゃめちゃ心地いい!

サウナは2種類。フィンランド式、中には熱いという人もいるみたいだけど、個人的な感想としては、女性サウナの場合、そこまで熱さと息苦しさを感じず、テレビを観ながらじっくり汗をかくことができる。たまにとにかく熱い、痛い、みたいなとこあるけど、まさに「こういうのでいいんだよ」という、サウナの見本みたいな心地よさである。

そして癖になるのが薬草サウナ。しきじの敷地内に入ったときから独特なにおいを感じていたけれど、それを全力で浴びることができる。薬草風呂より強烈だ。不思議な薬草の香りに包まれてじっくり蒸されていく感じがとてもよい。そして気がつけば大量の汗。なんといっても時折床からものすごい勢いで激アツスチームが出てくるのが衝撃的だった。「熱いのでやけどに注意」的な貼り紙があって何のことかと思いきや、これか!と。突然ものすごい音と共に出てくるスチーム。ジョジョの「ゴゴゴゴゴゴゴ…」という表現があるけれどまさにアレ。なかなかのイベントだった・・・フィーバータイムと言われているらしいけどその名にふさわしい時間である。出るのは玉でもコインでもなく、汗、汗、汗。とにかく熱いのに不快にならない、むしろ楽しくなっちゃうっていうのがすごく印象的だった。

この日は、ちょうど「ミヤネ屋」の時間で、今問題になっているホストにハマる女性のどうたらこうたら・・・っていうのを話題にしていて、なんともいえない気持ちでニュースに耳を傾ける(薬草サウナは音声のみ)。サウナ室は明るい方がいいのか暗いほうがいいのか、テレビがあるのがいいのか音楽が流れているのがいいのかどれがベストなのか考えたりするけど、最近はサウナでテレビをじっと観るのが好きかもなと思った。熱い中でじっとしているの苦手だから、テレビでも観てたほうが時間が早く感じる。

サウナといえば水風呂だけど、これもまた冷た過ぎないというのがとても私好みだった。冷た過ぎないから長めに入れるし、何よりそのまま飲めるのがよい。持ち帰りOKという天然水、ありがたくいただいて帰った。ご近所さんだろうか、空の2リットルのペットボトルを何本も持ってきている人がいた。羨ましい。帰宅して、早速お茶やコーヒーを淹れたらいつもの味が全然違ってびっくり! まだ残っているのでこれでご飯を炊きたい。

そのほか、マッサージ、サ飯、グッズ購入と初めてのしきじを堪能した。みんなはどういう理由で聖地に選んでいるのかわからないけれど、とにかく「こういうのでいいんだよ」が詰まっている。基本的にはお風呂もちゃんと気持ちよくあってほしいので、ここではあまり触れなかったけれどお風呂も、サウナも、その他もろもろも・・・とてもよかったので半年に1回は行きたいなあと思った。東京からだとちょっとした旅感覚で行けるのがいいなあ。

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